紙の本
政治と宗教と陰謀
2006/09/07 14:48
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソンツェン・ガムポ王の大三妃ドルテに毒を盛った犯人を見付けようとする翠蘭
疑いをかけられたガルと共に、真犯人と目される相手の故郷へと旅立ちます
事件を通してチベットの立場や宗教性などが見えてきますし、ソンツェン・ガムポの政治的腹黒さが堪らないです
しかし、翠蘭がまだ犯人探しをしている最中にいきなり犯人が明かされたり、何故旅に出たのかよく分からなかったり、キャラクターが中途半端だったりして不満が残ります
ストーリー的には必要なシーンも、構成的に順番や出し方が混乱している様子ですっきりしない印象を受けました
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ひたすらシリアスでしたね。リジムと翠蘭が一緒のシーンがなかったのが残念!表紙ではらぶらぶしてるのにな。ラセルは相変わらず可愛いです。サンボータさんいい味出してます。
そして翠蘭おめでとう!
史実どおりだとタイムリミットが近づいているらしいです。はやすぎっ!リジムには一層頑張っていただきたい。某大司祭狙いの彼は、自業自得だよな。
ソンツェン・ガムポさまの迫力がものすごかったです。
2006/9/11読了
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2冊ほど番外編を挿んでしまったので、忘れている名前もちらほら…ごめん…。トゥーラは注目をしてほしかった、そのために生まれてきたんだから。という気持ちが大きくなりすぎたんだと思う。そして、その気持ちが大きくなるにつれて、早くしなくてはという、あせりもあって急ぎすぎたんだと思う。もう少しだったのにと思ってしまうのです。それにても、ソンツェン・ガムポは何を企んでいるのやら…今はただ、そっとしているだけですが…なんだか、怖いわ…そうそう、今回本当にリジムの出番が少なかった。彼も翠蘭と同等の主役でしたよね…
20060821:読了
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翠蘭ちゃんとリジムがラストで会えていないのがちょっと物足りないです。最近ラセルがちょっとわがままに育っていないか?
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セデレクの反逆の後、ツァン・プーを守るため、翠蘭をヤルルンの城へ返したリジムは、ツァン・プーの臣たちと戦う。
ヤルルンの城へ帰ってきた翠蘭だったが、ソンツェン・ガムポの第二妃ティツンの行動が気になる。そして、城では家畜に毒を盛られる事件が起こっていて、ティツンがそれを行なったと噂がたつが・・・。
翠蘭の異状な強さに驚き。
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いつも事件に巻き込まれる(というかつっこんでいく?)翠蘭にはらはらさせられっぱなしです。今回はリジムとの絡みが少なかったのが残念。
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夫の義母に毒が盛られ、その犯人はさっぱり分からない。
かと思いきや、犯人かと思われた人物は自害し
更なる人物が疑われる…。
『最初』は一体誰なのか、何の目的なのか。
さっぱり分かりませんw
しかし、これほどまでにヒーロー(?)が出てこない小説も珍しいかと。
最初と最後に出てきただけでした。
…最後、の方が若干出演長い??
毎度の事ながら、すごい事にもなっていますし。
むしろ倒れた理由。
まさか! と思いきや!!w
おめでとう、と言うべきでしょうが、これで当分
動きが制限されてしまうような。
いや、でも体丈夫でよかった、ね??
権力ってすごいですね…。
あの人に関しては、話術、でしょうか?
偶然の上に偶然が積み重なって、いいとこ取り状態した。
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リジムの出番すくなくて残念でした><
ティツンのキャラが以外に嫌いじゃないw
むしろはたから見たら厳しい方だけど、それは愛のムチであってとっても他人思いのいい人でした☆
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ひさしぶりの本編
相変わらず安定の出来
この独特の舞台が本作の肝であり
ありがちなファンタジーよりらしく機能する
また主人公の少女小説的であるようでそうではない個性もまた非常に重要で要経過観察