ブックキュレーター公認会計士 井端和男
会計はビジネスの言語であり、ビジネスの武器でもある
ビジネスパーソンにとって会計の知識は「武器」になる。グローバルビジネス時代のビジネスパーソンにとって会計は、英語、パソコンを使いこなせると並ぶ“三種の神器”とも言われる必須の知識です。会計で最低限知っておくべき知識は、いわゆる財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の読み方が基本です。
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粉飾発見に役立つやさしい決算書の読み方 会計知識のない人の入門書
井端 和男(著)
粉飾の兆候を見抜く目を養う本!!会計知識がなくても立派に決算書が読める。筆者唱道の法則と常識による決算書概観および20のポイントのチェックにより粉飾などの異常を探り出し、企業財務の実態を掴んで正しい評価に導く分析法を詳述。
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最近の粉飾 その実態と発見法 第7版
井端 和男(著)
粉飾発見のため効果的な分析手法を詳しく説明した上で、事例研究で、実際での適用法を示している。本書が、企業における分析担当者の粉飾発見のみならず、財務分析の能力の向上に役立つ。事例として、東芝、シャープ、オリンパス等、粉飾がどのように行われたかを紹介している。
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財務会計講義 第18版
桜井久勝(著)
体系的に財務会計を学べ公認会計士、税理士受験者には最適な本です。財務会計理論から会計処理や決算書作成までを明瞭に解説した最新版。現代の会計学基本書としては最高レベル。また、多く大学でテキスト、参考書として採用されている。改正の規模に関係なく毎年制度改正を完全にフォローして刊行しているところがスゴイ!
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新・現代会計入門 第2版
伊藤 邦雄(著)
ビジネスの必須スキルである会計を、制度・理論・実務の進展を体系的に捉えた本格的テキストの最新版。直近の企業事例までを完全網羅。会計のほぼすべての領域を、幅広く網羅した内容になっている。大学のテキスト、公認会計士、税理士試験受験者に最適です。
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グローバルキャリアをめざせ!USCPA米国公認会計士合格へのパスポート 第3版
三輪 豊明(著) , 金児 昭(監修)
世界で通用するビジネス資格。USCPA(米国公認会計士)を日本で受験するためのガイドブック。試験のアウトラインから効率的な学習の方法、合格後の活かし方まで紹介。2017年4月開始の新試験制度に対応。グローバルキャリアアップに最適な本。
ブックキュレーター
公認会計士 井端和男公認会計士。私は経済学部出身であり、学生時代は簿記など町人の手習いごとと馬鹿にして、会計学の科目は全く選択しませんでした。会社に入って最初に配属された部門は営業部でしたが、伝票1枚書くにしても簿記の知識がないと困ることが多かったので、水道橋の川べりにあった簿記学校に通いました。勉強が進むにつれて興味が増してきて公認会計士の試験を受けるまでになりました。私が公認会計士の2次試験に合格したのは30半ばになってからでしたし、当時は監査法人などなく就職口もなかったので、そのまま会社に残り定年近くまで勤めました。会社では営業から管理部門までいろんな仕事を経験しました。営業ではミャンマーとインドネシアに駐在するなど海外勤務も経験しましたが、長く担当した与信管理のノウハウを看板に、退社後は公認会計士事務所を開設して今に至っています。与信管理では取引先の粉飾を見抜くことが大切なので、会社勤務時から実例に基づいて粉飾の研究をしてきました。また、疑問のある大口与信先に赴き、直接帳簿を見せて貰った経験などが今の仕事に活きていて、私の商売上の武器になっています。現在、日本経営分析学会に所属していますが、ボケ防止の意味もあって毎年1回は研究発表をするように努めています。
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