jyarumamaさんのレビュー一覧
投稿者:jyarumama
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紙の本きりかぶのともだち
2003/11/24 23:42
なかよしのしょうこ
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大きな木だったときは、とても見晴らしがよくて
森の友達もたくさん話し相手になってくれた。
きりかぶになってしまってから、すっかりそんなことがなくなって
誰もきりかぶと話をしてくれる人がみつからず、寂しい日を過ごしていた
ある日、きりかぶの近くにタンポポが咲いた。
ところがこのたんぽぽは素直にきりかぶとお話ができずに
いつもいつもケンカばかり。
季節が過ぎて冬になったとき、すっかり元気のなくなってしまったきりかぶに
声をかけてくれたのは…。
すっかり視野が狭くなってしまったきりかぶ。
そんな限られた範囲の中で、自分の気持ちを少し変えてみることで
今まで気づかなかったものを感じられるお話です。
ふだん気づかない景色を今日は眺めてみようかな。
そんなふとした心のゆとりを与えてくれる本でした。
紙の本きりかぶ
2003/11/24 23:34
ありがとう
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歳をとったきりかぶはひとりぼっち。
青いはっぱと、大きな枝はきりかぶの自慢でした。
でも、ある日突然きりかぶになってしまった自分の姿をみて
がっかりしていると、森の仲間がつぎつぎにやってきました。
こんな姿になった自分と
仲良くしてもらえるのだろうか。
寂しくなってしまったきりかぶに、森の仲間は…。
すっかり自分の姿がかわってしまい
がっかりしているきりかぶ。
みんな年をとり、姿が変わっていき、自分の気持ちも変わっていく事を
親しみやすい木と動物で、気持ちの変化を優しく教えてくれる本です。
きりかぶには
友達ができるのだろうか…。
自分の姿をみて喜んでくれる人がいるのだろうか。
ちょっぴりせつなくて、でも心があたたかくなるような絵本です。
紙の本たぬきのいとぐるま
2003/06/02 23:40
見えない糸
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きこりの夫婦の家に、かわいらしいたぬきが遊びにきた。
いたずらをして罠にかかったたぬきを、やさしいおかみさんが助け
それ以来、たぬきはおかみさんの所へ、そっと遊びに行くようになった。
破れた障子の隙間から、おかみさんを見ている狸。
おかみさんが一生懸命糸をつむいでる姿を真似し、いつのまにか
その姿をおかみさんが楽しみにするようになっていた。
そんなきこりの夫婦が、冬がくるので山をおりる日がやってきた。
「あの狸はどうするのだろう」
心配していたきこりの夫婦が、春になり再び小屋を訪れると
目の前には…。
おかみさんと、たぬきの間に
やさしい糸があるような…。
それは目には見えない糸だけど、気持ちが伝わるとてもとても
優しい糸。
そんな風に感じられる本です。
文章は比較的大人向けですが
読み方を工夫すれば、ママと子供の間にいつのまにか
見えない糸が、たくさんの家族に…。
今日はどこでいとぐるまが回っているのかな。
紙の本たっちんのヤダッ!
2003/06/01 23:43
あまのじゃく
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「○○しなさーい」と言われると
つい「ヤダっ」と言ってしまう、たっちん。
ママが色々質問しても
いろんな言い訳をして逃げていってしまいます。
子供の気持ちで、一生懸命理由を考えて行くのですが
だんだんお母さんの言ってる質問に、たっちんは…。
はい。と返事をしていても
行動は常に逆の事をしてしまう今の時期(2歳〜3歳)の
成長を、楽しいテンポで話せます。
「…いいもん」という台詞のあと
「いーもんっ」と繰り返す子供のテンポもつい楽しくて
物語が終わりに近づくにつれて
逆に
「こんどはどんな反撃をするのだろう」と
読んでいる方も楽しめるお話です。
おふろがきらいな?たっちん。
今日はどんな言い訳を考えているのかな?
2003/06/01 23:33
がんばれちびっこ
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あらしの次の日、みずたまりの中でメダカくんが一人ぼっちでいるのを
カエルくんが見つけました。
みんなの住んでいる所に帰りたいメダカくんを
一生懸命励ますのですが、お天気がだんだん良くなり
メダカ君のいる水たまりの水が、なくなってきてしまいました。
「メダカ君が死んじゃうっ!」
カエル君は森のみんなと一生懸命、メダカ君を運ぼうと
いろんな方法で少しずつ進むのですが…。
森の中に住んでいる、小さい小さい生き物たちが
力をあわせて、友達を救おうとする暖かいお話です。
どんなに小さくても、一人一人がかんばって
協力すれば、できないことはない。
そんな勇気を与えてくれる本。
「はぁ〜良かったねぇ」
5歳になる娘が本を読み終わった時に
「ドキドキしちゃった」と、子供の心に
「どうなっちゃうんだろう」と、ドキドキしてしまうような
吹きだしがついていたりで、普段読んでいる本とはまた
違った形であるところも、楽しめます。
紙の本もぐらさんのいびき
2003/06/01 23:18
ひこーきぶ〜ん
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もぐらさんの仕事は大忙し。
元気でいたずらっ子な五匹の子供たちは
そんなお父さんが大好きなのに
やっぱり「遊んで〜」と、かえってくると
色々要求するのです。
ところが疲れているお父さんは、すぐに寝てしまいます。
一生懸命お父さんを起こそうと、あれこれしてみるのですが
いつのまにか、おおいびき。
とても大きないびきにびっくりするどころか、子供たちの
とった行動は…。
物語の中に、クイズがあったり
一生懸命働いている姿を、楽しく表現していたりで、
子供も考えながら、そして
「パパみたいね〜」と、思わずポロっと本音がでたりで
普段の子供の気持ちも、親の気持ちも
お互い優しく、あたたかく伝わる本ですね。
最後の方のページは
いつのまにか寝てしまった子供たちの姿をみると
意外とどこの家庭でも見られる姿では??
と、思わず笑顔が出てしまうような本です。
今日はもぐらさんの子供たちは、一体どこへ遊びにいったのかな…。
紙の本ぶどう畑のアオさん
2003/06/01 23:05
本当のつよさ
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夢で見た丘の上のぶどう畑。夢からさめたアオさんが
森を抜けて行ってみると、目の前に現われたのは
夢で見たぶどう畑だった。
「みんなにはないしょね」というネコさんに
「やくそくだよ」と言った矢先、出会った動物たちに
うっかり話してしまい皆で行くことになってしまいました。
それでもアオさんは
「みんなで食べたほうがおいしいよ」と、出会った動物たちと
ぶどう畑へ進むのですが、待っていたのは…。
優しい人(動物)とはどんな動物なのか、
ほんとうの力を、優しい文章で教えてくれる
「アオさんのような思いやりをもってくれればなぁ」という
感想を持てる本です。
楽しい事は、一人よりもたくさんの人と。
そんな気持ちも不思議ともてるように感じてくれればなぁ。
優しい気持ちを自然に感じさせてくれる本ですね。
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