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電子書籍
妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず
著者 著者:榎田 ユウリ , イラスト:中村 明日美子
美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。しかし明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、妖怪がらみの事件に巻きこまれることに。茶道家探偵...
妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず
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妖琦庵夜話 1 その探偵、人にあらず (角川ホラー文庫)
商品説明
美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。しかし明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、妖怪がらみの事件に巻きこまれることに。茶道家探偵、鮮烈に登場。
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良質なミステリー
2017/08/16 23:41
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けろけろカーミット - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎田作品の中では非常に重いテーマを扱ったシリーズ。
ジャンルはホラーまたはファンタジーになるのでしょうか。このジャンルが苦手だという方も食わず嫌いせずに読むことをおススメします。
ヒトとほんの少しだけ違う遺伝子を持つ妖人、そのためあらぬ差別や迫害を受ける。このあたりはとてもリアリティーがあり、ホラージャンルであることを忘れさせます。
「母と子の関係」「疑似家族」「日本のミソジニー」「男尊女卑」といった根深い問題がテーマとなっていて、ライトノベルとは思えない著者の筆力に圧倒されます。読む側にもかなりのエネルギーと知的バイタリティーが求められるシリーズですね。
女性だけでなく、男性にもおススメのシリーズです。
電子書籍
魅力的な登場人物たち
2023/08/24 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間だろうが妖人だろうが悪い奴はいる。だけど何かあったらまっさきに疑われ声高に糾弾されるのは妖人だろうし、たとえそれが間違いだったとしても訂正の声や反省の弁は聞こえてこない。洗足伊織はそんな弱者になった妖人の一助になるのだろう。
ジャンルがホラーだったので長いこと買うのを躊躇っていたけれど、榎田ユウリ先生なら面白くないわけがないと最終巻発売をきっかけにシリーズをまとめ買い。
やっぱり面白かったのでゆっくり楽しみたい。
紙の本
感想
2016/07/28 13:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵が印象的で、その探偵人にあらず、という言葉にも魅かれて読み出しました。妖人の伊織は魅力的でした。
紙の本
人にあらず
2022/08/18 05:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
(ミステリー要素もある作品なので
その部分はネタバレしないように書きたいかと)
妖怪のDNAを持つ「妖人」がいる日本
「妖人」という存在以外は事件は現実的
「妖人」を見抜く力のある洗足伊織
警視庁妖人対策本部の新人刑事・脇坂
先輩の鱗田
伊織の家の家令の芳彦
小豆とぎのマメ
「妖怪」と「妖人」
「妖人」と「人間」
この世界の有り様等々しっくり自分の中に落とし込むのに
若干手間取りましたが、そこをクリアしてしまえばするすると。
色々な社会的な暗部が描かれているのですが
女性の負の部分がかなりきつく描かれていました
(わざとだと思う)
ああこの人って思っていた人が「やっぱり」な感じがかなり怖い
(罪悪感がなく今後も自分のしたことを
気が付かないという点も怖い)
そして、座敷童の歌声は切ないです。
冒頭から予感はあったのですけれどね。
続きも読みたいと思います
余談
サブタイトルに「その探偵、人にあらず」ってあったですが
あまり探偵ぽいことはしてないような・・・とちらりと思ってしまいました。
☆4.5
紙の本
妖怪因子
2019/05/18 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不可解な事件が横行する世の中。世の中には普通の人間と妖怪因子を持った人がいて、
摩擦から事件が起こり、それを探偵(っていうかお茶の先生だけど)が解決していくミステリー。
設定面白いですよ。妖怪好き。
紙の本
妖怪探偵もの
2018/11/29 16:32
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
DNAレベルで人間と妖人とが区別されている世界。事件の裏に見え隠れする青目という妖人。 こいつが最も厄介で謎なのである。自分のことを「あたし」という、伊織の江戸の若旦那みたいな口調が苦手です。
紙の本
面白かった!
2015/11/18 10:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、いろいろな話がとびとびに出てきて、頭を整理するのに苦労しましたが、後半は、一気読みです。
脇坂が良い味出してますね。
カブキブ!でも、阿久津が良い味出してますが、ストーリーの中で、こういうキャラって話を面白くさせる上で、大切ですね。
「座敷童」は、あまりにも悲しい・・・
紙の本
妖怪
2016/10/25 10:25
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間とは認められない妖人が関わった事件を専門に扱う警察部署=Y対の、 そこに所属するベテラン刑事・鱗田と新人刑事・脇坂が、妖人と人間を見分けることができる茶道家・伊織に事件の捜査協力を依頼して、事件を解決。自分のことを「あたし」という、伊織の江戸の若旦那みたいな口調が苦手です。あと伊織と青目も気になる。