恋に年齢は関係ない！素敵な年の差LOVEを描いたコミック

女子高生のカコが年齢を偽って参加した合コンで知り合ったのは、警察官の功太。一緒にいるために選んだ方法は、結婚です。年の差はあるけれど、法的にはまったく問題ない道を選ぶところに、まっすぐな性格の功太らしさが出ています。年の差ありで結婚しているのに、こーたくん、カコちゃんと呼び合う2人にキュンとします。

仕事はできるのに、恋愛では不倫相手にフラれてしまう30代半ばの恋に臆病な女性・つぐみ。亡くなった祖母の家で暮らしはじめたつぐみが出会うのは、51歳の大学教授・海江田。ときには少年のようにまっすぐで正直に気持ちをぶつけてくる、ときには大人の色気たっぷりに攻めてくる海江田の魅力は、大人の女にこそ刺さります。

小説家の内海真一と小学生の森本遥が出会ったのは、31歳と10歳のとき。ですが、実際に恋に落ちるのは大人になってからの話です。2人の年の差はずっと変わらず21歳あるのですが、ゆっくりと丁寧に心のふれあいを遥の成長に合わせて描いているので、違和感なく見届けることができます。

20代の青年、老舗呉服問屋の跡取り藤島津軽が、遊女見習いの9歳の少女・鈴子を引き取ります。小さいけれどしっかりものの鈴子と、頭はキレるやり手ながら普段はおっとりとしている津軽。2人の恋はゆっくりと進んでいきます。さがしもの屋として謎解きをする名コンビぶりは、相性のよさを見せつけられる気分になります。

父が再婚し、義母と義理の妹との暮らしのなかで居場所をなくした主人公の真魚は、年の差幼なじみの基の家に自分の居場所を見つけます。恋人としての愛だけではなく、家族のような絶対的な愛も一緒に育んでいる姿に胸が熱くなります。常に相手のことを思いやって行動する2人の姿に、ピュアなLOVE感じずにはいられません。