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onomonoさんのレビュー一覧

投稿者:onomono

52 件中 1 件~ 15 件を表示

おやじギャグ風昔話

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 おやじギャグというのは、おやじが若い娘に話して、「サム〜イ」と言われて完結するものですが、本書を読んでいると中年エロ作家が昔話をおやじギャグ風に書き換えて、それがいかにも投資の心得を語っているんだという自己満足に浸っているようにしか思えない。
 おやじギャグを無知な投資家おやじに言って、「ははーなるほど投資というのはそうものだったのか」と納得されても中途半端に終わるだけで、あまり面白みはない。
 別に株とかやらなくても競馬でもやっていればリスクとリターンの関係やポートフォリオの考え方などは自然に身についているから、この本を読んで感心する人がそんなにいるとも思えないけど、タイトルには惹かれるものがある。
 まあ、もともとメルマガからの派生商品だろうから、そんなに真剣に考える必要もないか。

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紙の本カレル橋の1ユーロ

2001/11/15 20:53

偽造技術の解説としては非常に面白い

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 ビジネス小説によくあるパターンだが、本書の感想としては紙幣の製造技術であるとか、スキャナでの再現技術といった技術的な部分になると記述が活き活きとしてくるが、物語の部分は色々なものを取り込みすぎて今ひとつ消化不良という印象であった。
 この著者の過去の著書を見ると科学的なジャンルの本が多いように思われるが、そういった技術的な調査については詳細になされていることがわかる。偽造紙幣のノイズを集めると一枚の絵になるという発想も面白いと思う。
 ユーロ流通と贋札といえばタイムリーなテーマだけに、物語自体の面白さが加わればあと2つは星が増やせるのだが。

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タイトルに騙されるな。

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 なかなかすごい本ですこれは。世界のインターネットバンクの紹介とあるので、現在の世界のインターネットバンク事情の解説だと思いきや、とんでもない。
 オフショアで利用できるインターネットバンクの紹介で、殆どのページがアイルランドの名門銀行の子会社のFsharpと香港上海銀行のオンラインバンキングサービスの紹介に費やされています。タックスヘイブンの銀行で外貨を操って取引したい投資家にはうってつけですが、とてもゴミ投資家では手が出せないような銀行です。まあ、ここまでニッチな市場を狙った本というのも結構ずごいと思いました。
 でも、間違えて買う人も結構いるんじゃないかな。タイトルは、「ゴミ投資家では手が出せない、オフショア世界のインターネットバンクがわかる本」が良いと思います。

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どうすればトヨタ式人間を育てられるのか

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 トヨタは昭和13年からJIT(ジャスト・イン・タイム)方式を取り入れていたというから驚きである。なぜこれだけトヨタは長い間成長し続けられるのか。会社の文化がよほど優れていて、成長し続けられるだけの経営システムが確立されているのだと思う。そういう意味で、参考になればと本書を読んだが、残念ながらあまり期待に沿う内容ではなかった。
 「Aではだめだ、Bであれ」という語り口で最初から最後まで進んでいくのだが、内容的には似通った話の繰り返しで、それがトヨタ式の人間だと言われればそうなのかもしれないが、1.そういう意識を従業員に持たせるためのインセンティブが何なのかが語られていない。2.そういう人材を育てるための人事制度も分からない。どのように「人の力=人間力」を引き出すかを中心にまとめる、と本書の説明には書かれているが、その人間力を引き出すためのノウハウが何も語られず、トヨタ式従業員はこうであり、あなたもこうあるべきだという話を並べられても残念ながら参考にはならなかった。
 本書の中に、大野耐一氏が「読んだようなことはあまり役に立たない。やってみなくてはいけない」と言ったとあるが、まさにそのとおりかもしれない。

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紙の本日本国債 上

2001/09/08 22:54

日本国債について、お勉強致しましょう。

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 「この国はいつからこんなふうになってしまったのか」とこの国の堕落を嘆きつつ、「どうしても、誰かがしなければならない仕事」をしている「誰か」に捧げる。
 正義感に満ちあふれた著者がお送りする日本国債暴落のストーリーです。
 内容的には、国債についての日本のシステムの紹介といった部分が多く、物語としてはやや物足りない感じもしましたが、暴落の可能性がさかんにマスコミで騒がれているタイミングがタイムリーであったということでしょう。
 結局は、神(市場)が最強でその下に善人がいて、悪人は滅んでいくという水戸黄門型で話は終わっていくのですが、なかなか現実の世界ではそうは行きません。
 無理やり総理大臣をからませることもないと思いますが、再生銀行には思わず笑ってしまいました。

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アナリストはサルだ。

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 「アナリストはサルだ。」という記述を見て、ああ、テレビによく出てくるアナリストというのは一番下っ端のサルだったのか。それなら勝手なことを言っててもしょうがない。と思いながら読んでいたら、それとは別のリサーチ・アナリストとなるものが出てきてがっかり。
 投資銀行というのは食物連鎖の上位に位置しているという部分が、いかにも企業を食い物にして生きているという実態を表していて面白かった。
 米国の投資銀行の実態を描いた本は色々と出ていて、内容的には大差ないと思うが、タイトルに惹かれて読む人は多いかもしれない。投資銀行への就職前に一度は読んでおきたいという意味で、一種の会社案内とも言える。
 かなり放送禁止用語が乱れ飛ぶので、翻訳者は他にどんな本を訳しているのかと訳者紹介の部分を読んだら、なんと「スヌーピーの50年」も訳しているではないか。
 翻訳者も役者やなぁ。

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辞めるのは簡単だが

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 米国人は理想の天職を探し、日本人は現状への不満から転職する。これはこの本にある言葉ですが、まさに言い得て妙です。
 著者は銀行組織への不満から退職し、はみ出し銀行マンシリーズで著作を重ねていて、本の中では作家が天職だということになっていますが、なかなか現実は厳しいようです。
 プロにならないと今後の社会では生きていけない、資格を集めてもしょうがない、でも会社がいやなら辞めてしまえと言われても、では辞めましょうという人はまずいないと思います。
 銀行内部の話は面白いです。でも、辞めたのが著者34才の時で、1958年生まれということは、ここに出てくる人事の話も10年前。まあ、今でもそんなに変わってないかもしれないけれど。まだ10年前の話で本を書いているようでは、現実は厳しい。

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ちょっと違うんじゃないかな

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 これだけ取材をするのは確かにご苦労な事です。でもタイトルに関して言うと、「主権在民だから官僚は国民のために存在する。」と書いてありますが、国(会社)の組織として政府(取締役会)があり、その政府の方針に基づいて業務を行うのが官僚(従業員)です。
 国民(株主)が直接に官僚を選んでいるわけではないので、「国民のために官僚は存在する」という意見は、要するに国民のために官僚は滅私奉公すべきだということだと思いますが、従業員は会社の一員として働いているのであって、株主のために滅私奉公するというのはちょっと違うんじゃないかと思います。
 あと、終章の最後ですが、
 「多くの人々が望んでいるのはかつての官僚支配体制の復活ではない。新型官僚たちが、永田町と霞ヶ関をリードするパワフルな新人類として再登場しないことを国民は願っている。」
 あれも違う、これも違う。
 では、いったい著者はどういう体制、どういう官僚の登場を望んでいるのかを最後に書くべきだったと思います。

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知識市場の将来的な知識仲介サービスの類型は4つに区分されます。

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 これからの時代が知識資本主義になるであろうことは、ドラッカーも堺屋氏も言っている通り、今ではすっかり世の中のコンセンサスとなってしまいました。この本の監修をされている野中氏の毎度おなじみの「形式知」と「暗黙知」の話も出てきます。
 この本の中心となるのは、知識市場の将来的な知識仲介サービスは、「顧客企業における知識の固有度」「サプライヤーの知識レベル」を座標軸とする4タイプのコントラクターになるという部分です。
1.自由契約社員
2.仲介サービス業者
3.依存型コントラクター
4.自立型コントラクター
 この部分がこの本の核心であり、著者の研究として読むには良いのだが、読み終わって今後どう活用しようかと考え込んでしまったというのが正直な感想でした。

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チャートの奥に群衆心理が見える

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 相変わらず「チャーティスト」と「ファンダメンタリスト」の戦いは続いているが、本書は「チャーティスト」の話。本書の内容は大きく3つに分けられる。
 市場はランダムであり、予測不可能であるというランダム・ウォーカー説への反証として最近よく取り上げられているカオス理論についての説明が第一部。次に心理学についての講義が第二部。その次に心理学を応用した実際のチャートの読み方について、過去の事例を取り上げて説明しているのが第三部。
 本書の最大の特徴は、第二分の心理学の箇所がかなり詳しく述べられているところに有る。人間個々の心理と群集心理によって、いかにしてチャートが形成されるかが説明されているので、単にチャートの転換点というだげてはなく、その背後の心理が分かるとひと味違った楽しみ方ができる。
 だからといって勝てるかどうかは、また別の話。

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紙の本「無償」の仕事

2001/09/24 23:08

「無償」の仕事とは、この本そのものである

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 結局は、ボランティアする方もされる方も、楽しい気分でいられるかどうかがボランティア活動の最も難しいところだと思う。「無償」でやる限りは楽しくないと続かないし、「仕事」というのは面白い所はあっても、楽しいことばかりではない。だから、「無償」の仕事というのは矛盾しているように思うが、本書の場合、この本そのものが「無償」の仕事になっているのである。読んで頂ければ分かるが、永さんは「無償」であって、講談社の編集者にとっては「仕事」になっているので、この本は「無償」の仕事となっている。
 以下、ためになるお話。「頑張ってください」というのは傲慢である。ボランティアを押しつけてはいけない。自分がやっていることに陶酔してはいけない。「祇園精舎」とは、じつはホスピスである。日本で一番古いお寺、四天王寺が建てられたときの4分の3は医療・福祉関係の施設だった。

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導入前によーく考えよう。

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 バランススコアカードの具体的な作成方法というよりは、導入にあたっての考え方が述べられている。バランススコアカードプロジェクトの2つのタイプとして、バランススコアカードの元祖カプランが想定しているトップダウンである「ダウンストリーム型」ではなく、ボトムアップ型である「アップストリーム型」について例示している。
 またべンチマーキング手法との関連でのバランススコアカード手法の説明もなされている。
 しかし、一番感心した部分は「私たちは次々と出てくる経営指標に関する理論の多様性や斬新性に目を奪われ、実は未成熟のままであるマネジメントの現実を誤解しているのではないだろうか」
 「事実、多くの企業は、古典的な伝統的経営指標でさえも指摘し得た問題を認識できなかったばかりに、今日の危機を招いているのである」
 ちなみにこの部分に至るまでに、本書の中には様々な経営手法が出て来る(ERP、デコンストラクション、バリューチェーン、ベンチマーキング等々)。コンサルタントの言葉をうのみにせず、バランスコアカードを導入する前にじっくり考えましょう。

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紙の本ホームページにオフィスを作る

2001/12/13 01:18

世にも恐ろしい

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 最初は初心者向けのホームページ作成法ですが、第2章、第3章と進むにつれて上級者向けの内容も出てくるので、ある程度インターネットが使える人でないと実践するのは難しいと思います。まあホームページにオフィスを作ろうという人ならば、そのくらいは当たり前ということでしょうか。
 第4章はIT時代の可能性と問題点について語られていますが、この本の中での位置付けはやや疑問な感じがしました。
 コンテンツ自体はもちろん野口教授が作るんでしょうが、インフラないしソフトについては、何といっても学生という低コストな人材を活用できる所が強い。
 インターネットと書籍の相乗効果をうまく生かしているという点では、野口教授は日本でも屈指でしょう。そんな野口教授が世にも恐ろしいと言っているものは果たして何でしょうか? その部分が一番印象に残りました。

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制約条件下での合理的意思決定

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 キャッシュフローをベースにした企業価値評価に関する本も世の中には色々出ていますが、この本はそういった企業価値の計算方法を簡潔に解説しているのに加えて、著者が提案しているという投資の評価指標としてのPIC法がユニークです。
 PIC法は、Profit Index under Constraintsの略で、制約条件のもとで利用できる収益性指標というもので、サプライチェーンマネジメントでおなじみの制約条件下での合理的な意思決定法ということで、NPV法よりも優れていると宣伝されています。
 意思決定についての記載が多いのも本書の特徴で、企業価値の測定だけではなく、企業価値を高めるための意思決定の仕方が解説されているところが面白い所です。
 その他、企業価値評価入門書としてフリーキャッシュフロー、資本コストの考え方や計算方法、EVA、CFROIの解説がなされています。

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ネット銀行とはネット専業銀行なのか、インターネットバンキングなのか、それとも両方なのか。

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第1章から第3章は、ネット銀行の現状の紹介。

第1章 いま、なぜネット銀行なのか?
主にスルガ銀行の解説だが、なぜスルガ銀行なのかの説明はない。
特に取材をしたのか、それとも様々な取り組みをしているということが。
インターネット専業銀行と既存銀行のインターネットバンキングサービスの違いがあまりはっきりしないが、本書全体の書きぶりからは前者のようであり、そういう意味では、スルガ銀行の場合は、インターネットバンキングサービスであり、両者が混在して説明されている印象を受ける。

第2章 淘汰の時代に突入したネット銀行先進国−米国はいま
第3章 立ち上がり、動き出したネット銀行新興国−日本はいま
日本のインターネット専業銀行の紹介
ネット銀行が専業銀行を意味するので有れば、こちらがもう少し詳しい説明が欲しい。

第4章と第5章は、ネット銀行のビジネスモデルの解説になる。
第4章 ネット銀行が成功するための条件とは?
・個人が付加価値を見出すのは、低コストと利便性
 確かにその通りだと思う。
・ネットバンキングの意義とは、企業間の連携をどのくらい密にできるか、消費者との距 離をいかに短くするか
 いま一つ理解できない。
・商品の難易度別のビジネス戦略
 なるほどと思った
・ネット銀行は銀行を機能分化する
 確かにその通り

第5章 ネット銀行がたどり着くところ
・日本は決済サービス世界最先端国なので電子マネーは失敗した
 確かにその通り。
・ネット銀行を経営的に成功させるには専業銀行でもクリック&モルタルが必要
 ネット専業銀行の場合、支店は持たないので、モルタル部分を持つのは現実には難しい。
 既存銀行の戦略としか考えられない。

 富士通総研ということでコンサルタントとしての後半部分が骨子と思うが、感心する部分もある反面で、全体としての主張が今ひとつという印象。もっとも、将来の予測は非常に難しいということでもあろう。タイトルに図解とは書いてあるが、後半はあまりそういう感じはない。


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