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杉浦 由美子さんのレビュー一覧

投稿者:杉浦 由美子

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紙の本ケータイ小説のリアル

2008/05/09 13:48

著者コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ケータイ小説は小説ではない」と言う人もいますが、本書では「ケータイ小説」を新しい文芸として捉えています。「ケータイ小説」の書籍は売れ続けており、映像作品の原作としても注目を集め、現在、最も勢いがある文芸ジャンルと言えましょう。今まで、メディアでは「携帯電話でケータイ小説を読んだ人が、バイブルとしてケータイ小説の書籍を買う」と報道されてきました。しかし、コンテンツ取材を続けているノンフィクションライターの私がちゃんと取材をしてみると「ケータイ小説」書籍のメイン読者は地方の中学生である判明しました。つまり、イコール携帯電話を所有しない層なのです。メディアで報じられてきた「ケータイ小説」ブームと、実際には大きな食い違いがあり、そこには「携帯電話」という新しいメディアへの幻想があるように感じてなりません。10代の携帯電話市場の実際、フィルタリングの波紋についても言及しました。また、後半では少し文芸批評的な視点も加えて、志賀直哉から「ギャルズライフ」、恋愛シュミレーションゲーム、夢小説などの古今のコンテンツとの比較しながら「ケータイ小説」書籍が売れる真の理由も解明しております。

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