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悟浄出立

悟浄出立 みんなのレビュー

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みんなのレビュー174件

みんなの評価3.7

評価内訳

174 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

心に残る5編

2015/02/01 10:32

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞の候補作と知り読む。
万城目氏の著作と言えば「鴨川ホルモー」など少し奇想天外なイメージがあったが、この作品はどの話も読む者に何か勇気や信じるもの、大切にすべき生き方を感じさせる強さを感じた。
「悟浄出立」のラスト、悟浄が先頭を歩いた時の悟空とのやり取りは、いつの間にか自分は安定な生活、安泰な人生のみを選ぼうとしていて、自分一人で歩く事を忘れてしまった感じさせられた。
少しぐらい間違って遠回りしても良いじゃないか。何の問題もないさー!
他の4編も素晴らしい出来です。
本の装丁や題名で少し損をしている印象。

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紙の本

中国古典に触れるきっかけに

2016/06/17 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今までの万城目さんの作品とは少し違った作風で、わりかし真面目な文章でした。
中国古典の登場人物、しかも注目されるべき人物の脇にいる人にスポットを当てた作品。
西遊記以外はなんとなく、しか内容を知らないので、これを機に読んでみたいな、と思った。
しかも脇役に注目して。

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紙の本

万城目さんの新境地です

2015/03/29 22:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は万城目学さん初の古典文学オマージュ作品です。

万城目さんのエッセイを読んだことがある方は知っての通り、万城目さんは元々中島敦に強い影響を受けた作家さんで、古典作品(特に中国の文学作品)に造詣の深い方です。鴨川ホルモーを書いていた頃の万城目さんはどこに行ったの!?と思うくらい、ガラッと方向転換した作品ですが、これはこれで全然アリだと思います。

しかし、万城目ファンとしてはエンタメ作品の追及も同時進行でお願いしたいというのが本心ですね(笑)

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紙の本

万城目作品としては意外な内容

2015/08/24 20:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

娯楽性に欠けるという意味で、万城目にしては意外な作品だった。ホルモーから続く一連の関西を舞台にした作品、皆笑いたくなるようなユーモアや、びっくりするようなファンタジックな世界が展開されていた。けれど、この作品にはそれがない。中国古典の脇役を主役に、というコンセプトからは、わくわくするような話が書けそうに思う(特に万城目なら)。でも、そうはせずにしごくまじめに、明るくも楽しくもないタッチで書いている。しっかりした設定に感心はするけれど、好きなタイプではなかった。

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2016/08/08 11:50

投稿元:ブクログ

元ネタを知ってれば、なお面白く読めたんだろうなあ。皆さん書いているように、いつもの万城目ワールドのつもりで読むと肩透かし。まあ、これはこれでいいんだけど。だけど、こちらに中国の古典なんてさっぱり知識がないから、なんともなあ・・・

2014/09/22 04:34

投稿元:ブクログ

悟浄出立
八戎が天界では超戦略的な将軍だった
酔って男子禁制の建屋に入り、見つかり死罪に
功績が認められ減刑。地上に落ちる時、豚にぶつかり
豚の姿になった

趙雲西航
机上の空論とみていた諸葛亮と打ち解ける
故郷をなくした諸葛亮
故郷に帰っていない趙雲
船酔いしている
両親の顔を思い出し戦場へ向かう

虞姫寂静
項羽の女
四面楚歌を聞き死を覚悟する項羽
耳につけていた幾(歪な形の真珠)を返す
自分が惨殺された前妻と瓜二つなのを知る
最期の舞を踊った後
刀を喉に突き刺す

法家狐憤
始皇帝を殺そうとした燕の刺客 荊軻
同じ名前の京科は荊軻が合格するはずの職を
試験官の誤りで合格
竹簡に文字をすでに書いていた
刺客にならなかったら自分の人生を歩んでいた

父司馬遷
宦官になった父との再会する末娘
兄達は父は人ではなくなった
再会した父は髭がなくなり肌も白く声も高くなっていた
死罪となった理由は間違いだった

2015/08/12 11:07

投稿元:ブクログ

想像していたお話とは、全く違いましたが、それなりにおもしろかったです。もっと、歴史に詳しければもっとおもしろく読めたのにと思いました。

2014/12/06 23:14

投稿元:ブクログ

中国舞台の脇役フィーチャリングな短編集。あまり歴史に精通していない私には、3作目、4作目の主人公が誰なのかわらなかった。元ネタというか、歴史を知ってから読むと面白い作品なので、ウィキペディアで検索してから読むことをお薦めしたい。
みんなが知っている四文字熟語の関係者もいる。「四面楚歌」「傍若無人」 四字熟語は、万城目さんが描かれた作品のように、一つ一つに人間の生活が詰まっている。四字熟語の由来を夢中になって、読んだ中学生時代と思い出した。

2014/10/13 22:19

投稿元:ブクログ

 短編5編。「西遊記」悟浄出立、「三国志」趙雲、「項羽と劉邦」四面楚歌、虞美人、「史記」荊軻、司馬遷の娘。脇役目線の話。

 後2編はあまり詳しく知りませんでした。中国古典は好きなのですが、長くて読み進めにくいイメージですが、これくらいだと読みやすくていいなぁと思いました。
 どの話もラストのあたりで心に響く部分があり、前向きにもう少し頑張ろうと思えました。
「本当は俺は知っているんだよ。過程こそがいちばん苦しい、ということをね。」
 いつもの万城目さんぽい感じがなく、こっちのがタイプです。またこういうの書いて欲しいな。

2015/06/27 20:22

投稿元:ブクログ

こういうものが書きたかったのかもしれないが,受け入れられない?~「悟浄出立」:何で猪八戒の後を歩くのだろうか,そう…猪八戒は天将で,悟能という名も持っていた。何故歩き,惑わされ,危機に陥り,それでも猪八戒の跡を付いていくのか?先頭に立って解った…前へ行くだけ!「趙雲西航」:船酔いが非道い。張飛も船酔いが非道いはずだが,主に会えると喜んでいる。中洲で諸葛亮に故郷が何処か聞かれて,嗚呼故郷を捨ててここまで来たのだと理解した。「虞姫寂静」:咸陽の後宮から連れ出され,大王の側に遣えたが,虞という名も簪も耳飾りも取り上げられて,どこにでも行けと言われても,行く当てもない。剣舞を行い,首筋に刃を当てて一気に引いた。「法家孤憤」:皇帝が燕の使者を謁見していて,匕首で襲われてた。刺客はケイカという名だが,私と同じケイカという名は,趙の邯鄲の書記試験で聞いたのだ。あの男に違いない。「父司馬遷」:榮は3年振りに帰ってきた父に会いたくて旧家に行くが,別人のようだ。太史令の職を失ったが,市に出て荊軻刺秦の芝居を見ているが筆を執る様子はない。私は肌を出して,ここに書けと父に迫る~榮の息子が祖父を語って史記は世に出るって事!ええ話やん!マキメ君の新境地だが,受け入れられないのか? マキメって名は普通じゃないのに,学は普通すぎるよね。作戦として,沙悟浄を前面に出すのは成功?

2014/09/20 12:33

投稿元:ブクログ

中国の歴史・古典で一度は目にする人物の、少し脇にいる人々にスポットを当てた短編5本。
タイトル作である悟浄、2作目の趙雲の話は、のんびりしつつ、哀愁が漂う具合だったので、次もこのままいくのかな…と思ったところの、残り3作の静かな苛烈さ、切なさが織り交じった主人公たちの心の内に息をのみました。
最初2編は何が言いたいかわからず、うつらうつらと読んでいたのですが、最後の「父司馬遷」ですべてに共通テーマがあるのに、目が開きました。
物足りない・短すぎる部分がありましたが、読後、ゆるいと思った最初の2編を読み直すと、視点が変わりそう。
「父司馬遷」で出てくる一つの言葉が この本のすべてを括っているように感じ、心に残ります。

正直、万城目さんはこういう表現や書き方、人物の内や視点に踏み込むことができるのかと感嘆し、今までの作品とは違う視点・角度の作品にぞくりとしました。次回作も楽しみです。

2015/09/06 17:54

投稿元:ブクログ

てっきり西遊記ものの短編連作かと思ってたら、ファンタジーなのは表題作だけで、後は真面目な歴史小説。しかしどれも面白かった。

2016/01/17 19:28

投稿元:ブクログ

中国の古代に題材をとり、超有名な物語を目立たない部分から照らし出す短編集。
万城目さんとしては異色の作風で、しみじみとした味わい。
目の付け所が面白いです。

「悟浄出立」
このなかでは一番ファンタジックかな。
「西遊記」の沙悟浄が主人公で、確かに目立たない役‥
猪八戒の過去のエピソードのほうが強烈かも。
孫悟空が先を調べている間に、残った面々はまんまと妖怪の罠にはまったりして。
前に出ることを決意した沙悟浄の、ささやかな一歩。

「趙雲西航」
超雲、確かにいたけど‥
「三国志」が好きだった割には印象に残っていないですね。
故郷を思う超雲と、その憂いを見抜く諸葛孔明。やはり孔明は頭がいいのだった。

「虞姫寂静」
国を傾けた一因とされる美女、虞姫。
実は虞美人は亡くなっていて、よく似た後宮の使い女が突然召しだされて側に上がっていたという話。
十分大事にされてはいたが‥?

「法家孤憤」
必死で科挙を乗り越え、役人になった男。
秦王の暗殺を企てた荊軻という男と、名前の読みが同じで、かって試験会場で話をしたことがあった。
運命の分かれ道に思いを馳せる‥
臨場感のある展開。

「父司馬遷」
歴史家の司馬遷は李陵を弁護したために、罪に落とされた。
何も知らなかった幼い娘の視点で、じわじわと事情が解き明かされます。
本を売らずに宮刑を選んだ司馬遷は身内にも義絶され、自らを恥じていたが、娘の思いがけない励ましで立ち直ろうとする。
兄弟と違って教育も受けないで来た娘の一途さとたくましさが印象的。

2009年から2014年にかけて書かれた作品だそう。
そうだよね、一気に書けないよね‥
こちらは原典を読み直したくなるけれど、これ全部は一気に読み返せないし、関連するのはごく一部だと思うと‥
ちょっともどかしくて、苦しくなりますね(笑)

2014/08/28 11:06

投稿元:ブクログ

西遊記の沙悟浄や三国志の趙雲など、いわゆる「脇役」にフォーカスした短編5編。表題作にはいたく感動したのですが、その他の物語は原作を知らないので今ひとつ馴染めませんでした。それにしても、昔の中国人はえらかったんだなぁ…

2016/01/09 18:01

投稿元:ブクログ

てっきり悟浄が主役の長編かとばっかり思っていたけれど全然違っていて、脇役たちにスポットをあてた短編集。
一番最後の「父司馬遷」が特に印象に残った。

174 件中 1 件~ 15 件を表示