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紙の本
脇役も光ってました。
2003/07/04 00:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:亀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある程度自由奔放な信長・秀吉の人生とは異なり、絶えず人間関係に苦悶する家康を描いた作品です。と言うとつまらないと思うかもしれませんが、愛情溢れる人と人との関わり合いに、幾度も感動を誘われます(活字で泣けたの初めてです)。また、個性豊かな家来達や、商人、お坊さん等々、豊富な登場人物による小さなドラマも所々にちりばめられているので飽きません。読み始めは、竹千代(家康)は人質に取られ、母・於大は離縁、父・広忠は側近に刺し殺され、領地は今川家に没収、家来達は苦悩するという不幸のどん底から始まるのですが、将として目覚め始める家康の成長と共に家が復興していく様は気分爽快です。全26巻と長編ですので、まずは4,5巻購入してみてはいかがでしょうか? 個人的には長編にも関わらず何度も読み返したくなる本でした。ちなみに登場人物の「柳生石舟斎」「柳生宗矩」「伊達政宗」「徳川家光」等もその後読んじゃいましたが、家康の亡くなった後の世界には少々寂しさも感じました。
紙の本
徳川家康1出生乱離の巻
2017/10/20 17:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻は、家康の父、母の結びつき、家康の誕生までが書かれている。
家康の父である松平広忠の人間性、母である於大の方の人間性が
詳細に描かれており、竹千代(家康)についてはまだ2歳程度までの
何の人格も現れていない幼少時期に当たる。
時代は戦国時代の初期であり、今川義元、織田信秀の勢力の中で
時代は動いている。織田信長については、吉法師(幼名)の破天荒さが
幼少時より既に始まっている。
また、戦国武将の力関係より広忠と於大の方は余儀なく離別させられ、
戸田康光の娘、真喜姫との結婚までが本巻の締めくくりとなっている。
紙の本
全26巻 超長編に初めて挑んだ私
2023/04/09 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
家にあった両親の本でずっと気になっていた本です。
あまりに長く「私に読み切れるのか」と心配でしたが、次々に読み進め、比較的あっという間に読み終えてしまいました。
かなり、家康を神格化した内容で、まるで聖人のような終わり方でした。本当にそんな人だったのか、疑問は残りましたが、その当時の出来事の流れが分かりました。もちろん、脚色はあるでしょうが、あの戦乱の世を終わらせたのは事実です。
読みごたえがありましたが、読んで良かったです。
紙の本
大長編歴史大作
2021/03/08 05:23
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これほどまでに丁寧に徳川家康を扱った小説はなく今後もこれ以上のものはでないであろう。正に金字塔と言える。松平一族・三河豪族の地図、徳川家家系図付き。
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光る生母の賢さ
2022/01/10 16:57
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
家康出生前とあって、その頃の松平家で出てくる登場人物はほとんど知らず。新鮮に読めました。思っていたよりも脇道的な話が多く、さすが全26巻。家康の生母於大の賢さが光るのに、松平家が弱小であるがために、お家の事情に振り回されるのが、読んでいてかわいそう。そしてこの巻のハイライトは、於大と松平家の家臣との別れの場面。本当に頭のいい生母です。それに引き換え、広忠は家臣を困らせてばかりの最低ぶり。広忠でなく竹千代に希望を見出そうとする家臣が哀れ。ここまでで竹千代はまだ3歳。まだまだ先は長い。
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徳川家康
2001/05/02 09:08
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投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、徳川家康一人の物語ではありません。
織田信長や豊臣秀吉はもちろんのこと、家康の父母や子供達、愛妾や家臣一人一人の壮大な物語です。激動の日本史を塗り替えてきた男達、そして愛らしく賢しい女達。登場人物全てに魂が宿っていて、迫力の有る言葉で語りかけてきます。