紙の本
八日目の蝉
2020/05/15 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての角田光代さん。どうしても、不倫して相手の子供を攫う女性に共感しきれずやや期待外れでした。そんなに、人生を変えてしまうような価値などない男なのに・・・。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
対岸の彼女を読んだのでこの本も読んでみたが女性としての共感はなかった。サラバにもでてきた女性の宗教団体教祖。話にしやすいのだろうか。
いつの時代にも読んでそう!!とうなずける話だったら面白かったと思う。
紙の本
生きて行こうという意志があれば案外悪くない
2015/03/26 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前が心に残る小説でした。薫、希和子、千草あたりが特に。角田さんホントに女性の内面の描写がうまいなあといつも感じる。八日目の世界は生きて行こうという意志があれば案外悪くない。
投稿元:
レビューを見る
いろいろ考えさせられた。
映画も見たかったけれど、観れなかった。
そのうちDVD借りるかも。
投稿元:
レビューを見る
映画が素晴らしかったので読んでみた。
小説にしかないエピソードがあり、また違った楽しみ方ができた。
投稿元:
レビューを見る
母親って、
親子って、何なんだろね
悲しい話なのかもしれない
でももしかしたら
しあわせな話なのかもしれない
投稿元:
レビューを見る
映画を観た後に手に取りました。
画が浮かぶ。
親子の愛って。
うまく言えないけど大好きです。
投稿元:
レビューを見る
読もう読もうとずっと思っていて、文庫になったのを機にようやく読んだ。
期待通りに一気に読めた。
角田さんの物語を読ませる力はすごい。
女性と母性の力の凄さを再認識させられた。
投稿元:
レビューを見る
内容としては、不倫をしていた主人公、野々宮希和子が
不倫相手の家庭に産まれた赤ちゃんを誘拐し逃亡生活を送る第一章と、
誘拐された薫が大学生になって不倫相手との子供を生む第二章とに分かれている。
普通の人なら経験することのないであろう薫の体験を、
通常七日で死ぬ蝉なら見ることのない八日目に例えている。
ノンフィクションかと思うほどリアリティがあった。
投稿元:
レビューを見る
読み終わった時、なんとも言えなくなった。
誘拐された女の子はただ希和子を憎んでいる。彼女さえいなければこんなことにはならなかったのに、と。
確かに誘拐は犯罪だし彼女の行為は許されない。ただ希和子を苦しめた元凶でもある彼女の両親についてはただ家族だという認識で見られている。家族だから。その意味合いだけがどこか強いのは何でだろう。
知らない間に巻き込まれた人生を背負わされた登場人物たち。それでも淡々と前に進んでいく姿が印象的だった。
投稿元:
レビューを見る
2011.02.13読了。
フィクションかと思うようなリアルさ。誘拐して逃げていく貴和子を読んでいるうちに応援してしまいたくなる。最後はなんだか余韻に浸れるかんじでした。
投稿元:
レビューを見る
子供もいなければ結婚したことも不倫もしたことがない私だが、
主人公の一生をうらやましい、と感じた。
短い期間ではあるものの、あそこまで愛情を注ぐことのできる存在とともにあるということが、ひたすらにうらやましかった。
親子の定義ってなんでしょうね。
投稿元:
レビューを見る
小豆島に行きたくなりました。眩しい海とか緑とかお祭りとか。
この作者の作品は初めて読みます。
何かのテレビ番組で時間を決めて仕事部屋に毎日通い書く。
自分の仕事場なのに煙草は換気扇の下で吸う。
そんな印象がゆるく残っていて。
こんなお話を書くんだな。
繰り返す言いまわしが好きだな。
登場人物の言葉が印象に残るな。
同じような境遇に置かれたことなどひとつもないのに感じるものがありました。
人物の表情とか風景がとても鮮やかに入りこんできました。
投稿元:
レビューを見る
愛した人の子供を誘拐して自分の子として育てる。
逃げる日々の中で育つ二人の絆、母親の愛情、子の愛情。
捕まって、元の家に帰ってもそこに家族はいなかった。そこにいたのは他人…
果たして親子とは?家族とは?
八日目の蝉に私はなりたくない。
投稿元:
レビューを見る
母性愛って難しいものなんだな、と思った。結果、いろいろな形で目に見える言動になるのだけれど、根っこは一緒で、子どもに対する無条件の愛なのかな、と思った。