紙の本
美少女仙人とニート青年の関係に萌える
2009/05/14 15:23
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱせりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
辛口美少女仙人とお坊ちゃまニート青年の珍道中・・・なのですが、私は少女漫画的読み方をしてしまいました。
この世の理からは違うところで生きている仙人と、世間の理とは外れて生きていたいニート。
ある意味お似合いですが、仙骨を持ち長い時を生き修行を積んで「先生」と呼ばれる仙人とまだ世に出てもいない自分が何者かすらわからないニートとは比肩できるべくもなく、当然のように美少女仙人はニート青年を尻に敷きます。
それでも、徐々に恋するようになった美少女仙人のためにそれまで何事にも興味が持てず何者でもなかったニート青年がヘタレながらも奮闘していく・・・なかなか少女漫画的に萌えではありませんか。
美少女仙人は何歳かもわからない老練さで翻弄するかと思えば、見かけどおりの少女らしさで甘えてみたりとまさに自由奔放。
それに振り回されるニート青年が哀れやら可笑しいやらなのですが、二人の仲が進展するようでしないようでする?といったもやもやが、また萌えでキュンキュンしてしまいます。
壮大な中華ファンタジーなのですが、こんな読み方も出来るってことで。
紙の本
面白いです
2015/08/08 22:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
畠中恵さんのシリーズが好きなのですが、そのおすすめで知りました。中国時代劇SFっていうのでしょうか?ほのぼのとしていてとても読みやすいです。まだ続編も出ているので続けて読んでみたいです。
紙の本
再読です
2020/05/26 15:09
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結してから初めての全巻読み返し。
神仙である僕僕先生と特に何も持っていない青年の旅は世界の不思議さと豊かさをたどる道。それが魅力的だった。
ラストは妙な早送りなのが残念だけど。
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内容紹介で「辛辣な美少女仙人」となっていたので結構楽しみにしてたのに。
普通に美少女だった。
あれで「辛辣」は生温い。
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実は買ったときは表紙に惹かれたぐらいであんま期待してなかったです。
気づいたら一気読みしてました。
たまにはファンタジー小説もいいですねえ。
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舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、実は何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。
仙人というのは中国独自の思想なのかな?日本にはないかも。
人でありながら人でなく、神でもないって辺りが不思議。
中国の歴史を知ってる人にはおもしろいかも。知らないと、いろいろややこしくて、イマイチ背景がつかめない。
でも僕僕と王弁のゆっくり進んでいく関係はすごく素敵。
ある意味究極の関係かも。
最後の方は結構展開が早い。
でも変に間延びするよりはすっきりしてていいかも。
物語的には普通だけど、二人の関係がとにかく素敵。
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中国の仙人て主に人型ではない気もしますが、ニート青年が弟子入りした仙人先生は美少女僕女。唐時代の生活や風俗や仙人どうこうというより青年が先生に手を出せるかどうかがキモのような。ラストの豹変ぶりがどうなんだろう。
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まあまあ。
続編読むか微妙。
本の表紙につられて買ったところもある。
美少女仙人とグータラ弟子の旅行記。
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「さっきも思ったんだけどさ」
まるで滑るように地面を行く僕僕は振り返って背中の後ろで手を組み、彼の顔をのぞきこむようにして見上げる。
「キミはそういう顔も出来るんだな。初めて会った時は、本当にだらだらしていて、穏やかではあるがゆるみきっているって感じだったのに」
「べ、別になんにも変わっちゃいませんよ」
この少女仙人と知り合ってまだ一ヶ月ほどしか経っていないというのに、確かに彼も自分がなんか変だと思っている。いつもはどこにいようと気にならない父親を山中まで迎えに行ったり、寝過ごすことはあるものの僕僕を毎日出迎えに行ったり、山の中を叫びながら探したり、そして突然の旅にも二つ返事で行くことを了承したり。
彼は初めて、他人を意識しているとはっきり自覚していた。
「ま、いいけどね。ボクも久しぶりの旅だ。一人も悪くないが道連れがいる旅もたまには良い。まあついてこられたらの話だけどね」
(本文p85-86)
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ジャスト4。
ボストンの家にあったので、NY旅行のお供。
面白いんだけど、中国史の知識が皆無なのでイマイチ楽しみ切れず。
いや、でもいいと思います。あると思います。
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後半の追い上げすごい(笑)
ちっとも登場人物の名前を覚えられない私ですが、それでもこの話が面白いことくらい分かるよ!
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かわいらしい中国系ファンタジー。
読む前のイメージとちょっと違った。
思ったより恋愛部分があったけど、べたべたな感じじゃないのが良かった。
好き嫌いというより互いを想う感じで純粋でおもしろかった。
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図書館。
中国を舞台にしたファンタジー。
なんとなくノリが男の子向けラノベというかギャルゲっぽい?と思いながらも、
ラストはほのぼのとさせられました。
挿絵が良い味出してる。
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かわいい!
美少女仙人とニート青年が旅に出るって、それだけでもポップなのに!
背景がしっかりと作りこまれているから薄っぺらく無くて、説得力がある。
次作も楽しみ!
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僕僕先生が可愛い! 王弁も可愛い! 吉良も全体の雰囲気もイラストも可愛い! ほんわかさせて頂いた一冊でした。感想はそれに尽きます(笑) 二作目、三作目も文庫化を待って読んでみたいです。