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紙の本
街道をゆく 新装版 42 三浦半島記 (朝日文庫)
著者 司馬 遼太郎 (著)
横浜のホテルに宿泊して勤め人のように通いつつ取材する著者。目的地は、ごく小さな場所ながら日本史を旋回させる舞台となった、三浦半島だ。あまたの武者の血を吸った鎌倉の地を歩い...
街道をゆく 新装版 42 三浦半島記 (朝日文庫)
街道をゆく(42) 三浦半島記
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商品説明
横浜のホテルに宿泊して勤め人のように通いつつ取材する著者。目的地は、ごく小さな場所ながら日本史を旋回させる舞台となった、三浦半島だ。あまたの武者の血を吸った鎌倉の地を歩いては、現代の日本にとっても重要な要素である武士の起こりと「中世」の成立を考える。横須賀では記念艦として保存されている戦艦「三笠」を再訪し、『坂の上の雲』取材時の「秘話」もつづる。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
大河ドラマの副本として読むのもいい
2022/04/19 15:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家司馬遼太郎さんの代表作のひとつである「街道をゆく」は、司馬さんが日本各地(時には海外も)の街道を歩きながら、そこに生きた人々を描いた紀行エッセイだ。
司馬さんが鎌倉幕府発祥の地となった神奈川県三浦半島を旅したのは、1994年頃だろうか。(週刊誌に連載されたのは1995年3月から11月にかけてだったから)
長い「街道をゆく」シリーズでいえば、終わりから二つ目の巻になる。
この紀行エッセイでは書き出しがいい。
この巻はこう始まる。
「相模国の三浦半島は、まことに小さい。」
短いながら、旅の始まりの高揚感が伝わってくる。
司馬さんは三浦半島を歩きながら、その隣の伊豆半島の小さな在所に20年いた男のことをおもっている。
源頼朝である。
今回の紀行はおのずと頼朝とそのあとの時代、つまりは鎌倉時代を描くことになる。
「鎌倉の世は、存外ながい。」と、司馬さんは書く。
頼朝が鎌倉入りして、153年続いたというから、確かに長い。
といっても、頼朝の血流はわずか三人で終わるから、そのことをなかなか気がつかない。
まして、頼朝という名前が大きすぎ、さすがに北条家はわかるとしても、和田家や三浦家梶原家と彼の鎌倉入りを支えた御家人の 名前は複雑に絡み合ってよくわからない。
さすがに司馬さんのこの作品を読めば、ある程度は整理ができるはずだ。
司馬さんはこの旅のおわりに横須賀の港も歩いている。
『坂の上の雲』執筆時の思い出も語られていて、この巻の旅は気持ちいい。
紙の本
良い本です
2024/03/31 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉幕府成立以前の三浦氏から第2次世界大戦時代の海軍まで、話がいろいろ飛び回りながら横須賀、鎌倉辺りの歴史を綴ります。素晴らしい。
紙の本
半島
2020/10/03 05:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
関東のほんの小さな半島紀行。半島文化というものが存在するらしいがこの小さな地域もそのようだ。鎌倉時代や近代などしばしばその影響力が発揮される。
電子書籍
相模国のはてのはて
2023/06/18 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が残した所謂「街道物」の
第四十二作です。
本書で著者は、
神奈川県の三浦半島界隈を訪れます。
登場人物は、源頼朝、北条氏、三浦氏、
勝海舟、小栗忠順、ペリーなど。
紙の本
相模国のどんづまり
2022/06/30 22:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が残した「街道物」の
四十二作目です。
本書で著者が訪れたのは、
神奈川県の三浦半島界隈です。
登場人物は、源頼朝を筆頭に、北条氏、
三浦氏、勝海舟、小栗忠順、ペリーなどなど。