ブックキュレーター子育てアドバイザー 高祖常子
学校では教えてくれない、人生を豊かにする本
人生は「こうあらねばならない」と考えると、とても辛く、ストレスも溜まるもの。自分自身に対しても、親から子どもに対しても、物事をどんなふうに「考えるのか?」「見るのか?」「接するのか?」。そこに少しゆとりがあると、人生がもうちょっとラクに、楽しく生きていかれるのではないでしょうか。そんなヒントになるような本を選びました。
- 43
- お気に入り
- 5528
- 閲覧数
-
「周囲の目がとても気になる」「すっごく頑張っているのに、なかなか認めてもらえない」・・・。そんな気持ちになったときに、ぜひ手に取って欲しい本。読了後はまさに「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」と思えるはず。元気が出る一冊です。
-
NHK奇跡のレッスン 「最強コーチ」が一週間で子どもを変える
NHK「奇跡のレッスン」制作班(編) , 橘田 幸雄(イラストレーション)
サッカー、テニス、チアダンス、バレーボール、バドミントン編の5章。「挑戦する勇気を芽生えさせるレッスン」「決断する力を育むレッスン」など、コーチングによる、子どもたちの成長を描いています。言葉の掛け方や子どもへの向き合い方を少し変えるだけで、子どもがグン!と伸びることを本を通して体感できます。
-
りんごかもしれない
ヨシタケ シンスケ(作)
絵本ではありますが、中高生や大人にも、気付きや発見を与えてくれる本。「毎日が淡々としてつまらない」と思ったり、「なかなかいいアイディアが浮かばないなぁ」なんていうときには、この本を開いてみては?かわいいイラストにも癒され、脳のワクワクドキドキが始まりそうです。
-
子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 正
おおた としまさ(編著) , 荒俣 宏(ほか著)
「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いに、識者8人が語っています。子ども編と大人編に分かれていて、子ども編の漢字にはルビが振ってあります。子ども編と大人編に答える識者はほぼ同じで、内容はつながっているものもあれば、ちょっと違う角度からのものも。その違いを感じながら読むのも面白いです。
-
NHKスペシャル「ママたちが非常事態」を本にしたもの。人類の進化や脳科学をベースにした、「寝かしつけのコツ」「人見知りのしくみ」「イヤイヤ期の対処法」などのヒントも書かれています。「父親からもオキシトシンが出るってホント?」など興味深い検証も。家族がちょっと居心地よくなるヒントが得られるはず。
ブックキュレーター
子育てアドバイザー 高祖常子子育てアドバイザー。育児情報誌miku編集長。認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人ファザーリングジャパン理事など多数の子どもの人権を守るための委員を歴任。日本子ども虐待防止学会に所属。東京都出身。短期大学部卒業後、株式会社リクルートで約10年、学校・企業情報誌の編集にたずさわり、妊娠・出産を機にフリーに。子育て中に必要で安心できる育児の情報に触れることが困難であったため、夫と共に育児のWEBサイト「こそだて」を2000年に立ち上げ、2005年に無料の育児情報誌mikuの編集長に。これまで2万人以上の家族に子ども虐待防止と、家族の笑顔を増やすための講演活動を行う。2017年に、怒鳴らず叩かず、そして子どもの目線に合わせて寄り添う子育てを目指したいパパママ必読の書、『感情的にならない子育て』を刊行。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です