投稿元:
レビューを見る
遠藤慶太は29歳。大航ツーリスト本社から成田空港所に「飛ばされて」きた。返り咲きを誓う遠藤だったが―パスポートの不所持、予約消滅といった旅客のトラブル解決に奮闘するうちに空港勤務のエキスパート「あぽやん」へと成長してゆく、個性豊かな同僚たちと仕事への情熱を爽やかに描いた空港物語。
投稿元:
レビューを見る
解説に、筆者にはめずらしい作風とあるのだが...
ドタバタっぷりにすっかりハマってしまった。
開運橋とかメチャクチャ懐かしいし(笑)
最初から最後まで楽しく読める一冊です。
オススメ♪
投稿元:
レビューを見る
空港のツアー客用カウンターを舞台としたお仕事小説。現場目線で、主人公の恋路も織り交ぜられていて、連作短編形式なので、空いた時間に読みやすい。テレビドラマ向きとも思った。
業界独特の略語がたくさんでてきて、関係者じゃないと想像しにくい場面もあったが、おおむね理解できた。旅行で普段何気なく通過している空港では、こんなにいろいろと気苦労があるのかと思った。
投稿元:
レビューを見る
空港で起こる様々なトラブルを解決しながら、だんだん仕事が好きになったり、仲間との絆を深めたりというさまが爽快なお仕事小説。自分も仕事頑張ろうかなと、ちょっと思えてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
成田空港で起こるお客様をめぐるあらゆるトラブルに対処する「あぽやん」の奮闘記という感じ
今の仕事に似ているところがあり、なんとなく共感できるところも。
社会人になって4、5年目くらいに感じるリアルな悩みとか‥正直これを読むにもちょっと年をとりすぎたかも知れない。
投稿元:
レビューを見る
2011年の本、52冊目。
面白かったー!
良い人から薦められる本は、やはり良いものですね。
29~30歳になるところのサラリーマン。
仕事にはりきり、失望し、悩み、張り切り。
ちょっとしたロマンスもあったりなかったり。
職場は女の園で、男の先輩は皆、ヒトクセある人ばかり。
ってなんか、共感できることがあるのが良い。
(ただし、3行目を除く)
あとがきにもあるけど、ドラマにしたら面白そうだなー。
遠藤は…、嵐の大野くんとか、電車男の伊藤くんとか?
あとのキャストは、最近の芸能人に疎いので思いつかないけど笑
そして、所長が渋すぎる!
「生意気言うな。こっちはお前さんがまだ童貞のガキのころから働いているんだ」
セリフだけなら、はてしなく陳腐だけど、
言う状況と、積んできた職歴を踏まえると、
おそろしいほどかっこよくなるから不思議。
おそろしすぎて、自分がそうなりたいとは全く思わないんだけどさ。笑
投稿元:
レビューを見る
こういう本が読みたかった!東野さん系のサスペンスばっか読んでふと飽きた時に読みました。ライトなのに軽快でおもしろい本ってありそでない。あぽやん。初めて知った言葉。世の中には色んな仕事があるんやなぁ。こうやって皆、大変で辞めてやる!って愚痴をこぼしながらプロとして成長していくのだ。と思えた一冊。
あぽやんて何?から始まって
読んでいくにつれて主人公を応援し、
最後にはあぽやんが大好きになりました。
投稿元:
レビューを見る
疾走感が気持ちいい。
理不尽なことがあっても、仕事って楽しいって思えたほうがやっぱ楽しい。
そのためには、情熱と勢いと、一緒に働いていて尊敬できる人たちと。
仕事って戦い。
ですよね~
そして、一生懸命やっていれば、いずれは自分に戻ってくる。
投稿元:
レビューを見る
空港はちょっと特別な場所。しかしそこで働いてる人たちには、職場であり、日常の出来事やルーティンが日々続いていく…。最近は旅に出なくても、ちょっと飛行機を見に行ったり、ご当地お土産を探しに行ったり、伊丹や関空に行くこともありますが、やはり出発する時とは気持ちが全く違うもの。家を出る前から、パスポートは持ったかな、航空券は?などと色々な不安を抱えつつ、空港へ向かう。向かう道中もまた楽し。そしていよいよチェックインなのだが、まだ少し緊張してしまう。この作品では、旅行者の立場でも楽しめるし、また職場である空港の知られざる一場面も見ることができて新鮮。また何とも不器用だけど、マイペースに働く遠藤君が最高に魅力的なキャラクター。これからシャツをズボンの裾からはみ出してあたふたしてる人を見かけたら、ちょっと気になってしまいそう。今後、どんな人と出会うのか、遠藤君の恋の行く末が気になります。
投稿元:
レビューを見る
『あぽやん』とは旅行代理店の空港勤務者のことだそうです。
主人公が空港内で起こる様々なトラブル、お客様との出会い、社内でのいざこざや恋、を経て『あぽやん』として成長してく姿を描いています。
フィクションではありますが、実際にこんな客いそうだなぁ、とか使えない本社社員にイラっとしながらも楽しく読み進める事ができました。
投稿元:
レビューを見る
空港に勤務する旅行会社社員の奮闘ぶりを描いた連作集。興味を惹くタイトル、業界独特の隠語や裏話的なエピソード、そしてテンポの良い文章が読む者を飽きさせない。本題ではないが、決して好待遇とはいえない中にありながら懸命に働く女性の考え方に触れた場面に首肯させられた。
投稿元:
レビューを見る
私は空港が好きです。
空港はわくわくする場所。
旅行会社の空港出張所で働くサラリーマンのお話。
旅行業界、空港の裏話が色々載っていておもしろかった。
主人公とは同世代なので、共感できる部分がたくさんあった。
文章も読みやすいし、おもしろかったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
旅行代理店の空港事務所に勤務する「あぽやん」である主人公の奮闘記。
お仕事小説。
飛行機が好きで、飛行機のための施設である空港も好きです。
なんか、非日常的な雰囲気がなんとも。
好きなジャンルのお話であることに加え、書き手の力量も申し分なし!
あくまで等身大な主人公も好ましいし、まわりの登場人物たちの人物造形も良くできています。
あと、幾分頼りない主人公を支える部下の女性陣の結束力(を示す場面)が良い!
投稿元:
レビューを見る
空港が舞台のお仕事小説。
サービス業&シフト勤務に共感できる場面も。
当たり前だけど、『書店ガール』(PHP文庫)業界話の方が話がわかるけどね。。最後は綺麗にまとまりすぎな気がしたけど…
当たり前なのかもだけど。
温度はちがっても、正社員でも契約社員でも。
「このままでいいのか…」って焦りとか悩みとか不安とか。年齢的にもあるのかもな。。
アラサーは色々あるなぁf(^_^;
投稿元:
レビューを見る
航空会社系列の旅行会社の成田空港所で働く若い主人公が、様々なトラブルを解決していく中で、空港勤務のエキスパート「あぽやん」へと成長していく物語。空港や旅行会社の内情がわかる。