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文庫版で買って読んだ。
中華神仙風味のニートくんが自立するまでラブもあるよ! な話?なのかな。
ほのぼのしてて結構好きです。
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古代中国、唐の時代。今よりも神様が人々の近くにいた頃のお話。
ぬらりと生きてきた若者が、ひょんなことから齢数千年の仙人に弟子入りをすることに。
年齢の壁、人と仙人の壁、そして抗えぬ時代の波に隔てられた、純愛ファンタジー小説!
……いやいや、「何が悲しくて野郎と爺の絡みを」などと嘆くことなかれ。
仙人様のお姿は、美しき少女です。
主人公の若者が仙人顔負けに飄々とした男なので、テーマの割に気楽に読めます。
その飄々っぷりは天界の住人が舌を巻くほど。
もちろん仙人も負けてません。負けぬどころか何枚も上手。
なにせ見た目は若くとも、智に富み、術を操り、泰然と生きる超越者。
子供っぽい面を見せたかと思えば、枯れたほどに達観した姿を見せて若者を翻弄します。
下心も鷹揚に受け入れ、悠然と受け流す懐の広さと来たら、さすがの一言。
おまけに「ボクっ子」。『僕僕先生』のタイトルは伊達じゃない。
仙人という人でも神様でもない、どっちつかずな立ち位置が話の妙かと。
真の仙人は、俗世を捨て去る物。
しかし登場する仙人は俗世を捨てきれない半端物。
それが良しか否かはさておき、時折見せる人間臭さはズルいほど可愛いです。
なお作中では神様たちが気軽にポンポン登場します。
こんな大御所をラフに登場させて良いのかよ?と読んでて心配になるほどです。
中華神話を知らなくとも楽しめますが、軽く予習しておいた方が、より楽しめるかと。
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次第に引き込まれていく
中国名の読みが難しい
地名の位置関係が掴めないのがもどかしい
内容はよくある感じがして、入り込めないところもあったが、淡々とした感じは嫌いではない
シリーズの次巻も読んでみたいとは思った
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悪くないけど、あんまり読みやすい作品じゃなかった。
僕僕が心が読めてるっぽい設定だから、主人公がしゃべったのか、読まれたのかぐちゃぐちゃしてきた。
中国史もあいまいになぞってて、しらないとちゃんとわかんない。
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とっても面白かった。
仙人=老人ではない発想に仰天しました^^
僕僕と王弁のコンビ続編ではどんな感じになるのか楽しみです。
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唐の時代のニート青年と、少女の形をした仙人の中華冒険ファンタジー。とにかくイラストのように出てくるキャラクターが愛らしい。僕僕と王弁のやりとりが楽しいです。新潮社さん、できれば早めにシリーズを文庫化してください、お願いします。
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お友達の感想を読んで「おお!読みたや」と思ったので手に取りました。これは好き。続きも読みたいと思います。
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中国唐代を舞台に「辛辣な美少女仙人と弱気なニート青年が、天地陰陽をひとっ飛び!」というファンタジーなのだが、ほのぼのだったり、飄々としていたり、始終心地の良い世界観だった。
が、そのせいもあってか、終盤、襲い来る官僚達に僕僕が術で応戦するシーンには違和感を覚えずにいられなかった。
まぁ、あのシーンは僕僕の怒りと力の凄さを表しているのかもしれないが、これまでに僕僕の言動を顧みるに、もっと僕僕らしいやり方があったのでは…という気がしてならない。
とりあえず、続編が文庫化が待ち遠しい。
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ラノベ感覚で読める中国系小説。
やるきのないまったり青年と、僕僕先生の話。全体的にゆる~いはなし。どきどきわくはくはなくまったりしたい時に読みたい本。
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現在で言うニートな王弁と、少女姿の仙人 僕僕 の交流
中国の歴史が生かされているらしく、その方面に全く明るくない私には少々難しい部分もありましたが、それでも可愛いお話でした。
ただ、僕僕の性格が仙人だからなのか小悪魔風で、男の人が好きなタイプなんだろうな~と思っちゃいました。
ニートと小悪魔って・・・
人知を超えた空間を体験してみたいなと思う小説でした
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なんと言っても僕僕先生がかわいすぎる!
小説でここまで可愛さを表現出来るのも素晴らしいと思うほど。
そしてイラストに和まされます。
かわいいだけじゃなくて、話もしっかりしているので良いです。
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「よく育ったものだ。師として嬉しいよ 」
辛辣な美少女仙人と脱力系ニート青年のお話です
中国の唐時代を舞台に話が進みます
旅をしたり病気を治したりする日々の中で
ニート青年の王弁んも成長を描いたり
僕僕先生との心の交流を描いています
途中、人の世のままならなさ、無情さ、天災への恐れなどで
話が重くなってしまいますが
ラストは美しく、やさしさに包まれるように終わります
中のエピソードでもっともだと思えたことがあります
先生は「飢えと病気」から逃れる方法を探しますが
それを失えば人は滅びると諭されるのです
人は何もしなくってもただ漫然と生きることができれば
ゆるゆると死へ向かっていくだけの気がします
死への恐怖と闘うことこそが生きるということではないでしょうか
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主人公・王弁が、僕僕との一線を越えようとするたびにことごとく邪魔が入るのが面白い。ある意味では可哀想ですが、そこが笑える。
「老人だったらどうする?」と僕僕に言われたときが一番哀れでした。
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面白かったです。
王弁、僕僕のやりとりも楽しく、終盤のほんの少し色っぽくなったあたり、心地よい感じで良かったです。
背景の唐時代の話も興味深く、わからないところはネットで調べたりして、勉強になりました。
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読み始めは、ちょっとのったりしてたんですが、
主人公が、僕僕先生に出会ってからは、面白くなりました。
人のいい、お坊ちゃんなニートの青年と、飄々として、掴み所のない、少女の姿の仙人、というのは、
なかなか面白い組み合わせでした。
お話も、結構色んな目に合っているのに、長閑な感じのする、優しいお話です。
まだまだ続きが有るんですが、まだ次の文庫本は出てないんですね、残念。
これから先が気になります。