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深夜特急 1 香港・マカオ みんなのレビュー

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みんなのレビュー692件

みんなの評価4.2

評価内訳

681 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

実録!人間・沢木耕太郎

2002/07/15 21:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大空アゲハ - この投稿者のレビュー一覧を見る

◎千五百ドルのトラベラーズチェックと四百ドルの現金を作り、仕事のすべてを抛擲にして旅に出る。泥臭く土臭い旅のはじまりである。著者は、インドのデリーからイギリスのロンドンまでを乗り合いバスで行く、という普通の頭で考えるととんでもないことを企てる。乗り合いバスって、あの普通のバス? 日本では、おじいちゃんとか、おばあちゃんとかが利用客の大半である、ガタガタ揺れてお世辞にも乗り心地が良いとは言えないあの乗り物ですか。はあ…。

◎ まず、舞台はインドのデリーのから始まる。インドから、ロンドンへ乗り合いバスで行くのがこの旅の目的であり、すぐにでも日本からインドへと直行するつもりだったらしい。しかし、寄り道をしても航空券の価格が変わらないことを代理店の案内人に教えてもらうと、デリーへ行く途中、香港とバンコクに寄ることに決めた。

◎ 香港で泊まった宿の名前は黄金宮殿(ゴールデン・パレス・ゲストハウス)。この名前から、読者はさぞかし豪華なホテルを想像するだろうが、そこは実は《連れ込み旅館》であった。ようするに、売春宿みたいなもんである。マカオでのカジノの場面は白熱する。カジノに行く時のに参考になるかもしれない。心構えというか…。

◎ 本というのは、「何かやりたい」という気持ちを引き出すのにすばらしい効果があるものであると思う。この本を読んで、どこかに行きたくなった。単純に。日本のまだ行ったことのない秘境を探検するも良い。もちろん、南の島でゆっくり夕陽を眺めるのも良い。きっと、こう思ってすぐ行動するのが、ほんとうなのであろうが、私にはまだその思い切りがない。でも、いつか必ず行こうと思う。自分がその時行きたいところへ、思いついた時すぐに。「深夜特急2」が楽しみである。著者と一緒に旅を追体験できるので、わくわくする。

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紙の本

心に注射を。

2004/01/28 17:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川内イオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅は出会いだ。

旅に出ると、毎日が「出会い」であると実感する。
美味しい食と出会い、目新しいモノと出会い、見知らぬヒトと出会う。
知らなかった風習と出会い、肌が粟立つスリルと出会い、
鼻血が噴出しそうなほどの興奮と出会う。

旅は出会いだ。


『深夜特急』には、日常に埋もれ心が磨耗した著者、
26歳の沢木が何かを捜し求めて旅に出る、その姿が描かれている。

インドからロンドンまで乗り合いバスで向う、という目的。
たいして意味もなく、ただその酔狂さに惹かれた、
というその目的を果たすために、
沢木は全く孤独で、全く自由な旅に赴く。

旅に制限を加えるのは、有り金のみ。
時間にも、誰にも、そして国境にも拘束されることなく、
沢木はユーラシア大陸をほっつき歩く。

沢木は行く先々で、何モノかに出会う。
それは、現地で知り合った人間臭い人間であり、
血が沸騰するような熱気を孕む生臭い市場であり、
網膜に焼きつく彼の地の日常の風景である。

沢木は、この旅をあくまで冷静に書き記す。
しかし、それは沢木が旅に対して冷めているわけではない。
沢木は自分の胸の内にほどばしる何かをあえて抑えこみ、
抑制した言葉で語ることで、この旅の熱狂を自らのモノとした。
そう、「ほどばしる何か」こそ、沢木が捜し求めたモノなのだ。


旅の出会いはいつも私の心に「刺激」という注射を打つ。
その刺激は麻薬だ。
だから、国境問わず、出会いを求めて私は彷徨う。
その先にあるのは、常に新しい出会い。新しい刺激。
どこにも、どんなときにも同じ刺激は存在しない。

だから、私は何度でも打つ。心に注射を。

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紙の本

マカオの博奕シーンがアツいです

2016/11/10 00:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

衝動的に旅に出てインドからロンドンを目指した筆者自身の話です。

インドの倦怠感・台湾の活気・マカオの狂乱がダイレクトに伝わってくる文章が魅力的でした。特に各国の若者とのやりとりと、サイコロ博奕にのめりこんでいく心理描写がリアルで面白いです。サイコロ博奕について筆者があれこれ考えを巡らせて、持ち金が増えたり減ったりしていく様に異様に引き込まれてしまいました(笑)

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紙の本

深夜特急1

2002/05/25 21:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:AKIZAWA - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレしてしまっては、作者とこれからの読者に失礼だと思いますので、慎重に書きます。

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスでのひとり旅。
ツアーなどでの普通の観光旅行では、決して経験できないような旅を、作者はしていました。
実際に旅をしていなくても、そこに行って同じことを経験したかのような気になってくるので、読んでいるだけでもおもしろいです。
深夜特急1では、香港・マカオを中心に語られています。
香港では、街に住む人々の雑踏や熱気が、こちらにまで伝わってくるように感じられました。
マカオでは、ある事がもとで、大変な危機に陥ることになり、旅の存続にまで支障がでてくるようになります。このような危機に対して、どのように作者が対処してゆくのか、興味深く綴られていました。

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2004/09/24 00:15

投稿元:ブクログ

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2004/09/30 01:35

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2004/09/29 19:23

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2004/10/08 12:05

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2004/10/11 11:09

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2004/11/01 14:34

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2004/11/04 09:55

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2004/11/12 15:54

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2004/11/20 17:39

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2004/11/22 13:12

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2004/11/25 12:20

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