圧倒的な才能に惚れる！バンドマンの恋愛を描いたBLコミック

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ワガママでダメ男なバンドマン・朝一。そんな彼に想いを寄せるヨルは、どこか儚さが漂う美青年です。女子にモテたくてバンドを始めた朝一からすると、男のヨルは問題外でしたが、圧倒的なヨルの歌声に興奮を覚えてしまいます。ふたりの掛け合いはコミカルですが、はらだ作品らしいアングラ感も健在です。

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平凡な高校生活を送る上ノ山は、偶然出会った同級生・真冬の歌声に衝撃を受けます。壊れたギターを抱える真冬を自分のバンドに誘うのですが、真冬にはどうしても逃れられない過去があり・・・。圧倒的な画力で描かれる美しく切ない物語は、涙なくしては読み切れないでしょう。

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ギタリストの八千代にゴミ捨て場で拾われた富蔵。天然でどこか抜けている富蔵は、流されやすくいろんな人と関係を持ってしまうも、八千代がくれたバンドという居場所だけは手放しません。80年代を彷彿とさせるクラシカルなバンドの雰囲気も魅力的で、BLの枠を超えたバンド漫画としても楽しめるはずです。

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子どもの頃から音楽で繋がっていた幼馴染みの光とサク。不穏な別れをしてから数年後、インディーズバンドに所属する光は新人バンドのボーカルとしてレーベルの社長からサクを紹介され再会します。音楽によってふたりが和解して繋がっていく過程が、美しく爽快に描かれています。彼らを見守るバンドメンバーもいい味を出しています。

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気まぐれで放浪癖のある天才ギタリストの椎名。彼の恋人であり、幼馴染みでもある新は音楽雑誌の編集者です。自分に影響されてギターを始めた幼馴染みがあっという間に自分を追い越し、さらにそんな彼が自分に惚れていたとしたら・・・。新の中にある椎名への嫉妬心と葛藤が丁寧に描かれていて、胸が締めつけられます。