日本の近代建築ベスト50(新潮新書)
著者 小川格
建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。この間、数多くの建築が作られ、また破壊・解体されてきた。本書では、半世紀以上にわたり専門誌・書籍の...
日本の近代建築ベスト50(新潮新書)
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商品説明
建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。この間、数多くの建築が作られ、また破壊・解体されてきた。本書では、半世紀以上にわたり専門誌・書籍の編集に携わってきた著者が、ル・コルビュジエから丹下健三、磯崎新や隈研吾まで、現存するモダニズム建築の傑作50を選び、写真やエピソードとともに徹底解説。戦前から戦後の高度成長期、さらに現代まで流れる建築思想をたどる。
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コンパクトで読みやすい1冊です
2022/02/10 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
1つの建物当たり、紙幅は4頁。冒頭に設計者・完成年、末尾に建物のある市区が記入されています。モノクロ写真も満載です。
スモールステップで読みやすかったです。コンパクトにまとまっており、50項目はすぐに読み終えられます。
建築探訪に最適
2022/07/25 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は1922年から2008年までに設計された近代建築の傑作50を選び、新書版4頁で各建築の概要を解説したものである。設計者や発注者の人物像、建築物の特徴、設計思想などが手際よく取りまとめられており、本書をもって建築探訪に出かけたくなること必定である。本書で取り上げられているエピソードの一部を紹介する。◆失われたA・レーモンドの自邸の図面を譲り受けた高崎市の建設会社社長が自邸として再現。この社長は昭和8年ナチスの迫害を逃れて来日した建築家ブルーノ・タウトを助けて高崎の達磨寺の洗心亭を紹介し、2年間保護した。◆埼玉県宮代町の進修館の建設を推進した町長は、有名教授の教えを求めて全国13の大学に入退学を繰り返し、23歳で大学中退後一切定職につかず、30年間家で読書三昧、56歳から27年間村長・町長を務めた稀有な人。
新築時の斬新な建築物が時間の経過とともに、さらに風格を増すものと、劣化し新築時の輝きを失ってしまう建築物があるように思えるが、本書で紹介された建築物はすべてが前者の範疇になるのであろうか?また、建築当初の目的は達成されているのだろうか?例えば、まちの活性化のため、アートによるまちづくりの一環として2008年に設計された十和田市現代美術館は、どうであろうか?紙幅の制約もあろうが、こうした観点からの記述があれば、建築物を理解する上で更に価値ある一冊になったであろう。
なんといっても黒川氏の中銀カプセルタワー
2022/07/04 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとベスト50の選定が東京と、その周辺に偏りすぎる気がするのは気のせいか。それはさておき、印象深かったのは、中銀カプセルタワー(黒川紀章氏)、まさに未来のビル。残念ながら2022年、解体