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ろでむさんのレビュー一覧

投稿者:ろでむ

46 件中 31 件~ 45 件を表示

紙の本欲しいのは、あなただけ

2008/04/30 04:23

考える自由を与えてくれる小説

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まずは、「パイロットフィッシュ」「アジアンタムブルー」の著者、
大崎善生氏の解説を抜粋されたい。


読む側の空想の空をどこまでも広げてくれる、物語の中に入り込み考える
自由を与えてくれる、そしてわたしたちはコンテナのように小説という広
大な海の中に浮かんでいればよい。


小手鞠るい氏のことを、自由を与えてくれる作家、だと賞賛している。
考える余地を、そっと、置いてくれているのだと喩えている。


恋愛小説なのに、恋愛小説のような感じがしない。
そもそも、恋愛とは何なのか。評者はわからない。
燃え滾る欲望を持つことなのか、
何かも捨ててしまっていい気持ちになることか・・・。


ある場面で、かもめが思い馳せているように、
好きな人の一部でありたい、全部でありたい、
そう思うことが恋愛なのかもしれない。


恋愛=恋に愛するのか、愛に恋するのか。愛+恋なのか。
わからないが、恋に恋すると、若かりし頃の恋愛(純愛)が
そのように喩えられ、昔話のひとつとして語られる場面に遭遇する。




好きな人の一部でありたいと思う気持ちは、
恋に恋している瞬間感じると評者は思う。

何も周りは見えていないのだ。
いや、見えている。あなたとわたしの世界は。


≪以下、抜粋≫
・むかしむかし、好きになった人たちを思い出すとき、 わたしはいつも、弟のことを思うような優しい気持ちになる。

・わたしが怖かったのは、それは、自由、ということだった。

・闇のなかでわたしを待っている黄色い車を見つける瞬間が、わたしは好きだった。

・「おう、きょうはかもめちゃんとデイトや」

・どうしても、その小包を開封する気力が湧いてこなかった。 開封して本を取り出す、ページをめくる、そこに書かれている言葉を読む、 読んで何かを考える、何かを感じる、何かを思う、そういった行為のすべてが、 わたしにはけだるく、空しく、鬱陶しいことのように思えていた。

・あのころの自分と、今ここにいる自分を、うまく結び付けることができない、と、私は思った。

・わたしの心のお葬式。これはわたしが男らしい人から愛されるために、どうしても必要な儀式なのだ、と。

・わたしたちはふたりとも無言だった。けれどもその無言は生きていた。運転手と助手席のあいだで、 言葉にならないくらいたくさんの言葉がゆき交っていた。男らしい人は何かを必死で伝えたがっていたし、 わたしも必死でそれに答えたがっていた。

・あなたの一部でありたい、同時に、全部でありたい。あなたの触れるすべてのものに、わたしはなりたい。

・あなたが身体で、わたしが心。あなたが海なら、わたしは潮騒。あなたが空なら、わたしは夕焼け。 あなたが問いで、わたしが答え。愛することしかできない。それがわたしの答えなのだ。

・四条から山科に戻るとき、タクシーで蹴上の坂を登りますやろ。あの坂を登るときには、うちは母親になるんです。 そうして翌日の夕方、店に出るためにあの坂を下りてきますやろ。そのときにはうちは、女になるんです。」

・「もう行かなきゃ、遅れてしまう」と、言うのはいつもわたしのほうだった。

・「幹彦さんにとっては突然でも、わたしにとっては突然じゃないの」

・この世の中には、すべてを手に入れてもなお不幸な人間がいるように、 すべてを失ってもなお、幸福でいられる人間もいるのだと思った。

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紙の本女はなぜ突然怒り出すのか?

2008/01/28 09:18

星の数だけ、彼らのすれ違いは存在している。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

女子と男子。星の数だけ、彼らのすれ違いは日常に存在している。
なぜだろう。
その、なぜ?=「数々のすれ違いの理由や原因」について、この本は答えてくれる。
一読すると、書籍「地図の読めない女、話の聞かない男」の内容と似ていることに気づくだろう。でも、上述書籍よりもこの本が優れているところは、それを科学的な観点で説明していること、そして、女性である著者なりの考える対応策が記載されていることだ。

===内容====================
第1章 どうして女はいつもこうなんだ!
第2章 女は悪魔か? それとも天使か?
第3章 男と女はやっぱり別の生き物? 
第4章 お願いだ、これだけはやめてくれ!
第5章 女を敵に回すか味方につけるかでは大違い!
=========================

評者が特段、気づきがあった点は、「女子は目の前のことしか見えない」、「貧血と低血圧の違い」である。
1点目は、「5。女は男の夢やロマンをなぜ、受け入れられないのか?」という項で説明されている。『おんなにとっては1年後の100万円を約束されるより、今日1万円もらったほうがうれしいのである』とある。しかし、評者は『それでも目の前のことよりも、この男は出世するのかしないのか判断してるんじゃないの?』考えている。つまり、子孫繁栄できる能力があるのかを判断しているんじゃないかと・・・。そういった意味では、目の前のことプラス、先のこともきっちり考えてきているように思う。特に現代社会の女子は。
2点目は、とりわけ勉強になった。女子は冷え性が多いと感じている方が多いだろう。その答えがきっちり明確にわかる。貧血は血液の「質」が問題であり、低血圧は血液を循環させる「力」足りないのが問題なのだそうだ。なるほど。また、女子特有の定期的な儀式があるために血液が足りなくなり、その結果鉄分が不足してしまうことも原因のひとつだそうだ。
 僕ら男子が、男と女は脳が違うだけで後はおんなじだ、と書籍「地図が読めない女、・・・」で理解していたが、実は脳以外の身体的な部分でも違いがある。だから、男子と女子は違うのだ!!と前提条件を持ち合わせておくことが大切であると、著者は説いている。

女子と、何気ない会話を普通に楽しみたいと考えている男子諸君は、是非とも必読の一冊である。

この本を紹介している青田典子氏も言っている。
「・・・エロスを理屈で教えてくれるバイブル本」

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紙の本「ゆっくり」でいいんだよ

2007/12/14 14:43

星の王子様は、いろんな人に影響を与えている!

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ハッとする内容ばかり。
今日からどうしよう、明日からどうしよう、
そんなレベルじゃなく、人生そのものについて考えさせられる一冊。
今年のベスト3に入る。

そして、
「星のおうじさま」は、いろんな人に影響を与えているンだと、
再認識した。


  ・忙しさとひきかえに 大切なものを ぽとぽとと 落としてゆきます


  ・休みの日くらい丸1日、時計を見ないで過ごしてみたらどうだろう


  ・ゆっくり歩けば歩くほど、はやくすすみます


  ・待つことには時間がかかる


  ・時間節約の魔法をかけることはできても、その止め方は知らない


  ・経済時間、が、自然時間、を追い越してしまっているのが現代


  ・バランスを取り戻すためには、何百年もかかる


  ・愛とは、相手のために時間をむだにすることだ


  ・人生には、はぶけないし、はぶいてはいけない時間があるんだ


  ・「ナマケモノ倶楽部」


  ・必要なもの以上は要らない


  ・いきものにはそれぞれの「生き物時間」がある


  ・スローライフ、とは上手に待つこと


  ・GHP=国民総幸福(ブータン)


  ・幸せとは、・・・。


  ・時間は使い果たしてしまうものじゃなくて、いつもやってくるものなのよ


  ・道具と自分の手をつかって物をつくる

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21世紀型のファッション!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オイラは、フランフランが大好きだ。
あの、ポップさがたまんねぇぇぇ。
デザイン家具業界に、センセーショナルを与えたと言っても、過言ではないと思う。




まぁ、品質は横においといて。
世の人々に、デザイン、という言葉を浸透させた貢献は大きい。


今日は、「フランフランの法則」のご紹介



=目次==================
1.ファッションの視点を持ったインテリアブランド
2.「ミーハー」が生んだ新ビジネス
3.「FrancFranc」の成長とターニングポイント
4.デザインによるマーケティング戦略
5.グレードアップを図るブランディング
6.「BALS TOKYO」の進化
7.理念を共有する社内外のネットワーク
=====================


著者が、まずはじめに、
”色気”のあるインテリアブランド
と書いていて、

「なるほど」

とうなずくしかなかった。



素敵な異性に惹かれるのにも似た魅力。
人の気持ちをわくわくドキドキさせる趣や風情を持っている。

なるほど。

色気か。
確かに、男性でも色気のある方が確実にモテル。
この場合の色気は、”危険な香り”というやつだ。
触れると、火傷しちゃうような、ほのかな火傷。
それを、におわせるやつは、罪な男だ。




話ずれてんけど、
【お客様の求めているものを売る=ニーズ】
というのは定石になっていて、誰でもわかってる。
でも、ニーズを満たしたら売れるかいえば、そうではない。




それは次のくだりでわかる。



 逆に、品揃えの中に、予め売れないことを承知で、あえて、”見せ筋”の商品を組み込む手法を取り入れているところは少ない。「派手すぎるがそのシーズンのトレンドを最も表現している」、あるいは「着こなしづらい服だが目をひきつける」といったデザインの商品を、あえてウィンドーディスプレイに使ったり、売り場の前面に出したりするのだ。それによって、お客様がまずはその店に入ってみようと感じる。




つまり、ニーズを満たす=良いもの=売れるのではなく、半歩先のもの、一歩先のものを、常にイメージしながら、今後の可能性を探らないと売れんげん。

また、フランフランは、フランフラン”らしさ”を体現していると書いてある。

 
 高島氏は「失敗してもいいから自分の意志をもって考え抜いてほしい。提案するならすべての責任を持つくらいのエネルギーを注いでほしい。今までの自分が持っていた枠組みを壊すくらいの強さが出てくると嬉しい」




「らしさ」を追求することは、ベンチャー企業にはたやすい(難しいけど)。 けれども、上場した会社や、社員数が200人くらいの会社は、得てして、社長の創業時の思いや志は、社員には伝わっていない。だからこそ、”らしさ”という形で、チャレンジするこは良い!推奨する! という会社に作り上げているんだと思う。


Happy morining


いまどき、こんなベターなコピーがデザインされた、マグカップを発売できるのは、フランフランぐらいだな笑

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軸をぶらさず、変化し続けることの重要性。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

株価200万!!!


上場したての頃は、そんな株価だった株式会社サマンサタバサ
そんな株を保有していたオイラ・・・。
今日のレビューは、そんな会社の社長寺田和正氏の著書。


この本は、下記の4つのコンポーネントから成り立っとる。
   ・人
   ・物
   ・宣伝
   ・場所

最初、よくある自叙伝かと思っとってんけど、
目次みたら違ってて、それだけで引き込まれた。
だって、よくあるマーケティング手法の4P戦略を
匂わしとったから。


で、中身はというと、
寺田さんが一番訴えたいことは、なんだったか・・・
それは、

   軸をぶらさず、変化していこう

ということだとオイラは感じた。
それは、色々なくだりでわかる。


  あらゆる立場やかちかんの人が見たときに、必ず形が同じで
 あること。球体はどこから見ても円に見えますよね。見えてい
 る景色は本当は違うはずなのに、結果的に見えているのは、同
 じ円なのです。(35)

  定番を売りながら、かつ革新的なものをつくっていく。そし
 てそこからまた新しい定番が生まれていく。さらにその定番が
 支持される。(131)


  私たちがどこに向かっていくのか、今後ブランドに必要なもの
 は何なのかということを示せる人物です。


そうだよ!
パスタだって、アルデンテと呼ばれるゆで方があるじゃん。
昔遊び道具のひとつだった、コマだって、軸があって回ってるじゃん。


人との接し方にておいても、おんなじことで、
話す相手が変わるたびに、雰囲気が変わるのはよくない
と個人的には考えとる。


軸がぶれてんだもん


さて、軸をぶらさず、タバサの株を持ち続けているのか、
どうかは、定かではありません。

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本質を掴んだ"恋愛"指南書

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。



クックパッドは女性を顧客にしているビジネスだ。


本書から、企業や事業の経営・運営に、組織マネジメントに、新規事業開発や新しいビジネスモデルの開発、システム作りにおいて、示唆が得られる。


相手が女性であるということは、男性向けの恋愛にも応用できると感じた。


重要なポイントは、相手を理解する、ということ。


FR社長の柳井さんの好きな言葉でピータードラッカーの名言のひとつである、「顧客を創造する」と同義語だ。


相手を理解し、相手が求めているものを想定して、ゴールを決める。
ゴールに向けて、徹底的に定量的でロジカルに攻めていく。


佐野さんの言葉「優れたドアノブは押せばいいか引けばいいかがすぐわかる」を本書で見て、村上春樹氏の新作「1q84」で出てくる"説明しなくてはわからないことは、説明してもわからない"を思い出したのは僕だけだろうか…。


-----
■目次
はじめに
序章  女性なら知っている。料理サイト「クックパッド」
第1章 就職を選ばなかった男か、たどり着いた目標
第2章 クックパッドは、なぜ「女心」をつかんだのか
第3章 細やかなサービスを実現するのは、テクノロジー
第4章 広告を見た人から「ありがとう」といわれるサイト
第5章 600万人を呼び込む「経営」と「マネジメント」
おわりに


■詳細
<はじめに>

<序章 >
・30代女性では4人に1人がクックパッドを利用している
・女性のネットユーザーがせっかちでわがままな人が少ないないのだ
・クックパッドがユーザーに提供している代表的な機能は、わずか二つだけ
・女性ユーザーの既婚比率は74.6%
・女性を集める代表的なサイト「ウィメンズパーク」「オレンジページnet」「アットコスメ」
・彼女たちは料理が好きなのかといえば、やはり食べてくれる人が「おいしい」といってくれるからだ
・サイトを訪れる目的は、「今日何食べよう」という献立の意志決定のヒント
・クックパッドは、レスポンスの向上に徹底的にこだわった
・材料を検索窓に入れる場合、その材料を生かしたい場合と、その材料を大量に消費したい場合の両方のケースがある
・クックパッドに情報として掲載される以上、「料理が楽しくなる」ものでなければいけない
・「Ruby」を使った規模としては、おそらく国内最大規模、世界でも6位
・「毎日の料理が楽しみになる」「ナンバーワンになれる」「儲かる」の3つが得られるものしか事業展開しない
・「大事なことは、多用な価値観がちゃんと共存できること。それぞれの人が、それぞれおいしい、と思えること」


<第1章 >
・「大学でやれることは限られますから、早いうちから勉強をしておいたほうがいいんです」
・会社に就職する、とは、お金の保証がなくなる、つまり自分の弱い部分を会社に預けてしまうことになる
・世の中を動かす要素は、テクノロジー、個人の認識が変わること、政策の3つ
・アンティグワ・バーブーダ
・おいしい料理は確実に人を笑顔にする
・有限会社コインの名前の由来「コ」「イン」
・創業以来、クックパッドは一度も、サイトの宣伝広告を打ったことがない

<第2章 >

・「サービスの送り手というのは、知らず知らずのうちに、お客様やユーザに甘えてしまうんです」
・大事なことは、ユーザーを正しく理解しようとすること。なんとなくの理解では、なんとなくの満足しか期待できない
・この入力をいかに簡単にするかに、強烈なこだわりを持ってきたことだ
・大事なのは、自由度とフォーマットとのバランス
・簡単に、かつ、楽しく行えること
・「レシピを載せることに関しては、説明を見ないでもできるようにしなければいけない」
・「優れたモノは、無言語なんです」
・検索キーワードの分布を出してみると、約200語が8割くらいを占める
・「割れ窓理論」
・アイトラッカー
・13文字を超えると可読性が下がり、24文字を超えるとさらに下がる

<第3章 >
・結果を出している企業と出せない企業の違いは、ゴール設定の違い
・成功しているサービスには、なんらかの使命感や問題意識があるはずだ
・「リアル店舗の空間設計とは、すなわち動線なんです」
・ウォークスルー
・こんな道もありますよ、と選択肢を用意してあげる
・ディクアクセス
・とにかくロジカルなのがクックパッドの大きな特色
・エンジニアはリアリティが薄れていきがち

<第4章 >
・「成功するまでやれば、成功するんだ」
・「必要なのは、利益が生み出せる仕組み」
・「クックパッドが苦戦したのは、成功事例がなかったから」
・「両者が嫌な思いをせずに、ウィンウィンになれるようなプラットフォームが設計できるかどうか」
・「家庭を守っている女性というのは、社会から評価されるチャンスが意外と少ないんです」
・「定番ブランド商品の需要上げ」「ロングテール商品の再評価」「新製品の垂直立ち上げ」
・読み手の目線にいかにうまく合わせていけるか
・若い主婦の間では、ホットケーキ粉がストック食材になっているのだという
・ユーザーに考えてもらう、というのがクックパッドでのプロモーション
・616万人のユーザーが、残ったレシピを使って継続的に情報を共有する。一過性ではない継続的な露出効果を得られる
・「動機付けがあったなら、モノを買う理由が生まれるんです」
・「必要なのは、丁寧なコミュニケーション」
・「実は消費者は買いたいんです」
・事業の基準は、グッドはやらない。ベストをやる
・数値化してのゴールのイメージを定めることが大切
・「まかない制度」
・「会社の価値観、プライオリティを共有することが、正しいアウトプットを生むと思うんです」
・「個人がやりたいこと、得意なことと、給料が上がること、この3つが重なる場所に自分をポジショニングできるかどうか」

<第5章 >
・事業の基準は、グッドはやらない。ベストをやる
・数値化してのゴールのイメージを定めることが大切
・「まかない制度」
・「会社の価値観、プライオリティを共有することが、正しいアウトプットを生むと思うんです」
・「個人がやりたいこと、得意なことと、給料が上がること、この3つが重なる場所に自分をポジショニングできるかどうか」

<おわりに>
・自己実現は、何のための自己実現なのか、こそが問われなければいけない
・自分は誰のために仕事をしているのか、常に意識することだ
・自己実現や、自分探しは他社との関わりの中にこそあるのである

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成功体験をまず作ることが重要。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新規事業に必要なこと。著者が言う要素は「コンセプト設計」
「柔軟性」「デッドラインの設定」。
そして、成功したのであれば、「成功体験の共有」が必要。
そして、それを「循環」させていく。

-----章立て-----
1.新規事業従事者の陥りがちな五つの罠
2.会社が陥りがちが七つの罠
3.新規事業を立ち上げる
4.新規ビジネス実例
----------------



・世の中に新規事業を立ち上げて成功した人が少ないということ
・起業や経営に必要なリソースには、「モチベーション」「ハングリー精神」
・事業に人生のすべてを懸けてもいいという「炎の集団」に変えることなどできるはずがありません
・プロジェクトメンバーに求められる能力は、自分の頭で新しい分野を考え出す数学者の能力
・ほとんどの日本人は、考えるというのは調べることなのだと勘違いしています
・泥臭かろうがなんだろうが、まず成功体験をつくる
・ビジネスプランは、事業の成功率を上げるため、ビジネスの実態を把握するために書く
・「量的」なことではなく、「質的」なことを評価する
・数値目標にしばられすぎてはいけない

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「ノルウェイの森」の装丁がきれいに見える理由

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

さて、日常触れるものっていったら、
お日様の光、
なわけです。



光は、波長の長さによって屈折率が異なるから、光の帯ができるげん。
波長の長い順に、

  【赤→橙→黄→緑→青→藍→紫】

で、光が波長にわかれとるのを、スペクトル、っちゅうわけだ。



さて、本題。
村上春樹氏の小説『ノルウェイの森』で、カヴァーが印象的に思えた!
と思いません?

あの、赤と緑の配色。
なんで、この本のカバーが美しく、インパクトがあったのか、


・・・。


オイラは、ファッションカラーの研究をしとったから知っとんたけど。
赤と緑の組み合わせが、「補色」と「反対色」の組み合わせだからねん。
この補色と反対色の説明は、調べてみまっしまいね!
クリスマスシーズンも、赤と緑、の配色多いっしょ。
これも、おんなじ理由。


他にも、


 ・沖縄と北海道で美しく感じる色が違う
 ・子供が喜ぶ色とは?
 ・飲食店の回転率をUPさせるには!?
 ・みかんはんぜオレンジ色のネットに入れて売られているのか?
 ・病院で白衣を見ると、ドキドキするのはなんで?



明日からの、スーツとネクタイ、Yシャツの配色に気をつけようと思う。

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「質」より「量」? 「量」より「質」?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

僕は、この著者が危惧している、

◆成果=「仕事量」+「仕事量」+「仕事量」
の考え方を結構持ってたから、目に鱗な本った。
というのも、【質】をパフォーマンスしてくためには、【量】をまずこなさんといかん、って思っとったから。



けど、この本を読んで、
仕事に区切りを創ったり、お金だけじゃなく、時間もきっちりコントロール
しとかんとマズイ!!
と思った次第。




下記に、
気になったエッセンスを抽出しておきますね。



・ノウハウや技術だけでは結果に結びつかない。それらを使いこなす
「成功者の思考体系」を学んでみよう。
・入念な準備より、スピード重視。完璧症候群を排して、前のめりで突っ走ろう。
・「欲しい結果」にフォーカスを当てて、自分への質問力を高めよう。
・ビジネスにおける定石、定跡の収集を目指す。
・他社とのアポイントを積極的に入れて、自分をリズムに乗せる。
・時間の家計簿をつける。
・生産性の高い2割の仕事に、持てる時間の全てを集中する。
・何でもいいからNo.1を獲得する。
・淘汰し、進化する。
・見えざるネットワークを意識する。
・言葉のベストショットをつくりだす。
・事故を起こすな、より、ご安全に。
・TTP
・読むべきページは全体の2割。

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仕組みを創る

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。


今回の本は、『無印良品「改革」』。



2000年に突然失速してから、5年後の2005年にV
字回復した無印良品(株)の、取り組みについて書
かれている本。

失敗する(売上が落ちる)会社に共通するマイナス
ファクターは大体同じであると私は個人的に思う。
それを乗り越えるための’ヒント’もまた、 共通しているように思える。






特に必要だと感じたのは第6章~第9章で、


・出店する際の基準書作り
・コスト削減
・現場の標準化
・plan do seeの確立




無印良品でさえも、売れるための仕組みや、社員を
標準化する仕組み、がなかったことがわかる。



●無駄の排除をしていくと、モノの実質に行き着く(p.35)
●無印良品には、使う人の自由度がある(p.80)
●泥臭いことの繰り返しと、単純化された基準書に
 もとずく評価が、判断のベース(p.143)
●「売れ筋捜査隊」...店長に今週の売れ行きが5位
 の商品はどれかを尋ねる(p.190)。→数値が把握
できてるか?5W1Hの確認。
●モチベーションアップのための試み(p.193)
 「一品入魂」「天下一品」「ラッキーアイテム」
 → ゲーム感覚で真剣に競わせる。
●システムと人心は相反する面を持つ。しかしそれら
 の言葉を「数値」と「感性」に置き換えれば、
 バランス経営の極意につながる(p.198)
●従業員に言い続けていることは、
 「進化」「実行」「仕組み化」(p.218)



特に、5つ目のゲーム感覚で店舗間ごとで競わせる
という方法は使えると感じた。例えば、営業所それ
ぞれで、毎月重点的に販売注力する製品を一つピック
アップしてもらい、競わせる。目標数値達成した営業
所には表彰を行う。
こうすることで、社員一人一人が、自ら考えるように
なる。→地力がつく。






いずれにせよ、総論としては、仕組みづくりは、
早急に対応するべき問題点だと再認識した。



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紙の本Presents

2007/12/15 17:46

贈り物は、贈っている本人が一番喜びを感じている。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

朝っぱらから、洗濯、風呂掃除、床磨きなんかしたりして・・・。



本を読んだ。


  この世に生まれて、初めてもらう「名前」
  放課後の「初キス」
  女友達からの「ウェディングヴェール」
  子供が描いた「家族の絵」




12つの話が散りばめられとるげん。
どれも、情景が目の前に浮かんでくる気にさせる描写。
わくわく、どきどき、ときには切なく、哀しい。


中でも、「名前」はいい話だった。
オイラ、自分の名前の由来を未だかつて聞いたことがない。
だからこそ、その由来を無性に聞きたくさせる、そんな話だった。


作者の言うとおり、こんな素敵な本を、さりげなく何かのきっかけで、
身の回りにいる人に贈ってあげたい。

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紙の本ナラタージュ

2007/12/06 12:44

ルーは少し甘かった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今日、細々?と読み終えた。



        
ってなること多々あると思う。
そんな時は、小説読んでみては??
と、最近常々感じとる。



小中学生の頃、字ばっかりの本読んどる子って、
国語のテストがよかった(ハズ)。
それは、文章力とか語源数の多さだったりとか、
ただそれだけじゃなくって、ひっくるめて、
具現化することがうまかったんじゃないかって考えとる。



見るもの、聞くもの、香るもの、触れるもの、
5感でインプットする情報を、的確というより
解り易いカタチでアウトプットするのが
上手になれるんじゃないかな。



前置きは長くなったけど。
『ナタラージュ』は、そんな表現がいっぱい詰まっとりやした。
ほんと、喉に引っかかってうまくとれない魚の小骨を、
やさしく、そして繊細にとってくれた。



【一節】


どうやって帰ったのかはよく覚えていない。気が付くと誰もいない家
の明かりを点けてシャワ-浴び、濡れた髪のまま食卓に向かっていた。
目の前のお皿には、自分で温めたレトルトのカレーが湯気をたてていた。
こんなときでも空腹になるのだと思うと不思議な気分だった。コップに
牛乳をついでから、一人でカレーを口に運んだ。ごはんの温かさが優し
かった。パッケージに中辛と書かれたルーは少し甘かったが、残さず
食べた。

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マニュアル本ではありません!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「マニュアルでは在りません。」
そんな挑発的な、文章で始まる、この本。



たしかに、HOW TO 本ではなかった。



一番よかったのは、
本の中身自体に、ストーリー性があること。
これが、今までのHOW TO 本と違う点。




□■===============================================


 ・第一章:仕事には現場がある
 ・第二章:スケジューリングで生産性が変わる
 ・第三章:企画は人を動かさなくてはならない
 ・第四章:営業は「テコの原理」である
 ・第五章:「偏った効率」こそが生産性を向上させる
 ・第六章:経営感覚は「経費」と「資産」に表れる


□■===============================================



この本の、”ググッ”と感じたセンテンス。


   一度のトライでは成果は望めないのかもしれません。
   4回連続で満足させる必要がある
   朝一番が、ゴールデンタイム
   処理能力<解決能力
   目には目を、部長には部長を、社長には社長を
   営業はテコの原理:
    決裁者と支援者、担当者と反対者。
   モノを「売る」ために、「買う」ことから考えよう。

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紙の本夢をかなえる勉強法

2007/12/07 17:59

ゴールをイメージすること、本番を意識することの大切さ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ググっときた文をチョイス。



◆ プロローグ
・ 勉強とは人がそれぞれ持っている能力を最大限発揮させるために行うもの
・ 勉強法とは、方法論
・ 合格だけが人生のゴールではない。合格後の目的が重要。
・ ゴールからの発想。合格体験記
・ 夢のイメージをリアルに描けるか
◆ 第一章
・ 全体像をつかむ
・ 体系を考える。難しい、量が多いと感じたときに意識する。
・ 理解とは、具象と抽象の行き来
・ 著者が言いたいのは、ごくわずかしかない
・ プラトン「ソクラテスの弁明」
・ 物事を裏側から見る。
・ マニュアル化は、それ自体に意味がある
・ 限界だと感じてから、動けるか。
・ 今与えられた仕事で一番になる
・ 自分には判断できる能力はないと思わなければならない。謙虚さ
・ 有効な無駄


◆ 第二章
・ 血肉化・型をつくる
・ 五感を使う。声をだす
・ 自分がやったことを目に見える形にする
・ 新しい分野を学ぶときは、名著と新著を見る
・ 本。どういう目的で書かれているか、どういう目的で読むのか
・ 具体例をふやす
・ プラシーボ効果
・ 腹式呼吸
・ 本題の後の、復習5分
・ 優先順位、捨てる勇気
・ プチ報酬
・ 同じリズムを刻む
・ ワクワクする夢・目標
◆ 第三章
・ スランプは、おめでとう!
・ 紙に書き出す
・ 思い込みも大切に
・ 「なぜ」を繰り返す
・ 元気ノート、夢ノート
・ スランプに陥った際の対処法を準備
・ 選択肢が多いときは、ワクワクする方
・ 失敗を永続化しない
・ 原点(地点)を創っておけるか否か
・ 記憶を創るシステム。ポケモン、自信。
・ 一枚の写真で分かった気にならないこと!


◆ 第四章
・ 小さな成功体験をする
・ できる方法を持っている人に聞く
・ 質より量
・ 一言で言えないのは、わかっていないという証拠
・ 物事の本質は、シンプル
・ 自分の体験のようにあたかも言えるか
・ 人生の目標は何か、それはなぜか、そのために何をしているか
・ what, why, how do.


◆ 第五章
・ 人生に迷ったら、素の自分に戻ってみる。
・ 自分でできることは、たかが知れている
・ 想いを口にする。言葉にする。
・ 利他の心で動けば、何かが助けてくれる
・ 聖書「始めに言葉ありき」
・ 息は、自らの心、と書く。
・ 罵詈雑言
・ 国会図書館「真理がわれらを自由にする」
・ 周りを刺激できているか?
・ 人生とは、使命を探すたびである
・ あきらめようと思ったときが、ゴールに近い

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オイラは、加賀屋のある街の生まれだ!

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毎度の、ビビッとセンテンス集




◆第一章
・本から得る知識より、人生の陰影を感じさせるお客様たちへの接客経験を通じて成長していきたい
・一杯のお茶でも気持ちを込めていれるとおいしくなる
・館内を説明しながら客室まで案内する間に、一人一人のお客の背丈や身幅を目測
・担当する部屋の宿泊客の地元知識を仕込んでおく
・荷物も電車の座席まで持ち運んでくれる
・満足を越えた、感動


◆第二章
・開湯1200年
・和倉の名前の由来 -湯が沸く浦という表現から生まれたと考えられている
・給料はお客様から頂戴している
・気持ちの先回り
・スキでなければ、いい仕事はできない
・一度は席を立って、つくして探してみる
・1回100円もらえるぐらいの気持ちで下げなさい
・学歴で仕事は食べていけません


◆第三章
・目には見えない、お客様の後ろにいるまだ観ぬお客様の存在
・心を共有
・‘察して’動く
・働く意欲は、働きやすい環境から
・上にあがればあがるほど、腰を低くする。
・社長が「今日は誕生日だったね」と声をかける
・人は感情で動く
・最初に抹茶をだすときも、誰が目上の人なのか見極める必要がある
・心の注ぎ方
・「てきぱき」しているから、「ゆったり」が生まれる。
・基本プラスα




◆第四章
・たった一人のお客様
・都会で出せない食材をどれだけ多く出していけるか。
・一人十色
・最後の一分で評価は台無し
・自分の目で確認


◆第五章
・クレームの解決は、チェックアウトまでに
・お客様が、カラスは白、といえば白色になる
・百円の珈琲よりも、一杯の酒
・加賀屋という舞台の芸人
・ホテルは‘空間’、旅館は‘時間’
・旅館の経営は、ニュートラル
・共感を共有
・ギャップ
・当たり前のことを当たり前に
・アナログの感性

◆第六章
・お客様が大切だから、社員の幸せを願う
・おし富士山が二番目の山だったら、誰もその名前は知らないかもしれません
・ロングテンジ


ESを満たすことが、先決。

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