ブックキュレーター遠藤功
将来、会社で役員を目指すなら読んでおきたい本
多くのサラリーマンにとってキャリアのゴールは役員になることです。どうすれば役員になれるのか?もちろん仕事で成果を上げることは重要ですが、同時に常にアンテナを高くし、勉強を怠らず、時代の変化、世の中の流れを理解することが大切です。今、経営に求められているものは何かを知るための必読の本を紹介しましょう。
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サブタイトルに、「経営者・従業員・株主がみなで豊かになる」とあります。投資家や経営者だけが金持ちになる経営から脱し、働く人みんなが豊かで幸せになる会社の在り方を提唱しています。豊かさとは何か、「よい会社」とは何かをあらためて考えるきっかけとなる一冊です。
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「ヤフーを作った男」として知られる井上雅博の一生を語るノンフィクション。いわゆる創業経営者ではなく、都営団地で生まれた平凡な男が「日本一成功したサラリーマン」にのし上がっていくストーリーが実に面白い。ビル・ゲイツや孫正義との関わりなどパソコン黎明期の熱気が伝わってきます。
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いわずと知れたドラッカー不朽の名著。なぜいまさらと思う方もいるかもしれませんが、いつ読んでも新たな発見のある本です。私自身も何度も読み返しています。時代を超えた真理や本質を語っているからこそ、色褪せずに読み継がれていくのです。変化の時こそ基本に立ち戻ることが大事です。
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ドラッカーの名著を手に取る前に読んでいただきたいのがこの本です。「いきなりドラッカーはハードルが高い」という方にオススメです。マネジメントという言葉の語源やその対象、ポイントについてわかりやすく解説しています。役員を目指す方もこの本でぜひマネジメントの基本を学び直してみてください。
ブックキュレーター
遠藤功株式会社シナ・コーポレーション代表取締役。経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系コンサルティング会社を経て、独立コンサルタントに。良品計画、SOMPOホールディングス、ネクステージなどで社外取締役を務め、複数の会社の経営顧問を務めている。次世代リーダー育成研修にも力を入れている。『現場力を鍛える』『見える化』(東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)などベストセラー多数。
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