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本編読んだら次はこれ!物語を「主人公以外の視点」から読み解くライトノベル
物語というものは基本的に「主人公」目線で描かれますが、目線を敵側に移せば立場は逆転。主人公は一転して「敵」になり、まったく別のストーリーが浮かび上がってきます。ここでは、人気作品を「主人公以外」の視点から書いたライトノベルをピックアップしました。本編と合わせて読めば、物語の世界観をグッと深く理解できるはずです。
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シリーズの17巻は、複数のサブキャラクター目線で描かれた短編集です。スピンオフではなく本編の一部として別視点の短編集を出すのは、少し珍しいパターン。主人公のリムルでさえ知らない裏話が掘り下げられていて、あまり目立たなかったサブキャラたちへの愛着が深まるでしょう。『転スラ』好きにはたまらない一冊です。
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シリーズの番外編となる本書は、本編1巻とまったく同じ時系列から物語がスタートして、ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインから見た世界が描かれていきます。本編ではミステリアスな女性という印象の強いアイズですが、ソード・オラトリアでは意外と人間臭い彼女の素顔にも触れることができます。
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『この素晴らしい世界に祝福を!』でお馴染みのめぐみんを主人公にしたスピンオフです。本編でめぐみんが初登場したのはアクセルの街ですが、本作では彼女が出身地・紅魔の里を出て、アクセルの街で主人公たちに出会うまでの空白の時間が補完されています。シリーズきっての人気キャラの過去編だけに、ファン評価も高い一冊です。
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『BLEACH』には小説版でしか明かされていない謎があります。本作は『BLEACH』を補完するスピンオフで、主人公の一護が力を失っていた17ヵ月間が仲間たちの目線から描かれます。一護には見えなかった騒動の裏側を知れば、本編の描写にも「あの時の○○はコレか!」と合点がいくはずです。
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