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もぐらの手袋さんのレビュー一覧

投稿者:もぐらの手袋

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本禅の諸問題 新版

2012/02/01 20:40

入手しないと後悔する本。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は、大拙による大部の禅思想史とそれに関連する諸論文の精髄を、大拙自らがコンパクトに纏めた、全集以外では入手出来ない論文集です。大拙のすごいところは、若き日の自らの悟り体験を、禅そして仏教の歴史の全体の中に置きながらその意味と価値を考え続けたこと、つまり自己の内面からの主体的要請に基づいて文献資料を読み込み、決して外面的表面的からのみのアプローチをしなかったことです。だからこそ大拙による盤珪禅師や妙好人の再発掘、また達磨禅師や楞伽経の学問的研究の先鞭が可能であった訳です。とりわけ楞伽経の研究と翻訳は英文でなされていますので、この本所収の日本語による楞伽経関係の論文は貴重なものです。また、達磨と慧能に関する論文も禅思想史研究第二の要約ともなり得えていて便利です。この名著を復刊した出版社には敬意を表し、合わせて、大拙を敬愛する方々がこれを入手されることをお薦めします。

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紙の本政治学の名著30

2012/01/28 14:39

なぜ名著なのかが解る本。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

遅ればせながら政治学をきちんと勉強しようと思い立ち、それには何よりもまず、自分の中に政治とは何であるかの価値基準を作る必要があり、しかも独学の視野の狭さに陥らないためには古今東西の古典をしっかり読み込まねばと決心したのは良いのですが、しかしどんな本を読めば良いのかが判らない。そこでこの本に助けを求めた次第です。大変良い本です。何が政治学の名著であるか、かつなぜそれらが名著なのか、が解る様に公平な立場から要領よく書かれているからです。この本に導かれながら政治学の古典を読む事によって、政治に対する価値評価の基準を作ることが出来るはず、と信じています。

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どこまでも頼りになる本。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本を通して解った事は、著者も言っている様に、中学数学が数学の基本であることでした。数学の勉強で良く理解できないところがあれば、必ず中学数学のその部分を復習せよ、と言うことです。さて、この本は、数(実数)とは左から右に流れる方向を持った数直線のことである、つまり、数直線は、自然数・整数・分数(有限小数・循環小数)・有理数・無理数からなる実数に集約されている、と言うことで、この説明は私にとっては眼からうろこの驚きでした。中学校の授業ではこんな説明が無く、数の本質を考える事も無く今まで過ごしてきたからです。なるほど、数学はここから始めないと数学の持つ意味を実感できる学問では無いな、としみじみ感じました。数学の嫌いな人・苦手な人の強力な味方を自認する著者ですが、その言の通り、間違った考え方による間違いやすい解答の仕方の模範例まで添えられたり、一こま漫画ならぬぼやきや突っ込みのおしゃべりがあったりの、懇切丁寧な説明が全編続きます。一度メールで直接ご本人に質問したことがあるのですが、半年以上経ってからではありますが、著者の誠実な人柄の滲み出たご返答を戴き、やはり劣等性の本物の味方だとつくづく感じました。今はこの著者の『もう一度高校数学』の勉強を続けていますが、高数は難しいので折に触れてはこの『中数』に戻っての復習を繰り返しています。本当に頼りになる本です。

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紙の本民主主義という不思議な仕組み

2012/01/28 08:57

この本を読んで選挙に行こう。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今もこれからも、今のままでは日本はどんどん駄目になり、数十年後には今の日本の政治形態がなくなる、つまり日本は滅んでいる気がします。日常生活の細かい取り決めからはじまって大きくは外交まで、すべて政治が決めていてそれによって我々の日常生活が成り立っているのに、一般投票者の選挙なんか関係ない、行ってもしょうがない、どうせ何も変わらないんだから、の繰り返しが続く限り、国民全体のことを考えない一部の特定利益団体等の投票による影響の色濃い偏った政治が相変わらず行われ続く事になるでしょう。この本を読むことによって、民主政治はなぜこのような衆愚政治になりやすいのか、しかし、それでも今のところこの民主政治より優れた政治制度が無いのはなぜか、がよく解ります。中高校生用に書いたそうですが、選挙権を持ったすべての人に読んで欲しい本です。

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