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映画を観たので読んでみました。
物語の展開のテンポは、映画のほうがよかった。
でも、原作を改ざん(!)しているわけでもないので、まあ、映像と文章の差、という程度でしょうか。
にしてもわたしは江戸時代のお家至上主義が嫌いです。
ですので彦四郎の思考には最後まで付いていけませんでした。
むしろダメ兄貴の烙印を押された左兵衛の思考のほうが理解できます。
そう考えるに、江戸時代に生まれなくて、ほんとによかった。
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おもしろかったんだけど、歴史が苦手なもんで、いまいち歴史的なことが理解できなっかったけど、いろんなことを考えさせてくれる話ではないかと思うけど、なんか主人公みんなに愛されすぎじゃない?
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3人(?)の神様に祟られて(?)しまう話。
最初はギャグ調ではじまるのに、
終わりは何故かガンシリアス。
・・・まぁ、いいんだけど。
最初のノリのままでいって欲しかった。
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不幸の中にも幸せあり。多くの厄病神に祟られても、めげず、前向きに生きていく姿に励まされます。なせばなる。
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時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長篇。
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途中まではポンポンと進んでいくのだけれど、なんだか先が読める感じでおや?と思いっぱなし。
でも、ラストは衝撃でした!ここで、今までの流れを断ち切るかのようなどんでん返しに「流石」と思わせる浅田次郎の凄さがありました。でも、なんとなく量の割には話があんまりまとまっていないような気がしないでもない。神様がなんか思ったより脇役…
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人としての生き方をそれとなく示唆してくれているといったところだろうか。幕末の時代設定ながら、その意図するところは現代に相通ずるものが。全く時代小説ではないと思われる。(もちろん御徒組とかの設定はさすがちゃんとしているようですが。)(映画のキャスティングイメージが抜けなかった。)
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貧乏神にとりつかれようと・・・疫病神にとりつかれようと・・・道を生きれば、という心になった一冊。人気の出る理由が良く分かる。おすすめ。
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浅田文学の大きな特徴は「つかみの巧さ」と「登場人物の完全なる美化」にあると思うんですが、その真骨頂的な作品。
ただ今回はそのキャラの美化をやりすぎた感が否めないお話。冴えない貧乏御家人が、三人の疫病神に次から次にとりつかれてワーワーする展開は楽しいんだけど、オチのつけ方が「なんだかなぁ」とちょっと苦笑してしまう感じ。
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江戸時代も現在も、格差社会に変わりはなし。真面目な努力が報われないのなら神頼みも納得できるけれど…
映画は妻夫木聡、夏木マリ、佐々木蔵之介、鈴木砂羽、森迫永依、笛木優子。
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今まで読んだ浅田次郎の作品の中で一番面白かったです。時代背景や設定などが最後に活きていて、非常に納得・感動しました。
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最初はつまんないなーと思って
止めてしまった本。
しばらく寝かせてもう一度読んだら、
実は面白かったw
江戸という時代の最期を
見事に散っていった彦四郎に
あっぱれです。
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エンターテイメント性が強い作品を久しぶりに読みました。
映画化ということだけあって、興味があったので、早速文庫本を購入。
三人の神様とのやりとりが少なくて、少し物足りなかったかな……と思いますが、ストーリーのテンポ、流れとしては好みです。
幕末時代のお話です。
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近の浅田次郎のは「椿山」とか「百マイル」とか
泣かせようとするのがクドく感じることもあってんけど、
これはそこまででもなく、すっきりと読みやすかったです。
登場人物の心情がちょこちょこ変わったり、
感涙も抱腹もせーへんかったけど、
仁義を大切にする浅田次郎らしさは十分に出てました。
ちょっとちゃらけた壬生義士伝って感じかな。
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2007/11/4読了。
浅田次郎、上手い!
輪違屋や壬生義士伝と異なり軽妙なタッチで書かれている。
とかく正直者が馬鹿を見るこの世の中、
江戸の昔からそうだったのだろう。
武士の在り方を真剣に考え、その通りに生きようとする別所彦四郎。
「義のために生きる」。自分はもちろん今の日本では益々珍しい考え方になってきていると思うが、かつては日本人の美徳の一部であったものだろう。
また「限りある人生だからこそ輝ける」という考えも目新しいものではないが、なるほど!と言う感じ。
余談だが榎本釜次郎は実在の人物で、幕軍として殉死していれば楠正成級のヒーローにもなれたほどの人物であったそうだ。
ぜんぜん知らなかったが、物語の中では伝法な物言いをする合理的で尚且つ男気のある少しお調子者に描かれている。