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主人公が可愛い。男なのに可愛くて仕方ない。あり得ないくらいお金持ちで人とは違う感覚で生きている刑事の話。途中で主人公が語る、読者に話しかける感じがさらに可愛い。ドラマでは主人公が女の子の設定で深田恭子ちゃんが演じて、それはそれで可愛かったけど、やっぱり原作の男の子が可愛い。ただのコメディみたいになってなくてさすが筒井康隆だと思った。
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アイデアが面白かった。
富豪ならではの事件の解決というのはなるほどという面白さがある。
また短編形式ながら、どれも同じパターンにならないように非常にバランスよく構成されているのも上手いなと感じた。
面白い。…のだが、筒井康隆の小説全般にそうだが、作家本人の我が強く出ているのが…ちょっと自分には馴染めない。
読者に向けてキャラが語り始めたり、物語の中で作者の主観が入ったり。この辺は好みの問題かと思う。
1話めが一番楽しめた。
何というかもう発想から違う。そうかそういう解決策があるのかまあやらないけどなというかやれないけどな!
ドラマを先に観ていて深田恭子のイメージがあったのですが、原作は主人公が男性です。
大分感じが違っていて驚きました。
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大富豪の父を持つ主人公神戸大助が、湯水のように金を使って事件を解決していくコメディ・ミステリ。ドラマ化の際には主人公を女刑事にしたり、ありえない頻度で危機的状況に追い込まれたりしてましたが、原作の方がやっぱり面白いです(トーンは断然地味だけど)。ドラマもかなり良かったですよ^^深キョンかわい
喜久右衛門を始めとする魅力的な脇役を数多く配しながら、主人公はといえば地味、可もなく不可もない容姿、事件を見事に解決するのに名探偵然としてない面白味のなさ
素敵すぎる^q^
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出版社 / 著者からの内容紹介
キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくわえた富豪刑事こと、神戸大助が難事件を解決してゆく。金を湯水のように使って。
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超お金持ちの警察官がお金を使いまくって悪い奴らを逮捕します。
独特の文章が小気味よくて、とても好き。
お金の使い方も半端なくて、気持ちがいい。
主人公のお父さんも愛すべき存在で、もう一回読んでもいいと思う作品。
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ドラマが好きだったので読んでみた。でもドラマの方がぶっ飛んでいたかな。
主人公・神戸刑事は金に糸目はつけないお金持ちだが感覚は結構普通らしい。「神戸刑事は常識人なのでコーヒー一杯分の金銭はそれと認識している。しかし一億円とかになると、今度は我々がその金銭感覚についていけない。彼は幅広い範囲の金額対する正しい感覚を持っている」。。。なるほど。
話の中で登場人物が「この辺りは割愛するよ」と話しかけたり、作者が色々な手法を宣言して試しているのが面白い。最終話、「それはこのシリーズとはまた別の話として書くべき物語であって割愛しなければならないのがはなはだ残念である」と登場人物一人ひとりに繰り返し述べているところも、繰り返しの妙というか作者の愛?が見えて面白い。
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この人の書く文章のテンポが小気味良くて読んでいて痛快!読後感がとても良かった。面白かった。明るい刑事モノ。
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何年か前の深キョン主演ドラマの原作。
意外な主役は男性設定。
でも、イイ!
展開は『キョトン』となった話もあったけど、トータル面白かった。
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ドラマでは女性が主人公だったけど。原作は男性が主人公。事件を解決する部分より登場人物に注目してしまう。だっておもしろい人ばっかりなんだもん。
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深キョン主演ドラマで存在を知って、筒井原作って言うんで読みました。
ぐはははは、筒井さいこーーー!!!
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大富豪の息子が刑事になったとしたら?
いや、別に普通に「刑事」なんだろうなと思いますけど(笑)、筒井康隆にかかればお金を湯水の如く使いまくり難事件を解決する「富豪刑事」になってしまうわけです。(笑)過去に深キョンのドラマは数回観たことはあったのですが、なぜか突然小説の方を読みたくなり読了しました。(笑)
短編4編「富豪刑事の囮」「密室の富豪刑事」「富豪刑事のスティング」「ホテルの富豪刑事」を収録。
どの作品もウィットとユーモアに富み、また、既成の刑事ドラマや推理小説を小バカにしていると思いきや、むしろリスペクトの裏返し(たぶん!)のような物語仕立てで、まずは力まずに楽しむことができました。(笑)
登場人物もなかなか良いです。特にキャラが立っているのは、父の喜久右衛門と署長ですね。(笑)あと、秘書の鈴江さんもとびきりの美人なのでOKです!(笑)
かといって、本筋のミステリーの方が疎かになっているかというとそうでもなくて、犯人あぶり出しや密室、誘拐、森の中の木の葉というように、4編それぞれ違った犯罪とトリックに挑み、さらに文章技巧もそのストーリーに合わせた趣向になっていると思われ、短編としてそれなりに野心的な内容だったのではないかなと思います。そして、それに対抗するかのような富豪刑事の解決に至るまでのパターン化。今後、シリーズ物となっても良かったと思えるほど、練りに練られた物語構成だったといえるでしょう。
中でも面白かったのは「密室の富豪刑事」かな。最後のオチはお約束なのですが、それでも面白かったです。(笑)この辺りもきっちりハズさずやってくれますね!
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もしやあの『富豪刑事』だろうか!? と思って手にとってみれば
やはりそうでしたw
が、ドラマとは違って、主人公は男。
それ以外は設定そのままな感じなので
ドラマ同様楽しく読ませていただきましたw
とはいえ、ドラマとは違って主人公の顔は全面的に出さず
使えるお金を使うだけ。
ドラマでは、どうして同じ顔なのにばれないんだろう? という
疑問も入る事無く、普通(?)に始まって終了でした。
そういえば、ちょっとここが違いますね。
周囲が、主人公の案に賛成する所?w
しかし、最初に囮で使っていた御嬢さんは
その後最初の話の発明家、どうしたんでしょう??
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途中まで読んだ後、かなり放置していたけど最近読了。ミステリープロットも、キャラ設定も、時折挟まれるメタ的な叙述もそこそこ面白い...ような気がしないでもない...。個人的にはもっと、(どっち方面でもいいけど)突きぬけてる方が好きかなあ。
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・7/31 続けざまにこれ.ミステリーにありがちな登場人物が多いのは仕方が無いが、なかなか覚えるのに始めだけ苦労するな.でもなんだか豪快で面白いトリックがありそうな予感.期待しよう.
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作者もちょこちょこ自虐ネタとして出してる通りいわゆる本格ミステリーではないけど登場人物のキャラクターと物語のテンポよさでさくさく読める本でした