ブックキュレーターhonto編集員
ゆっくり青春を謳歌したい!スローテンポでほんわかときめくBLコミック
大人になると忘れていくかもしれないけれど、現役の彼らにとっては些細なことも大事な恋のひとかけら。だからこの想いはゆっくり少しずつ育てたい・・・なんて甘酸っぱさは、まさに青春そのもの!過ぎゆく瞬間の感情をかみしめて、できるなら焦らず一歩ずつ。そんな青春まっさかりの彼らの日常をこっそり覗けるBLコミックを紹介します。
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田舎の小さな村の、廃校が決まっている高校の最後の生徒である筒二と孝司は、2人しかいない最後の1年間を楽しく過ごしていました。2人でいれば最強、もちろん卒業後も2人でいたいけれど漠然とした不安もあって・・・。絡んでくる人物によって1話ごとに世界が少しずつ変化していく、時間の流れがゆったりと感じられるBLコミックです。
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高校生の理央と悦史の間には、誰にも内緒のルールが存在します。実はゲイ同士でネコ同士でもある2人は、お互いの秘密を守らなくてはなりません。そして、相手を好きになってもダメ。ところが、無自覚な恋は少しずつ暴走を始めて・・・。とらえどころのない悦史とかわいい理央の、のんびりペースの掛け合いに癒されます。
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前作『えんどうくんの観察日記』で距離が近づいたように見えた遠藤と津田ですが、お互いの距離感がつかめず、未来への不安も相まって、その関係性は不安定になっていきます。進路に悩める高校3年生ならではの夢への葛藤や焦燥感に、友情や恋がバランスよく散りばめられ、ふいに発動する衝動的展開にキュンとさせられます。
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青春ギリギリアウトライン 新装版 (Splushコミックス)
えのき五浪(著)
あからさまな視線をよこすクラスメイト・檜山から「愛してる」という告白を受けてしまった渡島。男同士の恋愛なんて信じられないはずだったのに、翌日は顔を見ただけでドキドキしちゃうし、これじゃまるで立場逆転!?なかなか気持ちを認めない渡島のツンデレが際立つ、勢いのわりにはスローテンポなラブ・コメディです。
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