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みんなのレビュー34件

みんなの評価3.9

評価内訳

34 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

中興

2001/11/16 02:25

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ひさしぶりに楽しめる巻だった。平氏源氏の源平合戦を中心に話がすすむ。個人的には義経の騎兵論が興味深かった。一巻以来の出来だと思う。

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紙の本

源氏の復活と武士政権

2020/01/11 10:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る

□鎌倉幕府の誕生

源頼朝の奇蹟

・清盛の母池禅尼の懇願で伊豆に流罪
・北条一族という腹心を得た
・後白河法皇の次男以仁王の「平家追統」令旨が
 全国の源氏に伝わった
・石橋山の合戦で惨敗するが、生き残った
・義経の平家三連勝(一の谷、屋島、壇之浦)

鎌倉幕府成立に至る過程は「源平の争い」ではなく、律令政治に対する地方武士の反乱であり、木曾義仲も源頼朝も武士政権獲得の為の「神輿」に過ぎなかった

源義経が歴史に与えた影響

平家の呆気ない滅亡はなく、平家滅亡による軍事バランスの崩れによる奥州藤原氏の滅亡も無かった

義経は戦術の天才であったが、頼朝の戦略を理解していなかった
頼朝の戦争目的は平家を滅ぼすことではなく、安徳天皇の持つ神剣を取り戻すことであったが、それができなかった

また、頼朝の許可なく、後白河法皇より検非遺使(判官)に任命された
頼朝が目指したのは関東独立(武家政権)であり、人事権も独自のものでなければならず、義経にはこれが理解できなかった

武士達は何故独立したかったのか?

武士達には明確な土地所有権が認められていなかった
土地は命を懸けて守るものであった→一所懸命

武家政権の将来の禍の種が奥州藤原氏

秀衡は鎌倉との武力衝突は避けながらも、義経を司令官として戦う硬軟両面の戦略を進めていた
秀衡が死に、泰衡を義経を匿った謀反人として追討した

金色堂が現存していることや義経不死伝説が残っていることも、怨霊信仰によるものである

1185年
鎌倉幕府(頼朝)は、後白河法皇より日本国惣追捕使、日本国惣地頭、反別五升の兵粮米徴収権を得た
これにより、実質的支配者の地位を獲得した

軍事面の代官は源義経であり、政治外交面の代官は北条時政であった

京育ちの頼朝は、流罪地で現地部族と協力し革命を指導、成功させたが、幕府開設後は朝廷との協調路線をとろうとし、天皇家に娘を嫁がせて貴族になろうとした
坂東武士から見ると、裏切り者であり、源氏が三代に渡って不審死したのも不思議ではない

頼朝には革命理論がなく、天皇家を倒すことが正当化されない以上、天皇家と同化するしかなく、娘の入内=天皇家の外戚という手段でしか日本統治は達成できないのである

□武家政治の確立

頼朝の落馬による急死(1199年)で頼家が二代目将軍となる
暗愚の将軍であった頼家は伊豆に幽閉され殺される

三代目は頼家の弟の実朝である
実朝は言霊将軍であり、歌詠み政治だった
制度的には公武合体となり、幕府が朝廷の支配下に入るということになる

実朝暗殺は公武融和の象徴である鶴岡八幡宮で行われ、公武合体路線を断固拒否するという鎌倉武士団の総意を示したものであった

北条政子は実朝に実子がいないことから、朝廷に親王将軍派遣を依頼
しかし、地方武士の北条には身分差もあり拒否されたが、軍事圧力をかけ強要した

後鳥羽上皇は武力倒幕を決意、承久の乱を起こす
政子は鎌倉武士達に頼朝以前に戻ることを訴え、結束した

承久の乱後、北条泰時は御成敗式目を発布
律令に変わる新憲法であったが、天皇家及び律令体制を抹殺せず、朝廷と幕府を併存させた

御成敗式目は納得の実現に至る正しい筋道=道理に基づく考え方で成立

日本統治のために泰時は思想的サポート役として、明恵に弟子入りする
明恵の教えは日本自然教の教義として仏教の枠を越えて受入れられていく

律令政治は何もしないコトダマイズムの政治であったが、武家政治はリアリズムの政治である
その背景は、一所懸命に土地を守ることにあった

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電子書籍

時代の転換期

2024/02/25 17:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

「穢れ」た存在であるはずの武士が政治の主導権を握ったせいか、怨霊の出番がまるでなくなってきたみたいだ。その代わりに道理が登場するそうだ。今までの巻の怨霊と言霊と比べて今ひとつ納得感に乏しい。いずれにしても今までになかった政治形態を作るということは、このように試行錯誤の連続なのだなということを感じた。

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2005/05/24 21:17

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2006/10/12 20:41

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2005/06/15 15:49

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2006/05/29 07:17

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2007/06/29 10:56

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2008/07/18 18:30

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2009/05/06 12:43

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2010/05/07 16:25

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2011/11/06 22:35

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2011/02/19 22:29

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2011/03/06 16:21

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2011/10/04 18:20

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