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Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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巧みな心理描写と圧倒的な読みやすさ!はじめての雫井脩介
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2000年に『栄光一途』でデビューした雫井脩介は、著作の約半数が映像化されている人気作家です。『クローズド・ノート』など恋愛や家族小説もありますが、その本領はミステリーだといえるでしょう。不穏な空気が覆う世界で人間を描く、優れた描写力とリアルで巧みな心理描写が冴え渡ります。映像では味わえない、読書の楽しさをぜひ体験してください。
トリッキーで技巧的なミステリーが原点!はじめての道尾秀介
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木村拓哉主演の月9ドラマ『月の恋人』の原作を書き下ろしたり、直木賞を受賞した『月と蟹』での執筆活動にとどまらず、テレビでのタレント業や音楽活動にも取り組むなど多方面で才能を発揮する道尾秀介。そんな彼の原点といえるのは、やはりミステリー作家としての顔でしょう。ここでは道尾秀介の代表的なミステリーを紹介します。
ゆううつを抱いて生きる君へ。虹色のメランコリーがにじむ本
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元気の基準は人それぞれで、“やや憂鬱”が普通の状態の人もいます(私も)。ここに集めたのは、憂鬱とともに生きる者たちの本と雑誌。フィンランド、韓国、日本。ヒト(またはムーミン)のいるところに憂鬱あり。さみしさも、悲しさも、おかしみも歓びも、虹のように溶けあう世界をゆっくり歩いてみませんか。
歌謡曲を支えた作家たちの人生と、音楽業界の裏側を知ることができる本
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若者の間でも人気があるという昭和の歌謡曲。特に1970〜80年代には、今聴いても新鮮な歌謡曲が数多く生まれました。ここでは、そんな歌謡曲を支えた作家に焦点を当てた本を紹介します。ヒット曲が生まれた背景や作家の人生を知ることで、音楽の聴き方も変わってくるかもしれません。
現代における探検とは?旅の意味を問いつづける探検家・角幡唯介の本
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ただ探検をするだけでなく、現代において「探検」という行為が持つ意味についてつねに思索を続ける角幡唯介。そんな彼の足跡をたどる本を紹介します。過去の探検家が残した記録をもとに新たな謎を追究する角幡の旅は、それぞれが胸を躍らせる冒険譚でありながら、同時に現代社会における人間のあり方を問い直すようなメッセージを内包しています。
ダンテ『神曲』だけじゃない!はじめてのイタリア近現代小説
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イタリア文学の金字塔といえば誰もが知るダンテの『神曲』。だけどそれ以外の作品、ましては近年のイタリア小説のめぼしいものって・・・という方に、近現代でオススメの小説をピックアップしました。特にイタリア・ファシズムが横行した20世紀前半には、それを持ち前のユーモアで打ち倒すがごとく数々のユニークな小説が誕生しました。
ホラーで有名な小説家・山田悠介が描く、ちょっと変わった感動物語
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デビュー作の『リアル鬼ごっこ』が映画化されて100万部を超え、サバイバルやデスゲームものを中心にしたホラー小説で人気の作家・山田悠介。ここではそんな山田悠介が描いた、ホラーものとは一味違う物語を集めました。スリルと感動が同居した、心温まるハートフルストーリーをお楽しみください。
おばけ、幽霊、魔女、妖怪・・・「この世ならざるもの」たちの世界へ
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「現世(うつしよ)は夢、夜の夢こそ真(まこと)」とは、江戸川乱歩の言葉。いわゆる幽霊や妖怪などの目には見えない不思議な存在に思いを馳せることは、日々論理の世界に生きる私たちの意識にゆさぶりをかけ、この世界の奥行きへの気づきをもたらします。ちょっと怖いけど魅力あふれる「この世ならざるもの」たちの世界へようこそ!
キラキラなんて程遠い。女のダークな心を描いた柚木麻子の黒い小説
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女性の心理描写に定評があり、まさに「ガール・ミーツ・ガール」の天才・柚木麻子。しかし彼女の小説の魅力は「女の味方は女」という明るさ一辺倒だけでは決して語れません。女の腹の底が描かれているからこそ、そのよさがギラッと光ります。ダークな心の変遷をもっと見たくてページをめくる手が止まらない、そんな小説を集めました。
講談社青い鳥文庫編集部が選ぶ、ものがたりを楽しむ5冊
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青い鳥文庫の38年の歴史のなかで、「これははずせない!」「ずっと読み継がれています」という五書目を厳選しました。長く愛されている本は、世代をこえたコミュニケーションのツールにになります!この夏ぜひ、一冊手にとってみてください。 ※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2018年7月5日)の情報に基づいております。
きわどさがヤミツキになる!「黒い笑い」を堪能できるコミック
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爽やかでスカッと笑える「お笑い」は気分転換にぴったりですが、ときには毒のある刺激的な笑いも人生のスパイスとして必要です。思っていてもいえないことやタブーな事柄でも、コミックの世界なら安心して楽しむことができます。そんな、ダークな笑いを堪能できるギャグの切れ味鋭い名作コミックを集めました。
ちょっと怖くて敬遠している人にも。魅力的な魔女の世界をのぞける本
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魔女を見る目は、時代によって変わります。中世では、人を呪い殺したり、牛乳を腐らせたりする邪悪な存在として迫害されました。しかし、もともとは自然から得た知識を治療や料理に生かすことを知っている賢い女性を指していたといわれます。そこで、後者の立場をとった魔女の物語、エッセイ、絵本を集めました。魔女の知恵と魅力を堪能できます。
耽美な世界観!思わず現実を忘れてしまう高橋葉介の幻想怪奇コミック
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多くの漫画家やアーティストが影響を受けたホラー漫画家・高橋葉介。毛筆とペンを併用した線やかわいらしいキャラクターなど独特の絵柄も魅力的ですが、何よりもすばらしいのは、その幻想的なストーリー性。猟奇要素が強くグロテスクにもかかわらず、気がつけばその世界にグイグイと引き込まれてしまいます。そんな高橋葉介の魅力が味わえる本を紹介します。
背景に流れる音楽が物語を深める。テーマ曲のある小説
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音楽と文学は、芸術として長く関連し続けた表現形式です。言葉だけでは表現しきれない感傷的な風景を音楽が補ってくれます。ここでは、物語の重要な場面や背景で流れるテーマ曲がある小説を集めました。文章を読みながらその曲を聴く。また、曲を聴くことで物語世界に戻ることができる。そんな小説の楽しみ方はいかがでしょうか?