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紙の本
日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 国鉄の誕生からJR7社体制へ (中公新書)
著者 老川慶喜 (著)
敗戦後の混乱のなかで誕生した、独立採算制の企業体・日本国有鉄道。東海道新幹線の開通など近代化に努めるが、赤字が膨らみ、分割民営化により40年の幕を閉じた。その後のJR30...
日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 国鉄の誕生からJR7社体制へ (中公新書)
日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 国鉄の誕生からJR7社体制へ
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商品説明
敗戦後の混乱のなかで誕生した、独立採算制の企業体・日本国有鉄道。東海道新幹線の開通など近代化に努めるが、赤字が膨らみ、分割民営化により40年の幕を閉じた。その後のJR30年も含め、鉄道から見た日本現代史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「日本の復興は、鉄道が中心となってやらなければならない」(1945年8月15日、堀木鉄道総局長官)。進駐軍専用列車の運行、続発する事故などの混乱のなか、独立採算制の企業体・日本国有鉄道は誕生した。ビジネス特急「こだま」、東海道新幹線、通勤5方面作戦など近代化に努めるが、過大な投資等により赤字が膨らみ、分割民営化により40年の歴史を閉じた。その後のJR30年も含め、鉄道から見た日本現代史を描く。【商品解説】
「日本の復興は鉄道が中心とならねばならない」敗戦からの復興、新幹線の開通、そして分割民営化。国鉄40年とJR30年の変遷【本の内容】
著者紹介
老川慶喜
- 略歴
- 〈老川慶喜〉1950年埼玉県生まれ。立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授、立教大学名誉教授。「近代日本の鉄道構想」で交通図書賞を受賞。
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労作だけども最後が残念
2019/04/10 22:16
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:express455 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本鉄道史3部作読みました。
非常に読みやすく労作だと思います。
ただ、中央新幹線のくだりは、感情的すぎる。
中央新幹線に国が財政支援することは約束違反とあるが、自費で建設すると言ったのはJR東海であり、それに国が後から乗っかって財政支援するのであり、その主体が異なっているので、自費で建設すると言ったJR東海が約束違反をしたわけではない。
中央新幹線をリニア方式で建設することについて、高速鉄道の分断と批判するが、東海道新幹線の建設時にも在来線との分断が議論されているのに、その結果を無視している。
最後の最後でバランスを崩してしまい残念です。
参考文献に須田寛さんの著作はなく、国鉄破綻の原因である物価上昇率に見合った運賃値上げが出来ずに後手に回った点についての考証があればと思いました。(スト権ストは、国鉄破綻の主な原因ではない。)
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国鉄が国家の屋台骨だった時代
2019/02/21 17:04
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
敗戦から高度経済成長、そして分割民営化後の現在まで。鉄道から見た日本現代史を描く。幕末・明治篇(蒸気車模型から鉄道国有化まで)、大正・昭和戦前篇(日露戦争後から敗戦まで)に続く、三部作完結編。著者は、山川の日本史教科書の編集にもたずさわられたことがある。国鉄を中心に語るのに「スト権スト」に殆ど触れていないのが残念。
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日本鉄道史 全3編の完結編
2023/08/26 15:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひこにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
全三巻の最終巻で、戦後から2010年代後半までを扱っています。前二巻同様、業界誌・新聞をはじめ、各種議事録、鉄道会社の社内報まで様々な資料を丹念に追った労作です。出典も明示されており、巻末には年表も添えられている点、筆者の学者としての良心を感じました。前二巻で散見されたような誤謬もなく、今の時代に近づいて来るにつれ興味深く読むことが出来ました。
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労作ではあるが・・・
2019/03/23 14:09
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本鉄道史幕末・明治篇、大正・昭和戦前篇に続く三作目の昭和戦後・平成篇である。著者は、民鉄の社史編纂に関わり、優秀会社史賞を幾度も受賞している。本書は、多くの参考文献に基づき国鉄・JRに留まらず、民鉄・地下鉄・路面電車にも言及された労作である。しかしながら、鉄道史の場合、技術面(車両、橋梁、トンネル等)、営業面(ダイヤ、運賃等)、経営面(運営組織、労使問題、収支等)など多岐にわたっており、それら全分野を取捨選択して取りまとめることには、自ずと限界があるように思われた。著者の得意分野に特化して、より精度の高い鉄道史の著作であったらと少々残念である。
本書で、最も重視すべきと思われる国鉄の民営分割では、国鉄の長期債務の内、本州JR3社が引き継いだ直接承継の4.7兆円のみ記載されている。実際には、本州JR3社の実質債務はそれを大きく上回る14.5兆円である。他にも、些末な誤記や事実と異なる記述が散見される。
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やっと完結!
2019/02/22 15:16
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
『日本鉄道史』は、明治編、大正・戦前昭和編、そして本書で一応の完結です。幕末に始まる、日本鉄道史を俯瞰するのにはもってこいの三冊です。最後のものは、最近の鉄道科学も分かった楽しいです。