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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
民王を読了したときから待っていた民王の続編です。想像以上の良品です。待ったかいがありましたね。すでに、続編が待たれますね。
コロナ禍は何だったのか?
2024/07/07 16:09
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
民王シリーズは、池井戸潤さんのユーモアあふれる小説だが、大切なことを訴えている
と思う。世の中、不満だらけなのに投票に行かない人がいる。人の揚げ足取りばかりして、肝心の政治をおろそかにする政治家や報道機関がいる。正しいものの見方をしないとダメになると教えてくれた。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もが新型ウイルスと聞くと想像するウイルスは一つ、でしょうけど、今回は、人間を凶暴化するウイルス、というので、こういう展開になりました。やはり、池井戸潤作品ではは、新型ウイルスでもこっちの面白さが……
娯楽本として楽しめるけど…
2024/06/23 07:55
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
大臣がパーティーの挨拶途中で突如暴れ出し、どうやら未知のウイルスのせいらしい、そのウイルスはシベリアの凍土から出てきたマンモスの持っていたもので、誰かの陰謀で日本に広めているのか?というストーリー。娯楽本としては大いに楽しめましたが、現在進行形でコロナ禍のために尽力している医療関係者が読んだらウイルスの蔓延を娯楽のネタにしていることに不快感を抱くかもしれないなぁと思いました。
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続編はないと思っていた、まさかの「民王」の続編。
前作から10年近くは経っているのだと思うけど、作品自体は前作の1年後を描いている。
環境大臣に就任した通称「マドンナ」がパーティーの最中に、突然暴れ出し、緊急搬送させる。
何か未知のウイルスに感染したと思われ、武藤内閣は騒然とする。
一方、無事社会人となった翔は憧れの会社に入社しながらも、工場の総務に配属になり、納得がいかない日々を送っていた。そんな時、上司から大学の研究室への届け物を頼まれ、訪れた大学で感染者に遭遇し、翔自体も感染してしまう。
自分も発症するかもしれないと恐れる翔と感染拡大を恐れる泰山。
もう完全に新型コロナが始まった頃の政府を皮肉っているとしか思えない。
ま、それがこういうエンタメになるぐらい、時が経ったのかとも思わせるような内容でもあった。
ウイルス特定の件は、正直くだらないとしかいいようがないが、あの池井戸潤でも、こういうくだらない作品を描くんだった、と思い出した。
くだらないところも多いし、登場人物の会話を出来るだけ軽くしているところも多いけど、今の内閣に読んでもらいたい一冊。
本来支持率って、40%切ったら、危険水域だったのね・・・
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あれっ?
泰山総理って、
こんなまともだったっけ?
物語は、
コロナを連想させるような
未知のウイルス対応で、
周りが自己保身に走る中、
泰山さんが奮闘するお話
翔くんも頑張ってますが、
周りの政治屋がクソばかり。
特に都知事の小中…
2024年の都知事選を連想してしまいました。
この秋にドラマ化という噂もあるので
楽しみにしてます♪
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ウイルスによる危機と、陰謀論に扇動される大衆に翻弄されながら、国民の安全と民主主義の姿を守ろうと奮闘する政治家を描く。作中での解決法は、非常に牧歌的だ。
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新型ウイルスについての日本での行動?もちりばめられているような気がします。
結果はどうあれ,そうかもなー
そうだよねー
感じてしまいます。
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確かに病んでいる人が多そうだ
イライラして
攻撃的で
気に食わない相手は
罵倒しまくる病・・・
気づかぬうちに感染せぬよう警戒したい
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人を凶暴化させる謎のウィルスに武藤泰山内閣の目玉のマドンナである高西環境大臣が感染した。一方武藤翔は就職したアグリシステムに仕事で京成大学の並木教授を訪問するが、そこで翔はウィルスに感染した並木教授と接触し感染してしまう。感染源はシベリアという情報が入り、抗体のできた武藤翔と秘書の貝原は並木研究室の助手の眉村紗英と共にシベリアに飛ぶ。2020年からのコロナ感染を彷彿させるストーリーだが、武藤泰山のブレない政治姿勢がカッコよく思う。ドタバタ政治喜劇だが、父と子が反目しながら認め合うドラマにもなっている。2024年6月23日読了。
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民王の続編。
実は「民王」はテレビドラマで見てたのが先で、本は後だった。
たいへん面白いドラマで、本を読んでいても、その役の顔が浮かぶのだ。
間違いない配役だった。
で、この「シベリアの陰謀」ユーモア溢れるコメディドラマなんだけど、前述のドラマを知ってないと、こちらは楽しめないかなぁ。
まあでも政治小説として、こんな政治家が出てくる事を期待します。
池井戸潤さん、出馬すればいいのに。
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新型コロナウイルスを連想しながら読める。あのときの異常な、神経質な、不寛容な、異様な状態がそのものがまさか○○○○の仕業だとは考えてもみないことだったので、新しい視点でした。317ページはぐっときました。
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前作と同様、面白く読めるエンタメ小説。社会全体が暗くなっていたパンデミックを思い返す。当時のパロディをクスッと笑って捉えられるようになったんだなと、改めて実感。人によっては苦痛を思い返すパンデミックを、ぶっ飛んだ設定でコミカルに描くことで読者を誰も傷つけない、とても良い作品だと思った。
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図書室。ホラーの間の骨休めに。
池井戸潤は読んだことなかったけれど、テンポよく読めた。コロナ禍に似た話。
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総理大臣の武藤とそのバカ息子が謎のウイルスに立ち向かう、政治エンタテイメント第2弾。
ドタバタ首相親子を取り巻く個性的な人物たちも前巻に続いて健在で、読んですぐにこの物語の世界に入ることができました。
今回は、謎のウイルスとの闘いということで、コロナウイルスとの闘いを彷彿とさせ、当時の混乱を思い出しながら考えさせられました。
また、舞台はシベリアまで広がり、スケールの大きい物語で、世界情勢についても視野を広げることができました。
そして、エンタテイメントでありながら、作者のメッセージを強く感じました。
あやふやな情報に振り回されることなく、状況を冷静に判断し、政治や世の中のことに主体的に向き合うことが大切だと思いました。