ブックキュレーターアウトドアコーディネーター こいしゆうか
キャンプに持っていきたいこの5冊!
全国各地をキャンプで回っていると、ふと本を読みたくなります。青空の下や、焚き火をかこみながら、時にはテントの中でウトウトしながら・・・。そこで、キャンプをしながら読みたい本をまとめてみました。荷物の片隅に、この本たちを持っていくとキャンプがもっと楽しくなるはずです。
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この短編集の中に入っている「旅する本」が特に心に残っている作品です。異国の古本屋で自分が売った本に出会う、そんな旅と本のストーリー。もっともっと遠くに旅に出たくなります。
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わたしだけのおいしいカレーを作るために
水野 仁輔(著)
元カリー番長の水野さんによる、たった1つのチキンカレーを作るためのエッセイ。「たまねぎは炒めないことにした」など一章ごとのタイトルもかっこいい。時間があるキャンプだからこそ、丁寧に自分にとっての嗜好のカレーを作って、自然のなかでスパイスを思いっきり楽しみたくなる。
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ベテランキャンプブロガーSAMのお気に入りキャンプ場教えます 関東周辺
SAM(著)
我が師匠のキャンプ場紹介の本。ただのガイドブックではなくそのキャンプ場がなぜ作られたかオーナーの想いを代弁するかのように綴ってくれる。キャンプの自然は誰かの想いによって作られていて、わたしたちはそこにお邪魔をするんだという文章に、すこしだけ背筋がシャンとします。
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アイデアのヒント 新装版
ジャック・フォスター(著) , 青島 淑子(訳)
なんとなく毎日に刺激が足りなかったり、アイデアに行き詰まったときに、読むと発見がある本。なおかつそれがイマジネーションを掻き立てられる自然の中だと、もっといいアイデアがポーンと浮かんでくるかも!?と言ってもわたしはペラっと1枚めくってあとはハンモックで寝るための本になりつつありますが。
ブックキュレーター
アウトドアコーディネーター こいしゆうかイラストレーター。またキャンプコーディネイターとして、雑誌やラジオ、テレビなどで企画・コーディネイト・プロデュースを行う。これまでキャンプで日本全国、さらに世界各地で、素晴らしい景色を見てきたのにいい写真が全く残っていない後悔から、ついに一眼レフカメラデビュー。著書に『カメラはじめます!』『キャンプできちゃいました。』『日本酒語事典』など。
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