ブックキュレーター一級建築士 岡啓輔
「モノをつくる悦び」←これから何百年と続くような大ブームがきます
モノをつくるなら、まずは「衣食住」に関わることがオススメ。スターターがかかりやすいし、たくさんの人と繋がれるし、成果がわかりやすい。
僕のオススメはもちろん「衣食住」の「住」にあたる、建築だ。希望のないところに建築は建たない、大きくてビビるけど、ヤリガイサイコーです!
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僕が読んできた本の99%はマンガ、ほぼマンガでできてる人間です。そんな僕に「海外で『蟻鱒鳶ル』の展示をするから誰かにマンガを描いてもらえないか」とハナシが来て、一番好きな漫画家新井英樹さんに「描いてください」とお願いしたんです。そんな一編も収録されている短編集。
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数十年前、石山さんが何かに「オレは『あしたのジョー』のように燃えつきたいだけなんだ」って書いてた。命をかけて命のための建築を作り続けている建築家。「生きてるのに、死んでるじゃねーか、生きて生きろ!」とケツ叩かれるような本。
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藤森さんはつくる建築も書かれる文章もわかりやすい。「わかりやすい」を武器に建築の困難な時代を切り拓こうとされてる。そんな藤森さんが21世紀を任せられるかもと選んだ6人の建築家との対話集、僕も選んでもらったんだけどこの時期の僕は自信なんて全然なかった。
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ニューヨークに出てきた田舎娘はゴミ箱のハンバーガーを食べながら「わたしは世界のマドンナになる」と信じていた、というマドンナの話が大好きなんだけど、マドンナにも負けないくらい沢田夫婦の継続する意志の力、カッコイイ!!
ブックキュレーター
一級建築士 岡啓輔1965年、九州柳川生まれ船小屋温泉育ち。1986年、有明高専建築学科卒業。会社員、鳶職、鉄筋工、型枠大工、住宅メーカー大工などを経験。毎夏、仕事を数カ月休み自転車旅行日本中の建築を見て回る。1988年から現在まで高山建築学校に参加、1995年から2003年まで「岡画郎」運営。20代、舞踏家・和栗由紀夫に師事し踊りを学ぶ。2005年手作りの小さなビル「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」着工、2018年現在も建設中。2018年筑摩書房から『バベる!自力でビルを建てる男』出版。
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