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紙の本
御留山 (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
著者 佐伯 泰英 (著)
玖珠山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。もしや赤目一族と繫がりが? 森藩の事情を憂う小籐次のもとに、藩主・久留島通嘉からの命が届き…。【「T...
御留山 (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五)
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商品説明
玖珠山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。もしや赤目一族と繫がりが? 森藩の事情を憂う小籐次のもとに、藩主・久留島通嘉からの命が届き…。【「TRC MARC」の商品解説】
先祖の暮らした豊後森藩の地についに降り立った小籐次と息子の駿太郎。
地元の美味と、湧き出る豊かな湯、野湯と風景を味わいつつも、
特産の明礬を利用して権力を増大する国家老一派と、対抗する一派の
不穏な事情を知り、心は晴れない。
一方、山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。
もしや赤目一族と繋がりが?
そんな中、藩主・久留島通嘉から小籐次に呼び出しが。
「明朝、角牟礼山本丸で待つ」—-
ついに、藩主・久留島通嘉が、江戸から小籐次を連れてきた本当の目的が明かされる。
そして、赤目小籐次一家の帰りを待ちわびる江戸の人々も、
ある計画を進めていた。
『御鑓拝借』から始まった物語が見事ここに完結!
巻末付録「森藩・玖珠山中をゆく~その時、小籐次の背中が見えた」を収録。
【商品解説】
ついに藩主の本当の願いが明かされる。「御留山」の秘密に小籐次は?長らく愛された大人気シリーズ、ここに堂々完結。【本の内容】
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紙の本
ついに完結
2022/09/11 14:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セパサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三カ月連続刊行で毎月「新・酔いどれ小籐次」が読めるのは実に幸せでしたが、
ついに終わってしまうと思うと寂しい気持ちも混ざって複雑な心境でした。
かつて旧藩主の久留島通嘉が「城なし大名」と江戸城内で他の大名に馬鹿にされた事をキッカケにして、小籐次が『御鑓拝借』騒動を巻き起こしたことからスタートした物語ですが、その旧藩主の久留島通嘉が「城を持ちたい」という願望を諦めきれずに、国家老と手を組んで、抜け荷までさせて御留山に密かに本丸を築城しようとしていたと知ったときの小籐次は悲しかっただろうなと思います。
旧藩主の久留島通嘉としては小籐次は味方になってくれるだろうと考えていたでしょうが、小籐次としては『御鑓拝借』は侮辱された殿に対して、『城が無くて馬鹿にされても気にするな』という励ましの気持ちもあったと思います。
なので、旧藩主の久留島通嘉と気持ちがすれ違ってしまったことが寂しかっただろうと思いました。
そんな、小籐次と代替わりした赤目駿太郎平次の今後が気になるので、続編が楽しみです。
紙の本
何かさみしくなります。
2022/08/20 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
刃こぼれした愛刀「次直」を刀砥ぎ名人「滝の親方」に砥ぎ願いに行く子藤次。二人は一言も言葉を交わすことなく、ただ滝に打たれるのみ。心が通じ合ったか、はたまた赤目家の血筋か、二人は似ているとのこと。愛刀は見事に砥ぎ直されていた。次に藩主通嘉から角牟礼城跡で明朝待つ旨の命で出向く。御留山のはずが整備され、お城を建てんばかりで、藩主の城なし大名の悲願を知る。幕閣に城の普請を認めるよう子藤次に命じるが、子藤次は藩主を諫める。森藩の懸念材料である国家老の専横もこ藤次が一計を図り、国家老を仏門に入れる。森藩の問題を見事解決した子藤次は江戸へ。二か月遅れの新兵衛さんの葬儀が挙行される。薫子姫を迎え4人家族となった子藤次一家、老いもあり砥ぎ屋に専念と言うが果してどうなる?佐伯作品の中でもこのシリーズが一番好きでさみしくなります。
紙の本
やはり小籐次は面白い
2022/08/12 15:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌキオヤジ - この投稿者のレビュー一覧を見る
酔いどれ様はこれで終わりかな?
次は駿太郎の話に続くのだろうか?
だんだん、小籐次より駿太郎の方に話しの内容が変わっていているから。
小籐次が、より好好爺として、駿太郎の話にのってくる時が来そうだ。