ブックキュレーター株式会社コルク代表・編集者 佐渡島庸平
佐渡島庸平がおすすめする「次世代のビジネスリーダーに読んでほしいバイブル」
「環境が人をつくる」という。しかし、環境が人をつくると思っていて、自分にふさわしい環境が与えられていないと思っている人はいつまでたっても成長しない。自分が成長するための環境を自ら作りに行くことによって自分を変えるのだ。自分を変えられるのは自分しかいない。そのためには、上質なインプットが必要である。ここでは、僕にとって上質だった本を紹介する。
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自分で会社を経営していて、どういう風にすれば社内がチームとしてまとまるか、いつも悩んでいて様々な本を読んでいる。そして、今までの自分の生き方というのは、他人に弱さを見せない生き方だったということを気づかされる。弱さを見せられるような場を見つけると、人生が大きく変わる。
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社員の力で最高のチームをつくる
星野佳路 , ケン・ブランチャード , ジョン・P・カルロス , アラン・ランドルフ , 御立英史
組織を作るときに困るのが、自分が何を解っていないかをわかっていないということである。自分と他人が考え方が違うということは一般論ではわかっていても、実感としてはなかなかわかっていない。一つの部署で働く時は、同じ思考法をもつ人たちの集まりでいいのだが、会社を経営するとなると複数の部署について理解しなければならない。それぞれの部署にいる違う特性の人について理解していくのに、この本の「境界線」という概念は役立った。
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どのようにチームで働くということについて関心が高まっていて、様々な組織、チームワークについての本が出ているが、その最新の情報も抑えていて、非常にわかりやすい本なので、初めの一冊として是非オススメしたい。
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本書でエクセレントカンパニーとして紹介されている中でダメになってしまった会社もあるが、このビジョナリカンパニー自体がこの後の時代にとって必要な考え方を説明している本であることには変わりない。発売してからかなり時間が経った本だが、読む価値がある。
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コミュニケーションは、伝わってこそコミュニケーションだ。伝わっていなかったら、伝えようとした側に問題がある。相手が理解しないのがおかしいと思うのではなく、自分の方に問題があると思って解決してみようとするのが良いと考えるきっかけになるだろう。
ブックキュレーター
株式会社コルク代表・編集者 佐渡島庸平株式会社コルク代表・編集者。講談社を経て、2012年クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。三田紀房、安野モヨコ、小山宙哉ら著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。読書はもっぱら移動時間にKindleで。一番好きな作品は『儚い光』(アン・マイクルズ) Twitterで日々触れた本について発信している。Twitterアカウントは @sadycork
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