投稿元:
レビューを見る
何を信じたらいいかわからなくなります。
でも、考えることは楽しい。
「ココロ」について書かれている最終章がすごく面白かった。
自分が幼いころからずっと考えていた想像は「哲学的ゾンビ」というらしい。
投稿元:
レビューを見る
こないだ読んだ真幸さんの『量子の社会哲学』から社会動態的視点を引いてバカっぽくしたやつ?新しいことは何も書いてなかったわ。
それに自然科学は安易に「簡単に」書くと「間違い」になるからなー。
後半は哲学とか言ってるがただの出来の悪い小説みたいだ。
あくまで哲学「的」なんであって哲学じゃないのね。
投稿元:
レビューを見る
哲学の中の面白いトピックをピックアップして、分かりやすく解説した本。
前半は科学について。
「科学は哲学の上に成り立っている」と科学史的な知識としては知っているものの、実際にはどのような関係があるのか知らない人には最高の著書。
文系の僕にも分かりやすく、世界観に大きく影響を与えてくれる。
後半は主観的な意識や自我について。
自分という存在への確信を揺るがす科学的な事実とともに、「心」とは何か考えさせられる。
人生観を変える名著。これを知らずには死ねない知識や考えの宝庫でした。オススメ。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすく、面白い。分かりにくい内容を伝えるための文章の書き方がとてもうまいと思う。
この世界には知的好奇心を駆り立てる不思議に満ちている、と思わせてくれる一冊。
投稿元:
レビューを見る
ドラえもんのどこでもドアの話が怖かった。
でもよく考えればそうなるわな.....
わかりやすい説明で書かれているので
比較的よみやすかったです
投稿元:
レビューを見る
ヘタレなりにも理系出身なのに、分かってなかったことが多くて目から鱗が落ちまくりだった。この世はなんて不確実な場所なんだろう(笑) 例)自作自演する公理系、数学の不完全性、物理的存在の不確定性、カオスとバタフライエフェクト、境界なき科学と疑似科学、クオリアの起源の問題、分割される意識の問題、自由なき自由意志。これだけ取っても、常識を破壊し、世界の分からなさ加減と面白さを実感するのに十分なチカラがある。一般にはあまり知られていない、散逸構造論やパイロット解釈などのドキッとするような仮説にも触れられる。
投稿元:
レビューを見る
著者のHPの文章がまとまった一冊なよう。大学の図書館で発見。
量子力学や科学史の、「要するにこういうこと」というのがユル~い文章で綴られていて非常に読みやすく、理解しやすい。
理系の私としては科学の部分は既知の事項が多かったものの、堅い説明では理解しがたかったことがスルッと頭に入ってきた、科学って疑いえない事実のようなイメージがあるけれど、こんなに不確かなものだったのね…。
そして哲学的ゾンビやクオリアについては初めて知りました。こちらも謎満載で面白かった。
哲学的な事項の入門書として、読みやすく良いと思います。
投稿元:
レビューを見る
“論理的”ということが如何に論理的でないかを論理的に説明してくれる本です。
そして、数式を全く使わず、専門用語もほとんど使わず(むしろ専門用語を分かりやすく解説してくれている)、哲学や科学、特に量子力学の分野を説明してくれます。
てことで、超レアな★5つが出ました!
いや、正直やられた、と思いました。すなわち、ワシの書きたい本ってこういうものなんですよ。と言っても、科学や哲学の本が書きたいワケじゃないですよ。ワシの半ば死んでる運営7年目の自サイトのサブコピーにもなっている、「むつかしいことを、シンプルに」ってのを、まさに理想的な形で見せつけられた感じです。
構成も上手い。哲学の話をして、科学の話をして、そして量子力学の話になったときに、「あ、あの時解説してた哲学/科学の話はここにつながるんだ」ということが分かる。
著者のWEBSITE( http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html )でも同じ内容が読めますが、この構成の上手さを堪能して理解を深めるためには、これは絶対書籍で読んだほうが良いです。
もちろん、本書を読んでも量子力学や科学(史)、哲学が理解できたことにはなりません。でも、この分野を趣味程度に楽しんでいる人には、「分かった気にさせてくれる」面白い本です。
(2007年読了)
投稿元:
レビューを見る
ホムペの書籍版。
ホムペは予告無く閉じられたりするので、面白いのは買っておかないとね♪
笑いながら読める哲学本ってあんまりないけど、これは面白いですよ。
何故だか(噛み砕いた良い解説だからなんだけど)、腑に落ちること多し。
面白いから、興味があるなら、一読をお勧めする。(*´∇`*)
投稿元:
レビューを見る
大変分かり易いです。まず、分類と順序が良い。専門書と専門辞書を片手に頭を捻るのがナンセンスに思えてくる程、明快。これを導入にすれば理解し得る本も増えるのではないでしょうか。照らし合わせると多少の矛盾点も生じますが、現状の科学を考える上での哲学的観念と論理的解釈の方向性、どちらをとっても非常に有効かと思います。
投稿元:
レビューを見る
入門の入門といった感じの本。ところどころ素人目に見ても怪しいと思わざるを得ない記述があり、あまり信用性は望めないけど、てっとり早く概要を知りたいだけなら最適な本と言えそうです。著者としても『興味を持ってもらえるきっかけ』としての位置付けをしているようなので、その辺りは一貫しています。ひとつひとつの項がとにかく短いので、飽きる前に次に進めるが良いですね。入門書に入る前のステップとして大変有用であろうと思います。
ただ一点気になるのは『例の青いたぬき(ねこ?)』を例題として使用している点。別にそれを使わなくてもいいし、そういう使い方でなくともいい。彼の一ファンとしては、そのような使われ方をされたのは残念に思います。
投稿元:
レビューを見る
誰にでも超おススメ!なんか世の中を見る違った視点を得られるような気がします。シュレーディンガーの波動方程式とかわけわからんものを使わないで、だれにでもわかりやすく量子科学や、あと相対性理論の説明をしてくれます。ものすごい専門家から言うとちょっとこれ違うらしいのですが、”新しい視点を手に入れる”という点で素晴らしいものだと思います!
投稿元:
レビューを見る
小中学生、もしくはまあ高校生くらいまでなら、純粋にもっともっと楽しく読めたんじゃないかな、という読み物。
あの、『空想科学読本』みたいな部分がある。それの、少し哲学寄り。
浅く軽くさらっと、入門って言うほどですらないライトな、読み物。
後半、最終章の話とかが一番哲学的で面白かったかな?
ドラえもんの部分はちょっと「っぽすぎ」で苦笑してしまったけどw
でも全体的に読みやすかった。
小中学生が、そんなにアタマが良くなくても、読むだけでするっと大体のことを飲み込んで、更に興味も持てるのではないか、という意味では、★をもう一つ増やしても良かったかも知れない。
ただこの年で読むと、ちょっと物足りない感じがあった。
楽には読めたんだけども。
投稿元:
レビューを見る
「古来から科学が追い求めてきた『世界のホントウの姿を解き明かす』という探求の旅は、科学史のうえでは、すでに終わっているのである」という記述は衝撃的。
投稿元:
レビューを見る
後半の方がおもしろい。
前半は相対性理論や量子論などがざっくりと説明されている。
後半は「どこでもドア」のように多種の理論を踏まえた上での飲茶ワールドが出てくる。彼の、哲学と科学をSFちっくに解釈する考え方好きだな。文章も好き。