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直江兼続、上杉鷹山、そして上杉茂憲と、上杉家の困難とそれに立ち向かった改革の歴史についてまとめられた本。藩の財政が困窮する中で、どのような手を打って領内を団結させ建て直していったのか。フランス革命にも先立つような民主主義の姿がそこにはあった。
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米沢藩で行われた改革を学ぶ本
小説形式でわかりやすく解説している
直江兼続、上杉鷹山が行った藩を救った改革の数々から学ぶことが多々あります
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改革に必要な条件とは
国の改革ができる条件とは国と国民が現状を理解し、双方がより良い環境を望むかで決まる。最後の藩主上杉茂憲が沖縄県令に赴任し「吏員改正」(改革案)を提出したが新政府のトップが理解できず傲慢な税収と既得権を望んだことでの「却下」は、現代の岸内閣政治(不透明なままの裏金事件)と国民との意識の差を垣間見るようだ。
上杉家の改革の内容は現代でも通じる「質素倹約・組織の簡素化・産業改革」である。現代の日本政治にはこの3つが全く見られない。政治家の既得権と名誉地位保持(貪欲な闇金隠蔽など)が最優先となり国民への負担が増すばかりとなっている。