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電子書籍
レ・ミゼラブル (下)
著者 著者:ヴィクトル・ユゴー , 訳者:永山篤一
あわただしい時代のなかで、貧しくても上昇志向でがんばっていた青年マリウスは、ある美少女に恋をした。謎の男性といつも一緒のコゼットだ。彼女への思いをつのらせる彼だったが、革...
レ・ミゼラブル (下)
レ・ミゼラブル 下 (角川文庫)
商品説明
あわただしい時代のなかで、貧しくても上昇志向でがんばっていた青年マリウスは、ある美少女に恋をした。謎の男性といつも一緒のコゼットだ。彼女への思いをつのらせる彼だったが、革命騒ぎのまっただなかに巻き込まれ、絶体絶命となる。そのとき、コゼットと一緒にいた男、ジャン・ヴァルジャンと再会した! ジャヴェール警部、凶悪犯テナルディエなどもまじえながら、壮大な物語は感動のクライマックスへと向かう――。
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紙の本
本筋に絞った訳書
2016/03/04 19:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiT - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけなら誰でも聞いたことがあるほど有名な古典です。
本書は原作から余談やサイドストーリーなんかをそぎ落としたスリムな一冊になっています。
私の場合、過去に別の訳書(5巻)に挑戦しながら途中で断念してしまった経緯があり・・・。この訳書(2巻)なら読めそう!と思い、手に取りました。
訳も癖がなく、読みやすいと思います。罪人から市長にまで上り詰めながら己の信念に生きたジャン・ヴァルジャンの波乱万丈な人生がつづられています。
舞台やミュージカルでもおなじみの作品なので、その予習にもちょうどいいボリュームです。
紙の本
やっと読めた!
2019/09/12 19:21
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
40年以上前、高校生の時に、岩波文庫7冊のレミゼラブルを読んだ。
この7冊は、今も本棚にあるが、開いたことはなかった。
今、札幌で、ミュージカル版が上演されている。
これを機会に原作に再び、というときに出会ったのが、角川文庫の上下版。
やっと読めましたね。
下は3日かかりましたが、
やっと追いつけました。
舞台は3回みにいきます。
ワクワクです。
それにしても、予習なしで、あの舞台を見ている人たち、
わかるのかな?
紙の本
映画の復習として
2013/03/12 09:56
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『レ・ミゼラブル』は中学生の時に一度トライしているが、世界史でフランス革命後を学ぶ前だったので、途中で挫折・・・。
映画を観て、もう一度全体を見渡す意味で読んだ次第です。
ダイジェスト版なので、完全版のようにあちこちに話が及んでいく読みにくさはなく、映画では描き切れなかった出来事や人物の心情を詳しく記述しています(特に映画では後半が駆け足になっていたので)。
映画から『レ・ミゼラブル』を深く理解したいという人、これをきっかけにして完全版にトライしようと思う方にはオススメです。
紙の本
フランスらしい小説
2023/10/01 11:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがり - この投稿者のレビュー一覧を見る
革命と愛。
下巻の場面は、この二つに集約されるのかなと思います。
革命のさなかに恋人を探し求めるコゼット。
情熱に生きる、実にフランスらしい小説だなと思いました。
ラストは感涙もので、ジャン・バルジャンの最後の願いが叶った瞬間は最高のシーンでした。
ハッピーエンドともバッドエンドともとれる最後でしたが、大悪人が聖人になったような尊い感覚を抱きました。