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あおさんのレビュー一覧

投稿者:あお

33 件中 31 件~ 33 件を表示

紙の本それはスキのせい

2002/07/07 02:31

全部あげる。

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天真爛漫な虎ノ介とクールで大人な一条の話『それはスキのせい』と、美形だけど変わり者の守といいかげんで気の弱い先生染谷の話『これもセンセイのせい』の2本立て。

『それはスキのせい』
この作品は、五百香ノエル先生がはじめて書いた商業誌での読みきり短編だそうです。商業誌ではじめて…そのせいか、トラの思いこみが激しくて、作品的には上滑りの感が…。トラはカワイイ性格なのですが、トラが一条を好きになる理由が薄いんです、名前を言って笑わなかったから、ってだけであんなに好きになるなんて、ちょっと不自然。きっと他にも積み重なった理由があって好きになったんだと思うんだけど、そこらへんの事情がまるで書かれていないので、読んでてどうしてトラがこんなに一条を好きって言ってるのか、トラの気持ちについていけませんでした。一条も、どうしてトラが好きなのか理由がわからないし。好きなら好きで、少しはそういうそぶりも見せて欲しかったなあ。一条自体、トラと両思いになるまで、ほとんどどういう人物かさらっとしか書かれていないし。五百香先生らしさはもうバリバリ感じられますが、作品としてはまだまだ…かな?

『これもセンセイのせい』
こっちの作品の方が、まだ感情面で納得できました。染谷はイマイチ魅力がないけど、守の気持ちはちゃんと書かれています。守みたいなキャラも、いいですねえ。変わり者の美形!! ただ、相手がぱっとしなさ過ぎの染谷、って言うのがもったいないかなあ。脇役として一条とトラが出てくるのはいい感じ。一条は、主役で出てた『それはスキのせい』より、こっちの作品での方が個性が出てていい気がします。

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紙の本秘密のナゾテン

2002/07/07 02:12

ナゾの転校生、略して「ナゾテン」!!

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主人公の森純也は、カッコイイのになぜかひとことも口をきかないナゾの転校生、略して「ナゾテン」とあだ名を付けられた三木玲と、クラスで1番に親しくなった。純也は三木をなんとかクラスになじませようとがんばる毎日。でも、肝心の三木は、そんな純也の気持ちも知らず、クラスと馴染もうとする気配ナシで…。

純也が主人公の「ナゾテンの距離」と、三木が主人公の「ナゾでもなんでもない話」の2話が収録されています。でも、この本読んでも、イマイチすっきりしない。読むといきなり純也と三木がもう仲良くなったとこから始まってるんだけど、仲良くなった経緯がほのめかされるけど、具体的には書かれていないんです。そこだけスポーンと抜けて書かれてる。なので、そこを知らない読者としては、話の流れに面食らってしまいます。おかしい理由は、あとがきを読んで知りました。純也と三木の出会いと仲良くなるまでの話は、別のところで書かれていて、この本には入っていないのです。つまり、この本はそれの続きに当たるわけです。でも、文庫として買ったのに、どこにもシリーズだとも続きだとも書かれていないのに、それってフェイントだよ〜って感じ…。前の話がこれに入ってるならワカルけど、それがなくて1冊になってるのは解せないところ。かなり残念です〜。結局肝心の出会いが抜けてるので、読み終わってもいまいち消化不良でした。

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紙の本Barパラダイスへようこそ

2002/07/07 00:58

シリーズカップル全員集合!?

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主人公は、バー「パラダイス」を経営する元モデルの北川駿と、元マネージャーの今泉雅人。華やかな世界を捨てて、ゲイカップルとしてのささやかな幸せを選んだ二人は、平穏に店を切り盛り。でも、雅人の義父の恭介が、バーの開店一周年パーティーに現れてから、雅人の様子がおかしくなり…。

読んでぶっ飛びました。えっ、これがコバルト文庫!? わたし的には、コバルトどころか、どこかアダルティーな文庫向けな作品のように感じました。主役も年齢高いし、ボーイズラブの中でもカワイイ感じのお話はあるけど、これは結構ディープだし…。なにより、えっちがかなり…えっちです(汗)。うーん、少女向けと言うより、アダルティー向けな作品だと思います。残念ながら、この作品は秋月先生の作品の中ではちょっと面白さにかけるかもしれません。面白さは人それぞれなので、あくまで個人的意見ですが、内容がどこかで見た昼メロみたいで、先が読めちゃうのが難点。あと、いつもに比べて奥が浅い気が…。

秋月先生が「主役交代リレー小説」と呼んでいるこのシリーズ(続いているわけじゃないけど、キャラが共通だったり、コンセプトが同じ作品です)を読んでいる方に嬉しいのは、知ってる顔が脇役として出てくることだと思います。『夢見る眠り男』の英ちゃんと、研二さんカップル、『身持ちの悪い姫と騎士』の旭とエツカップルが、それぞれ登場。話の中の「ACT 2」は、かつて主役だった彼らが出てきて、今の様子を垣間見ることが出来ます。こういう楽しさって、なんだか商業誌っぽくなくて、いい感じかも!? ただ、昔出てきたキャラが活躍するのは嬉しいけど、その分今回の主役の影が薄かった気がするのも事実です。

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