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哲学と科学の流れをひも解く、入門書。親しみやすい文体と、分かりやすい記述で、哲学や科学の難解なテーマを解説してくれます。
哲学とか科学の分野で、名称だけは知っているけど、その中身はちんぷんかんぷんだったら、本書がお薦め。自分の頭で理解し、考えることのスタートラインに立たせてくれる一冊。
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哲学について、非常にわかりやすく、面白く書いてある本。
誰もが聞いたことがあるがよくはわからない科学から、それに結びついた哲学について書いてあり、とてもわかりやすかった。
再度読みたい。
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哲学というと、幼い頃、自分の存在は何なんだろう、自分はなぜ自分なんだろう?と夜深く考え込んでしまい、なかなか眠れなかったことを思い出します。
本書は、科学を通して哲学を考えることができます。
砕けた文体で、分りやすく丁寧に説明されているので、哲学の入門書として最適。個人的には量子力学の話が面白かったです!
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「哲学的な何か、あと科学とか」飲茶
哲学入門書。特になし。
同名のWebサイトの書籍版。哲学的ゾンビとか調べていて見つけたサイトで、なかなかライトで面白かったので本も買いました。
量子力学の解釈問題に結構紙幅を割いているので、その辺好きな人にもイイと思います。ウィグナーの友人は取り上げてなかったです。
フラーレンでも二重スリット実験で干渉縞が出たんですねー。知らなかった。
ブルーバックスよりも読みやすい、哲学(考えること)への入門書だと思います。
散逸構造論についてはもっと知りたいな。(4)
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悪意あるドラえもんワロタ
それはともかく、本書は哲学の中でも認識論と呼ばれるところとか論理学の範囲だとか、あるいは科学哲学に力点を置いて、それを平易に解説したものだ。哲学のなかでもこのへんはあまり触れて来なかった身としては、こういう本はありがたい。
特に量子力学の発想とか、今までちらほら聞いてなんとなくわかっていたような素振りをしていたものが、もう少し高いレベルでなんとなくわかったことが個人的に大きい。ウィーン学団あらため論理実証主義による理論の虐殺がもたらしたものが功利主義なのだとする論旨も的を射ているように思うし、それはいわゆる科学の外でも起こっていることなのだ。
人に勧められて読む本はいつもの自分の読む本ではないので、新鮮な着想を多く得ることが出来るということは、今回の良い教訓となった。
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初心者にもわかりやすい。悪なドラちゃん登場して結構面白かった。どこでもドアから誰が出てくるのか?哲学にハマりそう。
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幅広い範囲を初心者にもできるだけわかりやすいように解説してあり、
読んでいて言っていることの形がイメージしやすいのが特徴的だった。
普通の哲学書だと概念だけで、読んだ後「で、つまり?」ってなるのが、
この本だと具体的な例などで「あ~そういうことか」と理解できて心地良い。
参考書などでもそうですが、読んだ後に充実感が味わえる本というのは良本なんだと思います。
もう6年も前の本なのに人気があり続けているのがスゴいですね~
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最初に呼んだ科学関係の本、シュレティンガーの猫もこれで知った。
今読んでも量子力学関係はさっぱりわからないが、
科学関係のところは多少知識がついてきたので読めるようになっていた。
科学とか哲学とかなんか面白そうって人と、
ちょっとわかってきたって人におすすめ。
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「物理学を突き詰めると哲学になってしまう」というのを昔聞いたことがあるが、その理由がよくわかる。現代にはどんな哲学的トピックスがあるのか、どのように自然科学とリンクしているのか入門には最適ではないでしょうか。
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哲学・科学に興味がある初心者の方におすすめ。
かくいう私も哲学の知識は浅いが、
難しい言葉も少なく楽しく読めた。
知識(持っていても全く意味のない知識w)が
確かに一つずつ入ってくる楽しさよ!
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哲学入門としてお勧めされ読んでみました。
ドラえもんが出てきて読みやすかったです。哲学的な考えに初めて触れたと思います。実験や法則で立証された科学の方がわかりやすいです。。。
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はい来ました
個人的大ヒットです
難しい言葉を一切使わずに
「シュレディンガーの猫」
「クオリア」
「平行世界」
など様々な『哲学』の概念から
「どこでもドアから出てきた『自分』は元のままの『自分』か?」
「脳を半分に割ってなおかつ生きているとしたら『この私』の意識はどこ?」
など想像力を掻き立てられる話題まで
もうときめきますわ
一番気に入ったのは
物質ってなに?の項ですね
この世界スゲェ
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■概要
・「私」のような「ココロ」を持っているのは実は「私」だけで、他人は全部作り物(哲学的ゾンビ)じゃないのか?
・「私」が目で見る「赤」の色の質感(クオリア)は、他の人が見ている「赤」と本当に一緒なのか?
等の、人の「ココロ」に関する哲学や、量子力学・相対性理論などの科学を、難しい言葉を使わず初心者向けに説明した本。
■感想
・難しくて敷居の高い哲学・科学理論が、シンプルでとっつき易い事例(思考実験)と平易な(若干ふざけた)文章で分かりやすく書かれており、自分のような概要を知りたい初心者向けには良く出来た本だと思う。
・哲学や量子力学の解決していない問題は、一般人が考えても仕方の無いことだし、日常生活には多分役に立たない。でも、教養を増やすことは世界や人間の面白さを知ることであり、自分にとってはそれを知りたいという気持ち(好奇心)があることが、人が生きている意味のような気がしている。
・ドラえもんのどこでもドアの思考実験が、かなりホラー的。
「どこでもドアが発明されたとして、その仕組みが、入口から入った時に肉体を破壊されて、出口で分子再構成されて肉体が作られる(肉体は別だが意識は継続される)、というものだったとしたら、ドアから入った人と出てきた人は同一人物と言っていいのか?入口から入った人を殺したことにならないのか?」
単なる思考実験・空想とバカにしてはいけないと思う。科学の発達により、道徳観・倫理観が変わるという事例は過去何度も起こった話だから。
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この本やばい!
おもしろすぎ!!
本来、難解なはずである哲学的な話題を
すごいわかりやすい文体で書いてある。
きっと書かれていることは哲学の表面的な部分だけなのだろうけど、
それでもこれを読むことによっていろいろと思考することができる。
もっと知りたければより詳しい本を読めばいい。
哲学の入門書はたくさんあるけど、
たぶんこの本を読むのが一番哲学に対する興味が深まると思う。
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多世界解釈などの話をかなりわかりやすく一般向けに書いてあるのが良かったです。高校生なんかが読むと非常に効果大なのではと思います。