目次
ミステリで読む現代日本
- 著:野崎六助
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はじめに
0章 AB―CD殺人事件
1 ポストマンは二度消える
2 ポストモダニストは二度ベルを鳴らすのか?
3 不完全なテキスト
4 不完全なテキストとテキストの不完全性と
5 叙述トリックの甘い罠
6 不完全なテキストには我慢ならない再説
7 ポストマンは二度消えるか
01章 小説は戦争に向かって慾情する
1 バトル・ロワイアルの時代
2 ゲームとしての戦場
3 内戦は永遠である
4 戦争の外部、戦争の内部
5 世代間戦争の逆襲はなるか
6 たった一人の戦争
02章 壊れる人びと
1 ライトノベルもシルバー・ライトノベルも
2 『ドライツェーン』の先駆
3 何をしたらいいのかをだらだら書くだけでもミステリになるという証明
4 新本格派シテミル?
5 放課後に鬼はいない
6 生と死のスパイラル
7 モラトリアムは解除された
03章 パノプティコン――流行する警察小説
1 群集から監視カメラ装置へ
2 生まれながらの警官
3 うたう警官
4 市民小説としての警察小説
5 反・警察読本
04章 市民小説への道
1 医療ミステリの凱旋
2 負のスパイラルはミステリに何を提供するのか
3 スパイラルは権力支配層にも及んだ
4 被害者の事件と加害者の事件
5 家族狩りから追悼へ
6 コミューンへの道
00章 「九・一一」から「三・一一」へ
1 誰もが書き急いでいる
2 国策災害、国策パニック
3 原子力支配は終わらない?
4 東北六県独立計画、もしくは文学の原発責任
参考文献
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