紙の本
いらいら、はらはら、どきどき。
2015/12/15 21:05
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩師の仇討ちを果たして親友の家へ。親友宅では息子の誕生日パーティをしてるのに、当の親友は姿を見せない。
贈り物を渡したいのになかなか渡せない。鮮度が重要なのに…。
イライラしてるのにそれを悟られてはならないハラハラ感とか、どきどきしながら読みました。
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
復讐は死者との約束。
自分を救ってくれた人のために十年以上も復讐のことを考えるって、すごい力が必要だっただろうな。気持ちも体も。
設楽がどうなってるのかを一緒に考えながら読めておもしろかった。
紙の本
まずまず楽しめた
2018/08/11 20:48
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
石持氏の読んだ作品の中では一番面白かったかな。
数学の問題の正解答を読んでいるような味気なさをこの作品では感じることがありませんでした。
次第に高まる緊張感の継続や主人公以外の登場人物たちの心理を読みながら推理するという推理小説の楽しみが読んでいる間中ずっーとありました。
最後のオチはほぼ後半まで読むと想像できてしまう範囲内でしたが、それでも悪くないオチだと思いました。
ただ一点、何故設楽宏一が親友が会いにきているのに、いつまでも不自然に書斎から出てこないのかの理由には納得できなかった。
これは最後のオチありきで無理矢理感が否めません。
顔が荒んでいて、顔色が悪いという描写だけでは。
紙の本
なるほど
2015/11/02 13:52
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投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中で大筋が見えてしまったが、最後どうまとめるのかに興味が移った。10年後にそろってというのはそうかなとも思ってしまうが、まぁ納得することにすればちゃんとした筋立なのかなと
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復讐に行き着くまでの心理状態をずーっと維持できるのが凄い。二通りの道を通ってちゃんと到着するのが凄い。それにも増してやっぱり女は強い。ウン!(^^)!
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復習劇を遂げた男が、旧友に報告に行くと
なぜか旧友の秘書、嫁、妹が会わせてくれない。。。
何気ない行動の裏を読みに読んでの結論は?
きれいに落ちた最後の場面は、映像でみたい!
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脚本を読んでいるかのような演劇的ミステリは原点に返ったか。小さい違和感から積み立てるロジックに加え、ラストの仕掛けはミステリ好きなら想像はつくだろうが一気に楽しめる。7.5
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友人の妻と妹と秘書。友人宅を訪れた主人公が抱く違和感が本作の謎の核になる。
3人の会話と状況から何が起きているのかを推理するのはなかなか面白かった。
ただ、そんな結論を出すだろうか?という結末。ご都合主義っぽくてあまり好きではない。
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些細な言動から相手の心の中を推測して謎を解いていく構成は石持氏の真骨頂なのですが、今回の主人公は明確な事件も起きてないのに何でも裏を読み過ぎのように感じました。
結果的には当たらずといえども遠からずでしたが、こんな人が周りにいたら疲れるだろうな。
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久々の石持作品。面倒くさい面白さランキングがあれば間違いなく一位だろう。もちろん貶しているのではなく、褒め言葉。まだ石持作品に触れていない方はぜひ堪能ください。
あらすじ(背表紙より)
楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。しかし裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しない。設楽邸を訪れた楡井は、設楽の妻、妹、秘書から歓待を受ける。だが息子の誕生パーティーだというのに設楽は書斎に篭もり、姿を見せない。書斎で何が起きているのか…。三人の美女との探り合いの果て明らかになる、驚愕の事実とは!?
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石持カラーここに極まれり!
殺人者は己の正義を通す為に罪を犯し!
真の意味での悪人は善人のモノローグの中にしか登場せず!
出てくる人々は皆、善人!!
読者に最悪の結末を予想させておいて、斜め上な結末で収束させる。
うーーーーーん、ONE OF いつも通りです!!←褒めてる
でも、舞台設定は初期の碓氷優佳シリーズを彷彿とさせて嬉しかったなー。【日常の中に不意に現れた閉鎖空間】で、【事件が起こってるんだか起こってないんだかハッキリ分からない状況下で、理屈をつけて事件を起こったものと仮定】し、【善人達がそれについて議論し真相に辿り着く】。
最近の石持作品では後味というか読み心地のイマイチなものが続いてたので、久しぶりに原点回帰?した本作を読めて懐かしくも嬉しく感じました\(^^)/
あ、でも、主人公がメロンと一緒に持ってきた××は斬新だったな〜笑。
「この設定うまく使えば相棒で面白くドラマ化できそう!」って思った笑。
【内容紹介:背表紙よりそのまま引用】
楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。しかし裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しない。設楽邸を訪れた楡井は、設楽の妻、妹、秘書から歓待を受ける。だが息子の誕生パーティーだというのに設楽は書斎に篭もり、姿を見せない。書斎で何が起きているのか…。三人の美女との探り合いの果て明らかになる、驚愕の事実とは
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自身に後ろ暗いことがあるからこそ、一挙手一投足に気を取られてしまう。
それでも不可解に見えてくる家族たち。
彼女たちが何をしたいのか何を隠しているのか、全く見当もつきませんでした。
一対三の心理戦。
とても読みごたえがあります。
終盤は予想外なことが続いて一気に読んでしまいました。
ぞっとして、ほわっとする結末でした。
女性は怖い。
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石持浅海さんの作品は、毎回ロジックが冴えていますね。
本作品は、倒叙ミステリーとも言えるでしょうか?
主人公の楡井 和樹は、恩師の仇の江藤を殺した。
そして、裏切り者のかつての親友・設楽 宏一にその事実を伝えるべく彼の自宅へ。
設楽邸を訪れた楡井は、妻・妹・秘書たちから歓迎を受ける。たまたま、息子の誕生日パーティーの最中であった。
しかし、仕事で書斎に籠る設楽は、姿を見せない。
妻たちの様子も、何かおかしい。
果たして、書斎で何が起きているのか?
やがて、明らかとなる驚愕の真実とは?
さすが石持さんですね。
お互いの腹を探り合う心理的描写は、ハラハラドキドキします。
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復習をととげたあと報告のため親友宅へ
そしてそこでのお話でした
親友は仕事で出てこれず、応対した女性陣たちの違和感
主人公の心理描写、行動など序盤からもうその世界へ
引き込まれました
最終章で明かされる結末にまたおどろかされ・・・
楽しめました