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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1996/10/30
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/451p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-111737-9
文庫

紙の本

ニコライ遭難 改版 (新潮文庫)

著者 吉村 昭 (著)

明治24年5月、国賓のロシア皇太子を警護の巡査が突然襲った。この非常事態に、近代国家への道を歩み始めた日本が震撼する。極東進出を目論むロシアに対し、当時日本は余りにも脆弱...

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ニコライ遭難 改版 (新潮文庫)

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商品説明

明治24年5月、国賓のロシア皇太子を警護の巡査が突然襲った。この非常事態に、近代国家への道を歩み始めた日本が震撼する。極東進出を目論むロシアに対し、当時日本は余りにも脆弱であった―。皇太子ニコライへの官民を挙げての歓待ぶり、犯人津田三蔵の処分を巡る政府有力者と司法の軋轢、津田の死の実態など、新資料を得て未曾有の国難・大津事件に揺れる世相を活写する歴史長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

明治24年5月11日、来日中のロシア皇太子が襲撃された大津事件。ニコライの長崎来航から、日露の緊張、裁判、犯人津田三蔵の死まで、未公開記録をふまえ、事件の全貌と歴史の核心に迫った長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

紙の本

大津事件

2022/12/18 19:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

明治24年、来日中のロシア帝国皇太子ニコライ(後の皇帝ニコライ2世)が、津田三蔵巡査に負傷させられた所謂・大津事件の顛末を描く記録小説。仮想敵国であるはずのロシア皇太子を民衆が自発的に歓迎しているのは驚き。また事件後の政府及び国民のパニックが印象深い。ロシアへの恐怖は今も変わらず、意識の深くまで浸透している。津田の裁判は怒涛の如し。司法の独立を守る児島と判事らの姿勢は崇高。ただ行政サイドも超法規は考えず、近代国家の枠組みを尊重することに変わりない。一読の価値ある一冊。

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紙の本

大津事件

2020/07/31 05:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国際問題に発展してもおかしくなかった事件だが謎も多いままになっている。犯行動機などもあやふやだが克明に描いている。

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2007/09/09 07:54

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2008/05/20 12:50

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2009/06/12 21:59

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2021/12/20 16:10

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2015/09/11 07:44

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2017/01/25 23:06

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2017/09/03 11:02

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2018/02/26 11:37

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2018/11/22 10:25

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2018/12/09 20:52

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