紙の本
黄金の烏とは
2020/02/19 21:15
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作では
黄金の烏の存在の意味と意義が
明らかにされます。
黄金の烏たる奈月彦の有り様が
切なすぎる……
誰よりも理解され、支援されるべきなのに、
そうされることさえ諸刃の刃になりうるなんて。
それにしても、
1作ごとに明らかになっていく
世界観がすごいです。
遠くのどこかのファンタジーが、
どんどん厚みを持って迫ってきます!
紙の本
ますますスリリング
2016/09/06 11:36
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投稿者:moco - この投稿者のレビュー一覧を見る
この内容が映像になったらどうなるだろうと。
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叙述トリックファンタジー。
2016/03/04 18:17
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈月彦といい、浜木綿といい、登場のしかたがキャラクターの相変わらずっぷりすぎて笑えてくる。
山内を中心とした八咫烏社会を描く第三作にして、さらに外側が見えてきた感じがする。
いっそうファンタジーの色合いが濃くな一方、叙述トリックが冴えている。
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外側にも社会があった。
2015/12/15 20:38
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏社会の外に別の社会があることが分かってきます。
猿の世界とか人間の世界とか。複雑になってきました。良いですね。
八咫烏のトップ金烏の秘密とかも徐々に判明してきます。
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前二作は表裏一体、別視点で描かれた同じ時間軸のお話だったけど、今回はそれを踏まえての新しい事件。もしかして今の私たちとパラレルワールドなのかなと思われる下り有。
さらにラストのあたりで、この描写なら前作の装画じゃないか!と思われる場面有。ちょっとBLチックでほんの少しザワついてしまいました
装画は前二作と打って変わって黒ベース。ぎゅっとしまった印象。
新しいエピソードだし、締めのこの一行、これ、まだ続くんですよね?私、この八咫烏の世界にはついていきますから。楽しみにしています。
それにしても年に一冊かぁ、と思ったら阿部さんがまだ在学中でしたね。あ、いやいや。同じ大学の先輩の朝井リョウはもうちょっと書いてたぞ。ガンバレ、とか思ってしまったり。
書店バイト(元)としても、もうちょっと売れてもいい気がするんだけどな。書店さんもうちょっと頑張って~
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人喰い猿が山内にでてきて、若宮が雪哉を連れてどうにかするお話。前作ほど朝廷内の権力争い云々はなく、猿をどうするかという方がメインかな。
金烏とはなにか、とか外界のことがだんだんわかってきて舞台が広がってくる感じ。
そういう方向に展開していくのかぁ、と。
また雪哉が主人公でうれしい。浜木綿もわりかし出てきたし、いままでに出てきたキャラクターたちがいい具合に活躍してて楽しくなってくる。
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烏シリーズ第三弾。
山内に謎の薬が出回りと同時に八咫烏が猿に補食され山内は混乱する。
仙人蓋とはなんなのか、八咫烏を食べる猿とは、と謎が謎を呼びとても面白かった。
山内の世界を根底から崩すような展開になりどきどきしたのにラストがちょっと消化不良。が、まだ続きがありそうで余韻を楽しむというこであのラストも納得。
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第2巻に引き続き「雪哉」くん中心のお話。第1巻の妃選びの話がプロローグで雪哉と奈月彦中心の話が本筋になるようだ。猿や外界との関係はいまいち良くわかずじまいなので次巻以降を楽しみに待つことにする。
第1巻で活躍した「浜木綿」や「真赭の薄」といった女たちが巻を重ねるごとに更に魅力的になっている。年増になってはいるが・・・。そういえば、あの東家と北家の妃候補だった姫様たちはいまどうしているのだろう。再登場して欲しいなぁ。今回のゲストキャラ小梅と初音も哀れで健気でとても魅力的に描かれている。
真赭の薄の登場シーンと雪哉が装束をまとうシーンの、髪や肌そして衣服の色彩表現が相変わらず見事だ。著者の作品の最大の特長はこの部分にあるのではないかと思う。
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シリーズ三作目
前二作はどちらから読んでも問題ない仕様でしたが、こちらは続編でした。
話が動きだしたようで、これからどのように話が展開されるのか、あせびと白珠は家に帰されてどうなったのか気になります。
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1巻より2巻、2巻より3巻と、宮廷内の権力闘争から外敵との争い・黄金の烏の意味へと話は広がり、ますます面白くなってきました。ミステリー要素も、洞窟の冒険要素もドキドキでした。前巻で望んだ雪哉のカムバックも嬉しい。はやく次が読みたい!(ただ、最初の頃に比べて、それぞれのキャラとか顔?の印象が違う気がしないでもない…)
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悪くはないが良くもない感じ。小梅の性格やその扱いに甘さがあるように感じる。もう少しひねってもいいのではないだろうか。第一作目の複線回収に非常に感動したため、それと比べてしまっているせいかもしれない。次作を読むか迷ってしまった。
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前作で退場かと思っていた雪哉くん再登場。
少々グロイ事件が起こったり、山内の世界の秘密がほんの一部明かされたり。
前作までの政治的なドロドロもいいけど、私はこういう方が好き。
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あー面白かった!
黄金の烏の隠された秘密が明かされる!
雪哉と同様に彼女が信じられず(シリーズ1作目で女性を素直に見れないため)読み進めてた。
にしても、猿さん怖いよ…
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いやあ、第一作がまさかまさかのこんなことになるとは。ちゃんと見据えられてたんだなあ。このハードボイルド感(笑)垂水の雪哉が再び若宮さまのお側に!烏だけでなく、猿も人間もいるのかこの世界観!!浜木綿さまも朔の王もいいこというんです。児童文学に並べられないのはなんでだろうと思ったけど、思い返せば並べられない要素だらけだったわ。どうしてもひっくり返したい、あっといわせたいってのが見え見えしているから、やっぱり気づいちゃうのがちょっと惜しいけど、読み応えのある和風ひねくれハードボイルドファンタジーってところかな(笑)
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シリーズ第三弾。
新たな敵が現れ、若宮の謎も明らかになってきて、読んでいてワクワクします。面白い。