紙の本
目から鱗が落ちる、の典型。
2023/10/14 20:58
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の『思考術』の章は、正直そこ迄考える事にパワーを掛けていたら、疲れるなぁという感じでした。但しそういう事はやはり大事だと思います。
本書では仕事に向かい合うスタンスについて言及されている箇所が幾つもあります。1日24時間あるうち、仕事に費やしている時間は凡そ3分の1ある訳で、それは自分の人生に換算すると膨大な量です。それ故どういう気持ちで臨むかは重要なものになります。
その他早寝早起きを筆頭に規則正しい(色々な意味での)生活が自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮させる要となる、については首肯出来ました。例えば睡眠はその最たるものですし、ひろゆき氏も睡眠について同様の発言を呈していた点は記憶に新しいです。
・・などと感じつつ解説の段に読み及んだ所、私の感じた事柄の内容を全部代筆して頂いていました。今の年齢に於いて、種々沈思黙考する事が顕在してきました。自分を振り返るというか、見つめ直すというか。これからは今以上に自分と向き合い、また時に応じて誰かの求めに対して手をさしのべたり、と同時に自身の反省点を帰趨したり、といったようにしていけたらと思います。
紙の本
自分なりの豊かさを得るための、これは新しいシゴト術かも。
2020/12/25 18:37
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、そのまえがきによれば、同世代の40代と、時代を担う30代に向けて書かれたとある。しかし、学歴とか会社とかの頼るものがない中でシゴトをし続け、ステロタイプの出世ではなく、独自の立ち居地にたどり着いた著者の「考え方のコツ」は、シゴトをはじめたばかりの20代の方々にこそ響く内容なんではないかとも思えます。
むろん、どの世代のどんな立ち居地のヒトにも、今の自分を振り返り、価値ある気づきに導いてくれる。紐解けば、そんな意味合いの読後感になるのではないかと思います。
紙の本
それなりに共感
2016/08/06 23:47
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、マニュアル本ではない。
著者の考えるコツの提案。
いろいろ良いことが書かれていると、私は思った。
興味が有れば詳細は読んで頂きたい。
私が心に一番残った点は、「いつも幸福な自分だと考える」こと
で感情をコントロールせよということ。
これは意識して実践したい。
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会社ではなく自分自身の仕事におけるビジョンとは何か?
仕事wお通して、自分はどういう人間になっていきたいのか?
考えるために大切なのか、そのための時間を確保すること。
あきらめないこと。
思考を妨げるには知識。
仕事の先にいる人を幸せにするためのアイディアを追及する。
仕事においてどんな立場にいても、常に経営者意識を持つ。
学ぶためにはお金を惜しみなく使う。
お金をかけると真剣になる。
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著者の考え方やこだわりにはダンディズムを感じるが、見習いたいとは感じなかった。個人的にはネット検索による情報収集の便利さは活用すべし、でも鵜呑みにせず検証や反論も調べるべしだと思う。叩き台に関しても、それなりの立場なら完成のレベルが必要だが、上司の仕事のための叩き台なら方向性を確認する段階で見てもらう方がよいと思う。
まあ、自分なりのこだわりを持つことに関しては見習いたい。
14-200
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毎日を丁寧に生きていくためのコツが盛りだくさん。体に染み付くようにゆっくり何度でも読み返したいバイブルです。
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考え方のコツ 松浦弥太郎
考える習慣。思考の時間を確保すること。
なぜ何を重視する。
調べることを忘れる。
例え話をするとアイデア自体がどんどん具体化し、自分の中で整理される。それによって理解がより深まり、アイデアを実行に移す手がかりがつかめるのである。
例え話をするコツは目の前にある物事の真ん中ばかりを考えないこと。
通常はアイデアの核心ばかり見てしまうものだが、逆の発想でその周りを中心に見ていくことでなにか見えることもある。
コミュニケーションのコツは相手に対する反射神経を鍛えること。
人に花を持たせる意識。
時間を意識的に使う。
四つの時間割で時間の使途をはっきりさせる。
TODAY:今日やるべきこと
WEEKLY:一週間でやるべきこと
MONTHLY:一月でやるべきこと
SEASON:三ヶ月でやるべきこと
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これからは知識じゃ戦えない。
考える力をつけよう。
まず、考える時間をもつ。
書く力を信じる。
一つの考えに、ふたつの答えを基本に。
ふたつの答えを踏まえ、C案で勝負しよう。
観察を重視。
面でなく点で考えて、その周りにあるものに焦点をあてよう。
常に逆を考えてみよう。
一番の敵になって考えてみよう。
いつも幸せであれ。
レスポンスを磨きまくれ。
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人それぞれなんだろうけど、コツと聞かれたらこんなに文章を書けないだろうな。これって考えてないってことかな。
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【本年度12冊目】
松浦さんの視野の広さを感じた。
僕が考えるとしてきたことは、情報を整理する止まりだったことを実感。
目の前のことに全力を注ぐこと、そして社会にどう貢献するかを考え続けることが、その先につながっていくのだなぁと考えた。
思考の手順の仕方は実践しようと思う。思考やコミュニケーションや時間管理を、また違う視野から考えていることに、いろいろと僕の中で気づきが生まれた。
自分のタイミングにぴったりの一冊でした。
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会社ではなく、自分自身の仕事におけるビジョンがあるか?
知識は思考の邪魔になる。
知識を捨て真っさらに。
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凛とした人だなというのが第一印象。
きちんと自分を持って生きるというのは、自分なりの考え方を持つということなんだと感じた。一人の時間をきちんと持って、考える時間を楽しむことがこの作者のように凛と生きるコツなのかもしれない。
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著者は暮しの手帖編集長(今はクックパッドに移ったんでしたっけ)。仕事に対峙する心構えみたいなものが身につく一冊かなと思ってます。
さすが編集長、一文一文が分かりやすいです。そしてたまに刺激的なことを書いてます。
1日2回考え、考えたことは紙に書く。2回くらい考えるよ、と思うかもしれませんけど、実際なかなかできてないんですよね。。
一番詳しい説明、一番ポジティブな説明、一番ネガティヴな説明を考える。物事を逆さ、裏側、表面、断面、潰してみたりもするそうです。考えるトレーニングになりそうですね。
5W2Hというのもキーワードに思えました。もうひとつのHはhow much。費用は仕事に不可欠な発想ですね。
他には、やるべきことを年、四半期、月、日に分けて考えブレイクダウンしていく方法は見習えると思います。四半期くらいは見えても、なかなか年にして見れる人っていないと思います。
自分の今の仕事も全体のスケジュールが決まっているので、そこから細分化していかなきゃですね。。。
あと、30歳から55歳の間に生涯収入の大変を稼ぐ気概を持て、と。確かに何かに通じていて有名な人ほどアーリーリタイアしてますもんね。
それと関連しそうですが、英語、中国語、フランス語を勉強しているそう。3ヶ国語マスターしてればそれは25年間で相当稼げそう…。
今仕事する人にとって習得しなきゃいけない言語っていうのは、必ずしも語学だけじゃなくてプログラミング言語とか会計の知識(身につける方法が言語習得と似てるというのをどこかの本で見た)もあることを考えると、確かに同時進行3つくらいやるのが正しいやり方なのかもしれないなぁと思います。
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「暮らしの手帖」の編集長であった筆者。
様々な書籍やアイディアを考え出し続ける筆者の
クリエイティブな考え方のコツをまとめた作品です。
文章全体が非常に穏やかで読みやすい作品です。
記載内容は他本に取り上げられているような内容もありますが、
クリエイティブなものを生み出すことは才能ではなく、
時間を十分に確保して、じっくり考える事だと筆者は
言っています。
またインターネットの情報やSNSなどから離れ、
アナログに情報を収集し、自身で咀嚼することが
自身のオリジナルの考えを出すコツだとも言っています。
確かに近年は一定の情報は収集できてしまうので、
オリジナリティを出すという点では難しい世の中に
なってしまったのかもしれません。
思考、想像、コミュニケーション、時間管理、グローバルと
様々な観点で筆者の考えを読むことができます。
筆者の考えのベースは時間や費用は十分確保、投資することが
良い考えや、知識を得られると言う事なのかなと思いました。
目まぐるしい日々を送っている場合にも、一歩立ち止まって
冷静に物事を考えることの重要さを改めて感じました。
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http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16448