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絶海の孤島、沖縄、島流し・・・「島」を舞台にした本

物語の舞台が島だと気分が高揚する。冒険小説なら偶然たどり着いた島でのサバイバルに、ミステリーなら嵐の孤島となった島での犯人探しに。ジュラシックパークの恐竜たちもキングコングも島からやってきた。島が持っている独立の心はときに権力に立ち向かったりする・・・。いろんなことが起こる「島」を舞台にした本を紹介します。

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  • 取材で乗り込んでいた漁船から落下し無人島に流れ着いた主人公。生き延びるためにいろいろな工夫をしているうちにしだいに島での生活に喜びを感じ始めます。だんだん日本人という属性や自分の名前さえも徐々に剥がれていくのだけれど、物語は中盤で意外な展開を見せます。自分はどこに属しているのか、文化というものを本当にとっぱらって生きれるのかという問いかけがあります。

  • 綾辻さんの「館シリーズ」第1作。新本格ミステリーを代表する作品。大学のミステリー研究会のメンバーが、角島に建つ十角館という奇妙な建物で1週間を過ごすことになります。ここで連続殺人事件が起こるのですが、ユニークなのは物語がこの島と本土と交互に進んでいくという構成になっていること。館シリーズなので主人公は館ですが、島という舞台装置が効果的な作品です。

  • 第160回直木賞受賞作。舞台は返還前の沖縄。米軍基地から物資を略奪する戦果アギヤーだった少年たちは、成長し、教師、警官、ヤクザとなりそれぞれに沖縄に関わっていく。こんな沖縄もあったのかと驚く一冊。読み終わると彼らの生き方に清々しさを感じますが、この作品で描かれている問題は現在でも解決していません。日本はこの島の人たちにいろいろなものを押し付けてしまっています。

  • 北極海から、太平洋、インド洋など5つの大洋に浮かぶ孤島が50島紹介されていますが、記載されているのはシンプルで美しい地図と、島の名前、発見された時期、そして史実や伝説(うわさ話も含む)などその島にまつわる短い物語のみ。セスナで絶海の孤島を俯瞰したような気になれる素晴らしい一冊です。ここで見た島に惹かれて、実際に行こうと思っても訪れるのはとても困難な島ばかりなのでご注意を。

  • 舞台は日本海に浮かぶ隠岐の島。大塩平八郎の乱に加わった父の罪を受けて15歳で流刑となった常太郎が主人公。大塩平八郎は民衆に支持されていたので常太郎は歓迎を受ける。隠岐の島はかつて後醍醐天皇が流され尊王の気風が強い。幕末の動乱の中、島を管轄していた松江藩の役人を追放する動きが起こり、島はどのような選択をしていくのか。本土から距離がある隠岐の島だからこその物語です。

書籍専門のPR・パブリシスト。鳥取県境港市出身。ダ・ヴィンチ編集部にアルバイトで潜り込み、その後編集、広告営業を担当する。2017年5月より書籍PRに従事。バンドマン時代は旅ばかりでしたが、気がつけば東京で本まみれに。2017年生まれの娘と2022年生まれの息子の育児中。好きな作家は池澤夏樹だけれどジャック・ケッチャムも好き。WEB本の雑誌「作家の読書道」の編集も担当しています。https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/

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