一度は読んでほしい！人生をこじら・・・変える名作少女漫画たち

主人公の女子中学生が母親と喧嘩の末に本の世界に引き込まれ、巫女として国を救うために奔走する、という物語。巫女を守る七星士が全員魅力的で、今読んでも本の世界に入りたくなります。当時中学生の私には少し刺激が強めの描写も新鮮で、性の目覚め的な。そして、異世界へ行く方法を研究し始めるという奇行への目覚め的な。

飛鳥時代を舞台に、厩戸王子が聖徳太子として摂政になるまでを描いた歴史作品。天才で超能力者で秀麗な厩戸の王子が、まさかの蘇我毛人と恋に落ちます。私が生まれる前に連載されていて、子供の頃初めて目にしたBL世界への目覚めでもありますが、山岸涼子先生の描く美しい世界観と切なく胸が苦しくなるような恋は、時代や性別を超越して必読の一作。

まだ読んでいない人がいるのならこれからでもいい！ガラスの仮面と共に人生を歩もう！と声をあげたくなる、40年も連載が続く大作。女優、北島マヤとライバルの姫川亜弓、そしてマヤを陰ながら見守る速水社長・・・。恐ろしいことに巻数を重ねるごとに面白くなっています。私はこれを読んでなければ芸能界に入ってないですね。

王子様に憧れる男装の麗人ウテナは、自身が通う鳳学園で起こっている謎の決闘劇に巻き込まれる。決闘劇の賞品は薔薇の花嫁と呼ばれる少女アンシー。決闘に勝利しアンシーを救ったウテナを待ち受けるのは・・・。美しい世界観と物語が逸品で、男装グループ「風男塾」として活動する為のパワーはウテナからもらっていました。

ドラマ化の記憶も新しい、家事代行サービスからの契約結婚。アラサー女性として、はじめにこの作品を読んだ時「名案！頭いい！」と叫びました。そして「結婚てビジネスなんだね！」と豪語し周囲の人にドン引きされました。でも、これからの結婚の一つの形として素晴らしいと思うし、他にもみくりさんの考え方のなるほど感半端ないです。