ブックツリー
Myブックツリーを見る本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
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「保存・修復」の視点から、美術館スタッフのニッチな奮闘を覗き見る5冊
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美術館の社会的役割のうち普段注目される機会の少ない、所蔵作品や文化財の「保存」。ダリをはじめ同館所蔵作品の保存・修復のプロセスを見せていく諸橋近代美術館「ミュージアム・ワークス─みんなの知らない美術館」(2023年11月12日まで)の開催に際し、普段見えにくい美術館の仕事の現場のニッチな醍醐味に出会える本たちをご紹介。
今いる場所の歴史を覗き見できる!タイムマシン気分で江戸の町が楽しめる本
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歴史なんて大昔のことで自分とかけ離れ過ぎていて興味がもてない、という方も多いかもしれません。だけど耳馴染みのある地名が出てくる小説やビジュアルブックならば、現在の東京とリンクして、歴史をぐっと身近に感じるようになるでしょう。時間を超える物語を読んで、タイムマシンに乗っているような気分が味わえる本を紹介します。
創作物を見る眼が変わる!物語を紡ぐ作家の喜びと哀しみを体験できる本
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小説やマンガなどの創作物を創り出す人間とは、いったいどんな人々なのか?そんな疑問を誰しもが一度は持ったことがあると思います。ここでは小説家とマンガ家が描いた創作世界の物語を紹介します。謎や笑い、切なさ、苦しさ、喜び、熱さなど、物語を紡ぐ作家の想いを体験してみませんか?読後には、創作物を見る眼がきっと変わっているでしょう。
動物たちから人間世界を見てみると・・・
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時には物事をいつもとは逆方向から見てみたり、視点を変えたりすると、問題の突破口が見出せることがあります。というわけで・・・もし何かに行き詰まったら、動物たちを通して今の自分を見つめ直してみませんか?彼らの姿や生き方から、きっとさまざまな知恵、自分や社会を俯瞰する視点、そして不思議なエネルギーをもらえるはず。
哲学の視点で世界を見てみよう!初心者でもおもしろく読める哲学書
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哲学初心者でもおもしろく読める本をそろえました。古今東西の哲学者が悩み相談に答えたり、『鶴の恩返し』などの昔話にツッコミを入れたり。どの本も身近なテーマを取り上げていて、哲学に親しみを感じられます。日常生活や人生を哲学の視点で考えるとどうなるのか・・・。楽しみながら「物事の本質を追及する」という、哲学の真髄を体験することができます。
正義も悪もひっくるめて人間を描く!はじめて方にオススメの柚月裕子の小説
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柚月裕子は、『臨床真理』で「このミステリーがすごい!」の大賞を受賞してデビュー。うまく生きることができない、いわゆる「クズ」や「ろくでなし」といったはみ出し者を描くのが上手でよく作中にも登場し、リアルな内面描写とともに作品世界を彩り、創り上げています。そんな、人間を描くことに長けた柚月裕子のオススメ小説を紹介します。
短編から長編まで!没入感&意表を突く展開が癖になる辻村深月のオススメ本
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直木賞や本屋大賞を受賞し、ベストセラー作家の仲間入りを果たした辻村深月。深く掘り下げる内面描写に長け、それゆえにどの作品でも共感でき、没入する読書体験が楽しめます。また、意表を突く展開の物語が多く、さまざまな感情が誘発される点も特徴であり、そこが人気の秘訣といえます。そんな辻村深月のオススメ本を紹介します。
「白と黒」の辻村深月ワールドにどっぷり浸れるオススメの小説
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辻村深月の作風は幅広く、心地よい読後感や心温かくなる感覚が味わえる作品は「白辻村」、心に抱える黒い感情に迫った作品は「黒辻村」と呼ばれ、ファンの間で親しまれています。ここでは、そんな魅力あふれる辻村深月ワールドを満喫できるオススメ小説を紹介します。
こんな世界もあったのか!?ちょっと変わったプロの仕事を覗き見できる本
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世の中には多様な職業が存在していて、その第一線ではそれぞれの分野におけるプロフェッショナルが活躍しています。ここでは、そんなちょっと変わったプロの仕事を覗き見ることができる本をそろえました。そこで綴られている仕事に対する向き合い方から、人生をよりよく生きるためのヒントが得られるかもしれません。
繊細でみずみずしい青春時代の感情がよみがえる!辻村深月のオススメ小説
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「これ、私のことだ!」辻村深月が手掛ける物語には、思わずそう思ってしまうほどキャラクターの心理描写がリアルに、そして繊細に描かれています。辻村深月は1980年生まれの小説家です。代表作には『鍵のない夢を見る』や『凍りのくじら』、『スロウハイツの神様』などがあり、直木賞や本屋大賞などの数々の文学賞を受賞。特に青春小説やミステリー小説が得意で、多くの読者から支持されています。ここでは、その魅力を存分に味わえるオススメの青春小説をそろえました。不器用で青臭く、笑ったり泣いたりしながら一生懸命に生きていた青春の眩しさを思い出し、感慨にふけることができるでしょう。
手も眼も使って考え、暮らす──現代のデザイナーの思考回路を覗き見る5冊
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生活のなかでの観察・思考や、アイデアを形にするまでの密かな知的興奮。「デザインスコープ─のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」(富山県美術館で2022年12月10日〜2023年3月5日開催)の参加作家が登場したり書いた本を中心に、つくることとその手前にある日常の見方のそれぞれの個性が浮かび上がってくる5冊を選びました。
人はなぜ音楽に惹かれるのか。哲学や科学から見るユニークな音楽論の本
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つらいときや悲しいとき、音楽に癒されたという人は多いでしょう。スポーツ選手が集中力を高めるために、競技の前に音楽を聴く姿も珍しくありません。人間には音楽が必要だ、というのは誰もが賛成すると思われますが、その理由をはっきりと知る人は少ないかもしれません。音楽が持つ力の源に哲学や科学の視点から迫る本を紹介します。
知りたくない、見たくないでは済まされない。社会の闇を照らすルポルタージュ
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ルポルタージュ(reportage)とは、フランス語で現地報告や記録文学を意味する言葉。ジャーナリストが現場に出向いて現地の生活や事件などをレポートしたノンフィクションの文学作品やニュースことを指します。そして、いつの時代、どのような社会にも課題はあり、セーフティネットからこぼれ落ちる人は存在しています。そして誰もが病気やケガ、失業や家族との行き違いなど、ありふれたことをきっかけに社会的な弱者になってしまう可能性があるのです。自分は大丈夫とタカを括らず、まずは自分ごととして関心を持って社会の課題に向き合ってみませんか。
ウォーホルをこの人はどう見ていたか? 個人の記憶と時代が交差する5冊
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言わずと知れたポップ・アートの旗手ウォーホル。1956年の初来日時の京都と彼の接点にも目を向けた大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館で2022年9月17日~2023年2月12日開催)に際し、日本の作家や芸術家たちがウォーホルに向けた個人的な眼差しが時代背景とともに垣間見える5冊を選びました。
YouTube配信に役立った‼ 社会を見る目が広がる・深まる一冊!
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日本初の経営学者YouTuber、中川功一です! 私は、世の中のことを何でも社会科学で分析しているのですが、芸能、スポーツ、政治、犯罪事件・・・となってくると、どうしても自分の知識範囲だけでは厳しくなってきます。そんなときには、様々な分野の本を参考にします。「この本で、世の中の見方が広まる! 深まる!」そんな一冊を、皆さんにシェアします!
まだ見ぬ世界に連れ出してくれる5冊
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毎日ほぼ家の中で過ごしている。人との交流も少ない。だけど、本は未知の世界に連れ出してくれた。触発されて何かを始めてみたくなる。そんなきっかけを与えてくれたエッセイと小説を紹介します。何よりも、こんな魅力的な文章を書けたらなあと思いながら繰り返し読みました。
自分の見ている世界を広げる読書
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ここ数年で、生活様式ががらりと変わりました。「街に出ると、疲れを感じやすくなった」「寝ても疲れがとれなくなった」「将来のことを考えると不安になる」といった声をよく聞きます。そんなとき、ほんのちょっとの「ひと休み」が効くんです。いまの世界が窮屈に感じてきたときに手にとりたい、視野がどんどん広がっていくような本を集めました。
受けのかわいい泣き顔が見たい!はじめての百瀬あんのBLコミック
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笑っている顔もいいけれど、受けの泣き顔が見たい・・・。そんな気持ちになったことありませんか?ここでは人気BL漫画家・百瀬あんが描く、キュートな泣き顔を見ることができるBLコミックを紹介します。糖度の高いストーリーは、どれもドキドキさせてくれます。好きだけではうまくいかない。切なくも甘い恋心に揺れる彼らに注目です。
ひと目見ればパッとわかる!世界史の流れをビジュアルで学べる本
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世界史の理解を難解にしているのは、戦争や事件など多くの国に広がる横の流れを同時に考えなくてはいけないことです。しかし、横への広がりを理解できれば、世界史はぐっとおもしろくなります。ここでは漫画や図鑑を中心に、見ているだけで世界史の大まかな流れを把握できるようになる本をそろえました。
どうして登る?見ることのできない景色を見せてくれる本
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間違いなくそこに存在していることは知っているけれど、決して見ることができない景色。北極、ヒマラヤ、チベット奥地にあると言われているが地図では空白だった峡谷の5マイルを旅する著者の冒険にそっと寄り添って、一緒にその景色を覗いてみませんか?目の前に広がる景色が、あなたの何かを解放してくれるかもしれません。
俗流「現代思想」ではない、本当の68年5月の思想へ
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安直な流行への追従と商業主義の下で消費されてきた「現代思想」の流れと手を切り、1968年5月革命の熱気を宿す哲学・思想を、あくまでも文献と文脈に忠実であるがゆえに急進的な政治性から目を背けることなく捉えること――それこそが新世代の研究者の使命なのである。【選者:鹿野祐嗣(しかの・ゆうじ : 1988-:神戸大学助教)】
まだ見ぬ未知の世界と出会う。大人も感動するノンフィクション絵本
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年齢が上がるほど読書は自分1人のものとなり、好みの範囲外の本は手に取りにくくなります。まだ見ぬ分野の本に出会いたいときは、ノンフィクションの絵本を手に取ってみてはいかがでしょう?魅力的な絵や言葉が、それまで体験したことのない新たな感動を与えてくれるはず。高学年の子どもから大人まで楽しめるノンフィクション絵本を紹介します。
新時代の偉才!これからの世界を考えるために読みたいオードリー・タンの本
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コロナ禍の台湾で、マスクの在庫管理システムを開発し一躍注目を浴びたオードリー・タン。IQ180超の天才プログラマー、中学中退、35歳での大臣就任、トランスジェンダーなど、さまざまな角度で語られるオードリーの思考や生き方を紹介する本を集めました。オードリーと一緒に、世界の未来を描いてみましょう。
ペットが飼いたくなる!?かわいい動物との暮らしが覗き見できるコミック
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動物をテーマにしたコミックにも、ギャグからホラーまでさまざまなジャンルがあります。そんな中でもここでは、動物マンガの王道ともいえる「ペットと飼い主の交流」を描いたものをそろえました。愛くるしい動物たちの姿を見ていると、思わずペットが飼いたくなってしまうかも。ほっこり癒されたい時にオススメのコミックを紹介します。
パッと見はかわいいけど、実はけっこうヘビー!?一粒で二度おいしいコミック
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ここで紹介するのは、かわいらしい絵柄のコミック・・・には違いないのですが、その絵柄と内容が反比例したものばかり。その絵柄とは裏腹に、読んでいると「不穏さ」を感じているはずです。一見ほのぼの、読み込んでみるとヘビーな設定が隠されている「一粒で二度おいしい」コミックを集めてみました。
天体観測が好きな子どもに贈りたい!月や宇宙を描いた絵本
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月や星に興味が出てきた子どもには、天体に関する本を贈りたくなります。しかし、まだ文章が読めない年齢の子どもの場合、理解できる本が少なく、本選びも難しくなりがちです。そんなときは正確な知識とおもしろさを兼ね備えた、知的好奇心が高まる絵本がオススメ。月や宇宙のことをもっと知りたくなる絵本を紹介します。
植物が教えてくれる、世界の見かたと豊かな時間
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歩いていると出会う、花の香りや樹々の様子は季節の移ろいを教えてくれる。植物が暮らしの中に入ると、世界を彩る色の数が増えるようだ。身近な植物との暮らしから、美術史、歴史的な植物の意味まで、植物の豊かさを教えてくれる本をどうぞ。
芸術を見る目が変わる。アートやデザインをひと味違った角度から眺める本
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アート作品には誰もが認める名画もあれば、これが芸術?と理解に苦しむ物もあります。近年ではAIによって見事な絵や俳句が作られ、人間の創造性を揺るがす動きも。美とは何か、人間の創造性とは何かなど、美を取り巻くさまざまなテーマについて学び、自分なりの考えを養える本を紹介します。芸術へのまなざしが、一新されること請け合いです。
現代フランス哲学――トリスタン・ガルシアとその周辺
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「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」の時代が終わり、現代は「ポスト・ポスト構造主義」の時代と称されることもある。カンタン・メイヤスーらによる「思弁的実在論」の動向が注目されるようになってからも久しいが、現代フランス哲学は単純にこれに還元されるものなのだろうか?【選者:栗脇永翔(くりわき・ひさと:1988-:フランス文学・思想)】
覚醒したまま自分とは別の人生を夢に見る方法
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若い頃に睡眠障害を患ったので、「眠れなくなる本」と聞いて思い浮かぶのは、眠れないなら眠らずにいるしかないと思って眠る代わりに読んだ本です。刺激と興奮に満ちた流行りの物語ではなく、他人が書いた日記や何かをよく読んでいました。今はたっぷり寝られていますが、自分ではない別の誰かの人生語りに耳を傾けるのは、変わらず大好きです。