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鉄琴奏者さんのレビュー一覧

投稿者:鉄琴奏者

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本

そして続編でも期待を裏切らない

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前編のアメリカの医学生生活に引き続き、続編はアメリカのレジデントの生活を紹介している。
スタンフォードの内科のレジデントプログラムは幅広い疾患の患者を数多くみれるような工夫がされているようだ。力をつけたい若き医師にとって魅力的なシステムだ。
日本の研修医制度も変わろうとしているが、この本に紹介されているシステムもきっと参考にされているであろう。
著者が最後の二章で提唱しているGood Doctorの条件は、かつて日本で医者をやっていた私にとっても全く異論のないところだ。背景にある文化やシステムがちがっても医療の目指すところは共通であることを感じた。

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紙の本

真面目かつバイタリティーあふれる生き方に拍手

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アメリカの医学部の学生の生活ぶりが実体験に基づいて活き活きと描かれている。数々の具体的なエピソードは奇をてらったものではなく、説得力がある。
この本を読む限り、アメリカの医学生は相当忙しい生活をおくっているようだ。日本の医学生に比べると、臨床の現場でまかされる処置や責任がすごく多く、質も違うことに驚かされる。えっ、そんなことまで学生がやるの?という感じだ。
また、著者の真面目かつバイタリティーあふれる生き方には感心させられる。
日本で医学教育を担当している方々、医学生の皆さんにぜひ読んで欲しい本だ。

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紙の本

紙の本本因坊殺人事件

2001/11/26 00:04

本格派の囲碁ミステリー

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 鳴子温泉での「天棋戦」で負けた後、棋界の長老である高村本因坊が水死体として見つかる。その後、記録係の三段までもが水死体で発見される。自殺か、他殺か、裏に巨悪がいるのか!? そして、あっと驚く結末が…。
 文句なしに楽しめる、本格ミステリーである。囲碁の世界を題材にしているところがユニークだ。

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紙の本

紙の本在日日本人

2001/09/10 05:01

これは日米比較文化論だ

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 例によってお役所のへんなところをあげつらう本かと思って読み始めたのだが、それだけではなかった。
 著者のアメリカでの精神分析医としての経験に基づく数々のエピソードが興味深い。アメリカ駐在中に精神のバランスを崩す日本のビジネスマンたち。あまりにも日本的な会社社会の文化にひたりきってきた彼らは、アメリカ駐在で大きなカルチャーショックをうける。意見をはっきりいわずとも「あうん」の呼吸で暗黙の了解で物事の進む日本、なにごともことばにだしてはっきりと意見をいうアメリカ社会。筆者は日本の社会は甘えの通じる子供のような社会だといっている。
 筆者の比較文化論はかなり的を得ており、読み応えがある。1993年に出たこの本は少し古くなりつつあるが、いまの時代でも興味深く読める。

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紙の本

科学の世界に生きる面白さが伝わってくる

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 科学の世界で活躍してきた魅力あふれる日本人たちの短い伝記が集められている。取り上げられているのは小川正孝、仁科芳雄、北里柴三郎、野口英世、高峰譲吉、鈴木梅太郎、木原均、大賀一郎、今西錦司、井深大、西沢潤一の各氏であるが、いずれも個性豊かな力強い生き方をしてこられた方ばかりである。
 進路に悩む高校生・中学生に、科学の世界に生きる面白さを伝えるだけでなく、すでに研究を始めている理系の大人にも参考になる興味深いエピソードに満ちた本である。

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紙の本

言いたい放題が面白い

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 ヒト22番染色体の解読に大きな貢献をした慶応大学のチームを率いてきた清水氏ならではの本だ。平易な文体でヒトゲノム計画の実際を素人にもわかりやすく解説してある。私は一気に一晩でこの面白い本を読んでしまった。
 立派な成果をあげたのにも関わらず、著者のグループはその後の研究費の配分で割を食ったらしい。そのことに関する不満・憤りに始まり、著者の実感している日本のアカデミズムの問題点を多数あげて、言いたい放題吠えている。
 この本からはヒトゲノム計画の情報ももちろん得られるが、この業界が抱える問題に関する筆者の人間くさい意見のほうが読者の興味をひくと思う。


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紙の本

紙の本回転木馬のデッド・ヒート

2002/05/28 11:51

落ちはないけれど

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村上氏が見聞きした普通のような普通でないような人々の8つのストーリー。実話に基づいているという、それぞれのエピソードは、彼らの人生を象徴しているようでもあり、ただの小話のようでもある。どの話も、読者をその世界に引きづりこんだまま、このあとどうなるの、で、理由はなんなの?という余韻を残し、落ちのないまま終わる。落ちは読者が自分で考えろということか…。
それでも面白く読めてしまうところが村上春樹なのだろう。

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紙の本

初心者のための本

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 この本の対象となる読者は、大学に入ったばかりで英語の文献などいままでほとんど読んだことのない人達であると思われる。そういう人達に、なぜ英語の文献を読まなければいけないのか、どうすれば適当な英語文献をさがせるのか、などを語りかけている。したがってある程度経験のある、中・上級者には物足りない。
 とくに医学生物学系の研究者には必須のMEDLINEに関して全く触れられていないし、英語の論文を読み書きする理系の研究者なら知らなければいけないENDNOTEなどの文献整理用ソフトウェアに関する記載も一切ない。これらの情報が欲しい人は別の本を読んだ方がよいだろう。

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