げっぷ5号さんのレビュー一覧
投稿者:げっぷ5号
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紙の本悪童日記
2001/09/17 19:33
悪童日記
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傑作である。ハヤカワepi文庫は若い人をターゲットにしたので、翻訳は平易な文章で書かれていて、文字も大きいが、内容は文学史に残るような傑作である。「悪童日記」もその例に漏れず傑作である。文学を読みたいがなににしようか迷っている人にお勧め。
紙の本方法序説
2001/09/09 15:29
われ思う、ゆえにわれあり
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方法序説という本を読んで事がなくても「われ思う、ゆえにわれあり」という言葉を聞いたことがある人とは多いのではないか。これの本はかの有名なデカルトが書いた傑作であり。哲学を近代科学と結びつけた傑作でもある。絶対読んで損はしないし、薄いの読みやすく安いからお買い得。
紙の本善悪の彼岸
2001/09/09 14:48
難しい哲学書
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なかなか難しい哲学書である。というか難解である。この文庫本を読もうとするならまず、ニーチェ周辺の本を読破してからだと面白く読めると思います。
紙の本幸福論
2001/09/07 14:08
幸福になるにはどうすればいいか?
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この本には幸福になる秘訣が詰まっている。どうしたら人は幸福になれるかが具体的な例に基づいて書かれている。これは上質な啓蒙書である。
紙の本夏の花 心願の国
2001/09/04 21:48
原爆そして原民喜という人間
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ここに収められている作品は原爆小説である。原民喜氏は被爆したことで有名である。そして、彼はその後自殺している。このことから彼の文学をどうしても原爆ということと結び付けないわけにはいかない。なぜなら、彼にとって原爆とはそして被爆体験とは切っても切り離せない現実の文学体験であるからなのである。次世代に原爆という体験を伝えるということにおいても原民喜文学の意味は大きい。
紙の本新年の挨拶
2001/09/12 21:02
エッセイ
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難解で有名な大江健三郎氏には珍しい読みやすい文章。しかし、中身は大江健三郎文学にも通じるもので充分楽しめ、大江氏の意外な一面が見られてためになります。ぜひ、読んでみてください
紙の本悲劇の誕生
2001/09/09 15:43
悲劇の誕生
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ギリシャの文化に造詣が深いニーチェならではの一流の哲学書。彼は彼独自の考察をギリシャの文化の例えを交えながら流麗にそして力強く述べてゆく。この作品はニーチェの処女作であり、彼自身の悲劇の始まりでもあった。
紙の本知性について 他四編
2001/09/09 15:38
知性について
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知性について哲学者であるショウペンハウエルが行なった深い洞察が書き記されている。彼の第一級の見解が述べられており、知的な職業に就こうと思っている人にお勧め。
2001/09/09 15:35
自殺について
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自殺について考えた事がみなさんはあるだろうか? 考えたことがある人もない人もこの本では一流の哲学者シュウペンハウエルが死に対する概念ひいては表題ともなっている自殺にたいする考察を述べている。普段考えない死についてたまには深く考えたい人にお勧めです。
2001/09/09 14:57
傑作
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傑作。下巻ではついにツァラトゥストラの口から永劫回帰の思想が語られる。そして、感動の結末が待っている。
読みやすく、平易な言葉で書かれているので哲学書が苦手な人でも安心して読める。
紙の本この人を見よ
2001/09/09 14:44
この人をみろ
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ニーチェが今まで書いてきた作品に対する自分の評論をまとめたもの。相変わらず、ニーチェらしく自意識が強いというかナルシズム旺盛な評論である。ニーチェをもっとより深く知りたい人にお勧め。
紙の本草迷宮
2001/09/06 18:58
草迷宮読むのも迷宮
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泉鏡花の作品である。あいあわらず泉鏡花らしく難解で典雅である。くわえて、今回は題名が「草迷宮」といかにも難しそうな名前である。実際、読み進めてゆくのは難しかった。しかし、その反面、面白くもあった。
2001/09/09 15:02
読書について
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読書についてショウペンハウエルは的確かつ的を得た箴言を書き記している。読書とは人から考える力を奪い去るのである。多読家の人は要注意。本ばかり読んでいると足元をすくわれますよ。
紙の本ブリキの太鼓 第3部
2001/09/04 21:38
ブリキの太鼓第三部
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敗戦後、オスカルは職を転々として生き延びてゆく。しかし、ひょんなことからオスカルは殺人事件の容疑者にされてしまい、逃亡することになる。しかし、容疑も晴れ、ドイツの名作は幕を閉じる。
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