子供に読み聞かせをしていて「自分」がおもしろい絵本

世界の「お茶の時間」を紹介していく絵本。茶道具やお菓子も一緒に紹介され、大人にも発見があります。全編関西弁なのが、読んでいてとても心地よい一冊です。関西出身者ではありませんが、一応10年間関西に住んでいたので、一生懸命思い出しながら、エセ関西弁で読んでいます。

アクマに楽器をとられてしまった、あるお国の人々のお話。大好きだった音楽を奪われ、一度は皆意気消沈するのですが、自らが歌えばいいんだと気付き、全員で大合唱していく様子は、まるで壮大なミュージカルのクライマックスシーンのよう!!大舞台に立った気分で読み聞かせています。

やまんばの娘まゆと、まゆを食べてやろうと思っているおにとの掛け合いがなんとも面白い一冊です。娘もこんな女の子に育って欲しいな！と思わせる、何事にも動じないまゆのかっこよさと、純粋なやさしさが素敵です。まゆとおにの演じ分けを楽しんで読んでいます。

子供たちが慣れ親しんでいるすべりだいが、驚きのかたちになって次々と登場します。アニメーションのように見えてくる、臨場感たっぷりの絵に合わせて、いかに楽しく「す〜べりだい」の言葉を発するかが勝負！（笑）娘と一緒にゲラゲラと大笑いしながら読む一冊です。

おふろに入りたくないにこちゃんと、追いかけ回すママとパパのお話。リズミカルな言葉の繰り返しがとっても愉快です。ママ役とにこちゃん役に別れて、子供と一緒に交互で読めるのが楽しく、最後の「それ〜〜！」で息を合わせるのが我が家では娘のお気に入りです。