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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/29
- 出版社: 新潮社
- サイズ:19cm/230p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-354781-5
読割 50
紙の本
編めば編むほどわたしはわたしになっていった
著者 三國 万里子 (著)
ずっと息苦しさを感じていた少女は、いかにして編みものの世界に自分の居場所を見つけたのか? 読む人それぞれの「あの頃」がよみがえる、極上のエッセイ集。書き下ろし全29編を収...
編めば編むほどわたしはわたしになっていった
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商品説明
ずっと息苦しさを感じていた少女は、いかにして編みものの世界に自分の居場所を見つけたのか? 読む人それぞれの「あの頃」がよみがえる、極上のエッセイ集。書き下ろし全29編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
ずっと息苦しさを感じていた少女が、ニットの世界に居場所を見つけるまで。「書く」ことは「編む」ことと似ている──。学校になじめなかった自分と父との関係、おもしろいことが大好きだった母、人生の道標となった叔父のこと、アルバイト先で出会った夫との恋。傷つきながらも一歩ずつ進み、ニットデザイナーとなった著者。その半生を追ううちに、読者それぞれの「あの頃」が蘇る極上のエッセイ集。【商品解説】
著者紹介
三國 万里子
- 略歴
- 〈三國万里子〉1971年新潟県生まれ。「気仙沼ニッティング」および「Miknits」デザイナー。著書に「編みものワードローブ」など。
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紙の本
本業のニットもいいけど、エッセイもしみじみよい。
2023/05/31 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の人形が着ているカーディガン。もしやこの作り方が載ってるのか?...というのが手に取ったきっかけですが、もちろんその掲載はない。
以前からニットデザイナーとしての作品を目にして既刊のニットの本を気にしていたけど、初エッセイ集の本書が、初めて手に取る一冊になった。
物語は、まだ自分が何をしたいのかわからない若かりし頃の話、息子と母の味わい深い関係とか、夫となる人との出会いとその後の暮らし。祖父母や両親、料理家である妹さんとのあれこれとか。
ニットデザインの話とつながってそうでつながってなさそうな、誰もが持っていそうなプチ個人史みたいな一冊。
そんな内容が丁寧に、そして率直に綴られていて、読み手としては、そこに慕わしさを感じてやまない。この先もエッセイ集出してほしいなぁ。
紙の本
繊細とおおらかと
2023/05/10 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものを作る人らしい細やかな感性と、
日常を生きている人のおおらかさ。
時計のエピソードが好きだった。
出会った時の確信、破損した時の衝撃、
手元に戻ってきた安堵、同じ気持ちを感じた。
その時計にも(写真が掲載されていて、
それへそれは素敵です)
変な名前をつけちゃうところが、
余人とは違うところ。
紙の本
何かが生まれる瞬間
2022/11/29 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニットが編まれるひと針ひと針と同じように、私たちは一瞬一瞬を生きて今あるのだろう。
気仙沼でニットの会社を経営しているとは知っていたけれど、こんな経緯で経営したとは知らなかった。
ほぼ日で出版した「やさしいセーター」も興味深い。
エッセイはあまり好きではないけど、この本は最後まで楽しく読めた。自伝的な出来事が中心なので物語のように読めたのが好み。
モノが持つ魅力を再認識されて、ちょっと子供心のワクワク感が思い出された。
編物はしないけど、編み物を編んでいる時のような静かで期待に膨らむ読者の時間だった。
おすすめです!